二〇二〇年五月  デンタ日記
 



 
 
五月三十一日 RMC Tokina 35-105mm f3.5-4.3  。
 今日のレンズは、トキナーの RMC Tokina 35-105mm f3.5-4.3 シリアルNo, 8008414 です。(左側左列上段写真)
 2019年の6月にヤフオクで数本まとめて落札したジャンクレンズのなかの1本です。最前と最後のレンズともに少し汚れあり、内部のレンズは少しくもってます。CanonFDマウント仕様です。清掃すればこのまま使えそうな雰囲気でしたが、絞り羽が全く動かない。フィルター枠に傷と変形があるので落下して故障した可能性があります。そんなわけで取得時の評価は400円でした。(左側左列上段写真)
 昨日のレンズと同様に絞り羽動かない不具合が解消されればもっと高い評価になるかなと思い修理に着手しました。まずはレンズ構成図をネット上で探してダウンロードします。(左側中列上段写真)
 キャノンのFDマウントは機構が複雑です。めんどうですが絞りに関わるところをチェックしながら分解しなければなりません。開けてみると、絞りリングと絞り羽を連動するカムが外れてました。なんかの衝撃で外れたものと思われます。部品の損傷はないのでハズレを戻せば機能復旧します。(左側左列二段目写真)
 なぜかヘリコイドに大量のグリスがついてます。この大量のグリスには意図があるのかね。必要無いんじゃないのと思われる量です。組み立てた人は未熟なアルバイトか。マニュアルどうりに作業しないか、作業途中にチェックはないのか。いろいろ疑問がわきます。高温のところに放置するとこのグリスが一部蒸発してレンズ面にうっすら付着しレンズの曇りが生じたりするようです。レンズ面のきれいだけど曇ってるような感じはこのグリス蒸気のふちゃくと思われます。
 全部で16枚のレンズ構成ですが、そのうち3箇所が貼り合わせレンズです。貼り合わせレンズは、屈折率の異なる2枚のレンズが樹脂で接着され合体した構造です。側面に継ぎ目が確認できます。(左側中列二段目左側写真) 貼り合わせレンズは継ぎ目の樹脂が経年変化で変性して曇ってしまうことがありますが、このレンズに関してはいまのところ変化ないですね。(左側中列二段目右側写真)
 一度レンズを全部抜いてガラス面を無水アルコールで清掃しました。拭けば当然ガラス面のコーテングに微細な拭き傷を付けたりしますが油膜がついてるよりマシな状態になります。(左側左列五段六段目写真) また、バラせば再組み立ての際に極少のゴミが内部に取り残されたりします。が、このゴミ見えれば気になりますが、撮影に大きく影響するゴミを取り残すことはありません。
 ついにレンズの最深部に到達。(左側左列三段四段目写真)筒内を清掃しゴミを取り除きます。ガムテープの粘着面でとるのが効果的です。余分なグリスも拭き取りました。清掃済のレンズを元どおりに組み上げていきます。絞り羽が稼働することを確認して修理完了です。(左側中列三段目写真) 照明器具の反射像の重なりで多数のレンズで構成されてることがわかります。

 このレンズをソニーのデジカメに装着して試し撮りした。35-105mmのズームで接近撮影機能がある。1メートルぐらいで撮影できる。広角側では周辺光量低下が目立つ。無限遠でピントあまい。

 高解像度の画像をフリッカーにあげました。ひまつぶしにみてくださいね。

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五月三十日 SIGMA STANDARD ZOOM 35-70mm f2.8-4 MULTI-COATED 。
  今日のレンズは、2018年の9月10日にヤフオクで落札したジャンクなレンズ20本の中の1本です。交換レンズメーカーのSIGMAのSTANDARD ZOOM 35-70mm f2.8-4 MULTI-COATED シリアルNo,707156 です。外観はそこそこ良くレンズのガラス面にカビはなくゴミの混入も少なくすぐ使えそうな状態でしたが、絞りが動きませんでした。ペンタックスKマウント仕様です。取得時の評価は275円です。
 絞りがうまく動くようになれば、275円以上の評価になると思い修理に着手しました。分解する前にネット上で参考資料を集めるんです。レンズ構成図とか、分解手順とかです。レンズを作ったメーカーの記事だったり、古い壊れたレンズを修理してうまく使えるようになったぞという先人のブログとか、たいがいのレンズには、ありがたい記事が転がっていてとても参考になるのです。が、このレンズに関しては1982年ごろの製品、レンズ構成8群8枚、絞り羽根枚数6、最短撮影距離0.5mぐらいのデータしかありませんでした。
 絞りが全く動かないので絞りの修理ですからとりあえずは絞り羽に到達しないと修理できません。レンズをはずしてみると絞りの前と後ろのパートでひとかたまりになって外れました。このレンズはガラス面に汚れカビないのでレンズのかたまりはバラす必要がありません。そのまま置いといて、さっそく絞りの修理です。スプリングの破断、カムの損傷、バーの曲がり、などなど想定してたのですが、なんとヘリコイドグリスが流れ出し絞り羽にまとわりついて動かくなってただけです。アルコールで溶かして除去して終わりです。 絞り羽根が稼働することを確認しながらレンズのガラス面を清掃しながら再組み立てして修理完了です。
 このレンズをソニーのデジカメに装着して散歩にでかけました。フィールドテストです。けっこう明るいズームレンズで35-70mmも使い勝手の良さそうな範囲です。望遠側で開放では、良いボケが出ます。バブルボケですかね。が、絞ると周辺光量の低下がめだちます。ピントが甘い。無限遠でピント合ってるのかちょっとだけアンダーなのかわかりません。近距離のピントも今ひとつです。ピントにキレがないと気持ちよく使えないな。このピントが甘いのはこのレンズの能力限界なのか、それとも組立時にネジの回しが足りなくてレンズの位置がずれてるのか。そのうち再度確かめよう。

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五月二十九日 Nikon NIKKOR-Q Auto 135mm f2.8 。
   きょうのレンズは、ニコンの中望遠レンズ Nikon NIKKOR-Q Auto 135mm f2.8 シリアルNo, 303156 です。 昨年7月9日にヤフオクで落札した「ジャンクレンズ9本まとめて」商品のなかの1本です。(左側左列上段写真) 9本で18740円(送料込み)で取得しましたから1本あたり平均2083円ですが、このレンズの取得時の評価額は1100円です。
 古いNIKONのレンズで昨日の200mmと外観が似てますから内部構造も似てるんじゃないかと思い汚れ箇所にアプローチしやすいかと今日の1本に選びました。構造図をダウンロードしてみました。(左側右列上段写真) 135mmの単焦点で4群4枚のレンズ構成です。 絞り羽は7枚 最短撮影距離1.5mです。最大径×長さ72.55 x 104mm 重量620g フード内蔵式のレンズです。135mmの交換レンズとしてはすごく太くてすごく重いという印象ですね。これもジャンクなレンズで第一レンズのガラス面に多数の小傷あります。カビの発生は絞りの前後に位置するガラス面に特に多数あります。外観も錆やキズや汚れが目立ちますが、明るい135mmで美しいボケが出るという噂があるので取得時評価は1100円になったわけです。(左側左列上段、二段目写真)
 ニコンの200mmを整備したときと同様にステップごとに写真を撮って元の状態を記録します。ネジを外していくとあっさり三つのパートに別れました。レンズと絞り機構を含むパート、ヘリコイドとマウントを含むパート、先端のフードのパートです。(左側左列三段目写真) さらに分解して汚れの酷い絞り羽前後のレンズ面に到達しました。第1から第3のレンズはひとかたまりです。第一レンズの表面は小傷だらけです。第3レンズの絞り側にはカビの発生が多数あります。無水アルコールで拭きました。第4レンズは第3レンズと同程度カビが発生してました。第4レンズの清掃前(左側左列五段目写真)と清掃後(左側左列六段目写真)を比べてみました。目視ではすごくきれいになった。でも拡大してみるとカビ跡が残るのでコーテングのダメージはいっぱいあるんだろうね。私の使用環境では影響は極少であると思います。
 ここまではすんなり作業が進みました。 そこそこきれいになったと思います。清掃しながら混入したゴミホコリをブロアで除去しながら再組み立てします。
 ニコン→EOSマウントアダプタとEOS→SONYマウントアダプタの二つを介してソニーのデジカメに装着しました。ずんぐりむっくり先太りのデザインはなかなかかっこいい。手元にある135mmのレンズでこんな太いのはありません。ピントリングの径が大きいので使い勝手が良いかもしれません。この太さが構造上どうしても必要なものなのか、ピントリングの径を大きくするための意図なのかわかりません。私が分解した印象では、後者のような気がしますが、使い込むうちに設計者の意図がわかるでしょう。
  午後からこのレンズをもってフィールドテストです。写真を撮りながら洞峰公園を散歩しました。開放で撮ると丸い綺麗なボケがでますね。一つ絞るとボケに角が出てきます。ボケはいい感じなんだけど135mmにしては重い重い。重量620gはおもいな。3キロぐらい歩いたかな。
 白黒フィルム時代の古いレンズですが、毎日、一本づつ蘇って現役復帰前線投入されてます。


 
五月二十八日 Nikon NIKKOR-Q Auto 200mm f4 。
 きょうのレンズは、ニコンの望遠レンズです。Nikon NIKKOR-Q Auto 200mm f4 リアルNo, 284661 昨年5月25日にヤフオクで落札した「ジャンクレンズまとめて」商品のなかの1本です。(左側左列上段写真) まさしくジャンクなレンズでカビの発生はないもののなかをのぞくとゴミ侵入多数ありレンズ面に付着してます。おまけに絞り羽が脱離してレンズ内に宙ぶらりんです。(左側左列二段目写真) そんなわけで取得時の評価額は100円です。すでに程度の良い同型品が1本ありましたのでこのレンズの整備は先送りになってました。先日、ニコンの広角レンズを整備したさいにしっかりした作りに感心してやっぱりニコンなのかとブランドは名ばかりでは無いと確信しました。そこでもぉう一本ニコンをいじってみたくなったわけです。
 さて、絞り羽をなおすには現場に到達しなければなりません。ステップごとに写真を撮って元の状態を記録します。(左側左列三段目写真) 再組み立てのときにすごく参考になります。写真を撮る手間以上に作業時間を短縮できます。先のニコンの広角レンズでは再組み立て時にレンズの向きを「逆さ」にしてしまった失敗があったので、今日は先回りしてこのレンズ構成図をダウンロードしました。(左側右列上段写真)
 小ネジを緩め筒を回し更に小ねじを緩めを繰り返し大まかに三つの構成部分に分解しました。初めて分解するレンズは、知恵の環的パズルを解くようなものです。(左側左列四段写真) ここまではすんなり作業が進みましたが、絞り構造が収まってるところに到達できません。ネジが緩まない。何らかの材料で接着されていると思われます。そこで、ガスレンジの炎にかざしてネジ部分を加熱した。やったぜ、知恵の環が解けました。いや、溶けたのかな。問題の「絞り羽」に到達。(左側左列五段写真) 脱落してた二枚の絞り羽を戻して再配列動作確認シました。(左側左列六段目写真) 後は、レンズのガラス面を清掃し鏡胴内を清掃しながら再組み立てして整備終わりです。マウントアダプタを介してソニーのデジカメに装着してみた。(左側左列七、八段目写真)
 午後からこのレンズをもってフィールドテストです。写真を撮りながら散歩して食料品を買って帰った。7キロぐらい歩いたかな。
 白黒フィルム時代の古いレンズですが、内部もきれいになりレンズ面にもカビ跡はなくまったく綺麗な交換レンズになりました。そこそこ使えます。これだけの画像が得られれば評価額は4000円ぐらいでもいいかな。(左側右列下段写真)


五月二十七日 無限遠チェック  。
 昨夜、清掃した Nikon NIKKOR 28mm 1:2.8 をNIKON→EFマウントアダプターとEF→EF-Mマウントアダプターの2つを介してCanon EOS M3に装着してみた。(左側左列上段写真) そして、無限遠チェックをしてみる。無限遠チェックとは撮影レンズに無限に遠いところから来る光がちゃんとフィルム面あるいはセンサー面に結像するかチェックすることである。
 なんてこったい。うまく結像しません。(左側右列上段写真) 昨夜レンズを再組み立てするときにどっかでしくじりましたな。レンズの向きを間違いました。ウェッブ上にあったこのレンズの構成図をダウンロードします。(左側左列二段目写真) 8群8枚の構成ですが、第一レンズから第3レンズまでは接着されて一体化してるので間違わないです。(左側中列上段写真) 同様に第4第5レンズも一体化してます。後方の3枚のレンズがバラけてますからこのうちのどれかです。第7第8は凸レンズで特徴的な形なので間違わないです。よって第6の凹レンズの向きを前後逆に組み込んだと思います。一度ばらして再度チェックしながら組み立てました。そして、無限遠チェックで正常な結像がえられました。(左側右列二段目写真)
 午後から、このニコンをもって散歩にでかけました。フィールドテストです。M3につけると焦点距離42mm相当の交換レンズの画角です。おまけに寄れます。最短撮影距離20cm以下です。使いやすそうです。レストランやカフェーでテーブル上に並んだものを撮るのにも適しています。

 高解像度の画像をフリッカーにあげました。ひまつぶしにみてくださいね。

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五月二十六日 第五十七夜 寄れる力 Nikon NIKKOR 28mm 1:2.8  。
 庭の薔薇にいっぱい花が咲いている。アブラムシが大量に発生シている。蕾がついてる枝や花が咲いてる茎は柔らかいのだろう。アブラムシが好んでたかる場所だ。薔薇の花を切り取ってそのまま部屋に飾ると大量のアブラムシもいっしょに持ち込むことになる。そこで、考えた。バケツにいっぱいの界面活性剤溶液(てっとりばやく食器洗い洗剤を少量溶いた水)を作っておく。切り花をこのバケツに没して1分間放置後に別のバケツで水洗して界面活性剤を洗い流す。手に持ってぶん回して脱水する。これでおおかたのアブラムシは除去できる。
 部屋にいっぱい薔薇の切り花を飾ってみた。空き瓶と木片と廃棄される交換レンズの鉄製の部品でミニ花瓶を作ってみた。(右側写真)

 さて、今日のレンズは、ニコンです。昨年、7月9日にヤフオクで落札したジャンクレンズ9本のなかの1本です。ピントリングが動きません。レンズ内部にカビが大量に付着シてるのでこれまで放置されてました。詳細不明でしたが、外観に一致する物をグーグルの画像検索でさぐってみると、どうやら AI Nikkor 28mm f/2.8S のようです。ニコンは、「寄れる力 AI Nikkor 28mm f/2.8s」 として1981年に発売したレンズのようです。詳しくはニコンのウェッブで、
 ニコン>ニッコール千夜一夜物語>第五十七夜 AI Nikkor 28mm f/2.8S

 レンズの銘板には Nikon NIKKOR 28mm 1:2.8 とあるだけです。シリアルナンバーは639790ですね。取得時、中のレンズガラス面や側壁にカビ多量に発生してるしごみ混入もあります。ガラス面に小キズ拭き傷あります。(左側左列上段と二段写真)、おまけに外観きたないしピント調整のヘリコイドが不良でピントリングが回りません。そんなんですから評価は700円です。つまり9本まとめて落札した合計額18740円を按分してこのレンズの取得費用を700円としたわけです。最近、調べてみると最短撮影距離20cmの広角レンズということで人気があり良好なものは40000円ぐらいが相場らしいです。「ニッコール鮮や一夜物語 第五十七夜 寄れる力 AI Nikkor 28mm f/2.8S」を読んだらますます使ってみたくなり、今夜分解するに至ったわけです。
 このレンズは8群8枚のレンズ構成で、第一レンズに凸レンズを配置したレトロフォーカスタイプのレンズで全体を繰り出ししつつ、第四レンズと第五レンズの間の空気間隔を変化させて近距離での収差変動を補正する「近距離補正方式」のフォーカス機構によって20cmの最短撮影距離を実現しているらしいんです。フォーカス機構が複雑なのか。ヘリコイド回らなくなっちゃってるので、ここを分解しないわけに行かないでしょうが、。
 あちこちのネジに無水アルコールを染み込ませ緩めます。最深部のレンズセットに到達しました。ヘリコイドグリスが溶け出してあちこちベタベタでレンズのガラス面はカビだらけです。(左側左列三段写真) 前方のレンズ群内には一っ箇所目立つカビがありますがレンズの周辺部なのでそのままにしました。いや前方レンズ群は接着されて分解できないのでカビ付着面にアプローチできなかったのが本当です。後方のレンズ群にも少しカビが発生していました。目立つカビはとりましたがカビ跡を完全に除去できませんでした。(左側左列四段写真) 中間部のレンズ、絞りの前後のレンズ面がもっとも多くカビが発生してました。(左側左列三段写真)
 微小なキズは取りされませんしよく清掃してもカビがはびこっていた痕跡は完全に除去できません。ちょっと見た目には「綺麗」に見えるところまで清掃して終わりにシます。作業前後を比較した写真です。(左側右列上段二段写真が清掃後) 再組み立てして今日の作業は終わりです。あした、「寄れる力」を試してみよう。


五月二十五日 まかない  。
  あさごはんは、葱とトマトの目玉焼き、焼き豆腐、レタスのざっくりサラダ、カフェオレです。
 ひるごはんは天ぷらごはんです。
 

五月二十四日 四十九日法要  。
 義母の四十九日法要に参列した。


五月二十三日 Canon ZOOM LENS FD 35-105mm 1:3.5  。
  二一日に整備した Canon ZOOM LENS FD 35-105mm 1:3.5 だが、取得時は、マウントロックボタンが動作せずロックがかからない状態だった。転売予定 だったが、修理というかスプリングの向きを入れ替えたら復旧した。最前のレンズガラス面に大きい傷があるのがきになるが、とりあえず使ってみることにした。
 八坂公園にてフィールドテストする。今日撮影した画像では、レンズの傷は気になりません。しっとりした感じの画像が撮れた。このしっとり感は天気のせい、それともこのレンズの特性なのか。いいね。傷物なのに、不具合あるのに、いい画像が撮れる。ひょっとして正常なものよりおもしろいいい画像が撮れるかも。
 高解像度の写真をフリッカーにあげてありますので暇つぶしにごらんください。
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 ひるごはんは、たまご焼きそばでした。(右側写真)
 ばんごはんは、かあちゃんが蕎麦をうちました。揚げ野菜を添えて。



五月二十二日 ひるごはん   。
 ひるごはんは、カレーライスとホットドッグです。

五月二十一日 傷のある Canon ZOOM LENS FD 35-105mm 1:3.5  。
 昨年7月10日にヤフオクで取得費用約200円で手に入れたズームレンズです。私はジャンク品(故障したり傷があったり正常に動作しないもの)を数点まとめたオークション商品をヤフオクで落札する。着荷してこれを検品しながら取得費用を算出する。このキャノンのズームレンズは十数本まとめた商品の中の一本だが、取得時分解痕跡あり、マウントロックボタンが動かずロックが効かない。(左側左列上段写真内黄色丸) レンズ前面にかなり大きい傷がある。(左側左列下段写真内黄色丸) この状態で評価がとても低い。落札金額22500円と送料1630円の合計24130円をこのオークション商品に含まれた十数点のそれぞれの評価に割り振ってこのズームレンズの取得費用は200円と算定されたわけだ。
 マウント分解してみるとボタンを押すスプリングの向きが逆に組んであり戻り力がかからなかったのでロック効かなかったようだ。修正して再組み立てる。ロックされるようになった。レンズ面の大きなキズはいまのところ修復する手段はない。内部はきれいなのでこのまま使ってみる。
 レンズ収集をはじめたころは、よりきれいな撮影iレンズ個体に注目していて少し汚れてたり打ち傷があるような個体は後回しになっていた。このレンズのようにガラス面に傷があったりするものは、もう捨てちゃおうと思ったりもした。が、いまは、修復してとりあえず写真が撮れれば使ってみようと思ってる。少々傷物でもその傷を負ったがゆえに得られる画像があるのではないかと思うようになった。傷や障害があることが個性となって正常なレンズと違った個性ある独特な画像が得られるかもしれないからである。
 さて、このレンズをテストしてみた。「空き瓶にバジル」を撮ってみた。なんら問題なく撮影できるな。でも、逆光では傷の影響出るよね。
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ばんごはんは、刺し身盛り合わせでした。義父といっしょに食べた。



五月二十日 まかない 。
 あさごはんは、目玉焼きもやし炒めです。
 ばんごはんは、サラダとカレーです。カレー、じゃがいもの代わりにりんごを入れた。水の代わりに赤ワインを使ってみた。かあちゃんの実家で義父といっしょに食べた。



五月十九日 ルビース B 。
 朝から雨が降ってる。火曜日だから、燃えるゴミをださなくちゃ。
かあちゃんが使っていた電気オーブンを分解掃除した。修復はできないんだけど何十年も使ってたやつなので捨てられない。整備してなんかに使いたい。
 
 昨日入荷した1台は、ルビース「B}である。左側右列写真の1932年6月の朝日カメラの芙蓉堂の広告の画像で確認した。
 ルビースは、写真乾板使用のハンドカメラで1929年発売される。商社である芙蓉堂により製造される。アミーボ社製やマイヤー社製レンズ及びバリオ社製やコンパー社製のシャッターを輸入し国内でボディーを作らせ取り付けたものであった。
 名前が珍しくルビーの複数名。単数名の「Ruby」は 英国の Thonton-Pickard 社の大型カメラの名にあり、そのため複数名になっている。その後改良されて1930年にルビースB、ルビースCが発売されている。
 取得したのはレビースB、マイヤー社製レンズMeyer Anastigmat 10.5cm/6.3、バリオ社製シャッターのVario(T、B、25、50、100)付きのモデルで、全金属製の本体、ダブルエクステンションベローズ、丸みを帯びたブリリアントファインダー、ワイヤーフレームファインダーがある。画面は、6.5cm×9cm(大陸名刺判) スライドレール幅:75mm右側にフォーカシングホイール(小さなネジ)がある。
 広告によると、カメラには3つのプレートホルダーと1つのフィルムパックホルダーが付属していて32円で同社の工場で作られたと書かれている。これは、芙蓉堂が独自のカメラボデー工場を持っていたのか、カメラボデー制作店に依頼したかは不明です。
 さてこの1930年ごろのマイヤー社製のレンズをデジカメで使ってみよう。

 ひるごはんは焼きそばでした。
 ばんごはんは、でっかいアジフライです。義父といっしょに食べた。


 
五月十八日 身近なレジャー  。
 5月のいい天気の日にどっかに行きたいのはやまやまだが、コロナウイルス感染予防に外出を自粛してる。ついつい、ウェッブをのぞいてシまう。写真共有サイトのフリッカーとかヤフオクとかをちょっとのぞくとつぎからつぎにサーフィンしてしまう。いまのところネットサーフィンが身近なレジャーか。
 ヤフオクで化石的カメラや写真撮影レンズを落札して集めている。取得した古い蛇腹式カメラからレンズを外して高性能デジカメで交換レンズとして使えるように改造したりする。古いフィルム式一眼レフの交換レンズを整備してデジカメで使えるようにする。そんなことをして楽しんでいるのだが、だいぶ、未整理未整備のものが溜まってきて在庫管理が大変だ。だから、ヤフオクでも落札を自粛してる。ヤフオクで競り落とすのは身近なレジャーなんだが、だいぶ在庫が溜まってきたので落札を自粛してるのだ。
 でも、化石的カメラを8台落札してしまった。これぐらいじゃ競り落とせないだろうと定額で入札してたんだけど落札しちゃったんだな。商品を受け取った。検品してナンバリングをする。入荷してリストアップしとかないと忘れてまた同じものを落札したりしちゃうからな。
 落札したのは、左側写真の6台です。スプリングカメラのBALDAX(左列上段写真)、ルビース(左から2列目上段写真)、Arco35(左列下段写真)、レンジファインダーカメラのMAMIYA 35(左から2列目下段写真)、Minolta A-2(左から3列目写真)、FUJICA 35-EE(左から4列目写真)、さらに2台あったんだが、こちらはおもちゃのような、いやおもちゃのカメラだったので数に入れない。つまり管理番号が付与されない。

 あさごはんは、餃子と野菜のスープでした。
ばんごはんは、野菜たっぷり焼きそばでした。野菜は麺と同僚



五月十七日  ばらがさいた 。
 あさごはんは、目玉焼きプレートです。グリル野菜、もやし炒め、フリルレタスなど。
 ひるごはんは、むすこがナポリタンを作った。
 薔薇が一気にさいたね。

 
五月十六日 あめふり 。
 今日のレンズはSIGMA MINI-WIDE Ⅱ 1:2.8 f=28mm MULTI-COATED シリアルNo, 008768 です。昨年7月にヤフオクで落札しました。取得費用は6000円です。私としては一桁多い価格です。レンズ専門メーカーの SIGMA の単焦点広角レンズです。マクロ機能もついているらしく距離メモリは0.22(m)まで表示ありますが、実際にミラーレスデジカメCanon EOS M3 に装着してみると最短13cmまで寄って写せます。一眼レフの交換レンズとしては驚異的です。ほぼスマフォのカメラ機能と同等の焦点距離です。無限遠から目前13cmまでピントを合わせることができるのです。この個体はCanonのFDマウント仕様なのでFD→EF-Mマウントアダプタを介してM3に装着しますが、それでも小型軽量で寄れて使いやすい。M3と相性が良いので常用レンズに最適でしょう。
 SIGMA MINI-WIDE Ⅱ 1:2.8 f=28mm MULTI-COATED を EOS M3 と組み合わせて散歩しながらフィールドテストです。途中から雨が降ってきました。雨の中でも取り回しのしやすい組み合わせでした。取得費用に見合う働きをシます。なかなか良いね。
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五月十五日 MINOLTA MD TELE ROKKOR 200mm 1:4 。
 今日のレンズは2本あります。どちらも昨年ヤフオクで落札しました。
 まずは、右側写真のMINOLTA MC TELE ROKKOR 135mm f3.5 シリアルNo,1013779 です。取得費用約100円です。後ろ側レンズ内部にカビ多量に付着、ゴミ混入あります。(右側上段写真)レンズとフレームが接着してあって汚れてるレンズ最深部まで到達できません。(右側二段写真) レンズと絞り機構などを抜きさって筒状の外骨格とピント合わせ機構のヘリコイドだけを残します。(右側二段と三段目写真) この一端にデジカメ用のマウントリングを他端にジャバラ式カメラから抽出した化石的レンズを装着してレンズを作ります。右側最下段写真は、レンズ改造素材として取り出したピント合わせヘリコイド部分です。

 つぎは、MINOLTA MD TELE ROKKOR 200mm 1:4シリアルNo,122370 です。(左側写真)取得費用は約330円です。外観はすごく汚くホコリだらけです。落下痕跡がありフードとフィルター枠に打ち傷があり一部曲がってます。後ろ側レンズに油膜のようなもの付着、反射防止筒にサビが浮き出てます。内部にもサビが少し見える。前側レンズの内面にも曇りあり、内部にホコリ混入あります。取得時はこんな感じでした。
 分解して清掃シます。(左側2列3列上部写真) 一本目の135mmと機構がほぼ同じなので分解手順も同じです。手順がわかってるので早く的確に分解できました。汚れのある全てのレンズ面に到達できました。無水アルコール綿棒不織布で清掃しました。かなりきれいでになった。(左側3段目写真)
 以前にはレンズ面の汚れを完璧に落とそうとしてムキになり表面の薄いコーテングをだいなしにしてました。今は、少々汚れが残っていても私の使用環境ではレンズ性能にほとんど差が出ないないことがわかったので少々の汚れは見なかったことにしてます。(見ちゃうときれいにしたい衝動に駆られる。)
 全レンズ面がそこそこきれいになりました。現役復帰ですい。ソニーのデジカメに装着してフィールドテストにでかけました。散歩しながら写真を撮ってレンズの操作性や特徴を確かめます。(左側右列写真) なかなか良いね。
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 今日は約5キロ歩いた。



 
 
五月十四日 Canon FD 135mm 1:3.5 S.C. 。
 今日のレンズは昨年5月に取得費用約100円で手に入れた Canon FD 135mm 1:3.5 S.C. です。(左側左列上段写真) 1973年3月に価格 22900円で発売開始されました。レンズ構成3群4枚で質量465gです。頑丈で重いです。おそらく分厚い第2レンズの側面の内部反射防止塗装の劣化でできたと思われる特異な水玉模様がでています。この水玉模様が撮影に悪影響するのではないかと思ってます。このレンズは他のレンズを改造するための素材とすることを目的に取得したわけです。
 先日、Canon の同じシリーズの200mmレンズを分解清掃しました。おそらく内部構造は同じであろうと思いこのレンズを分解清掃してみることにしました。改造素材として分解するのと撮影レンズとして使用するために分解清掃するのはかかるてまの量が違います。当然ながらレンズのガラス面に傷をつけないように慎重に作業しなければならないし、再度組み立てる手順も考え記録しながら分解しなくちゃならないからです。予想したとうり構造がほぼ同じだったので分解清掃が比較的カンタンに短時間ですみました。
 汚れの激しい後方レンズ群から分解清掃開始。中間のレンズの後ろ側(第2レンズ後面)の汚れは、絞りを開放にして後から柄の長い綿棒でアプローチして清掃しました。第一レンズも清掃して再組み立て。マウントやヘリコイド複雑な構造分部を分解せずに清掃できた。全部のレンズガラス面はかなりきれいになった。
 午後は、このレンズをソニーのデジカメに付けてフィールドテストにでかけた。逆光でも水玉模様の影響出てないんじゃないかな。なかなか良いよ。  高解像度の写真をフリッカーにあげてありますので暇つぶしにごらんください。https://www.flickr.com/photos/ta-com/

 第2レンズは、すごく分厚い。レンズ側面の内面反射対策塗装が劣化変性し剥がれたか、独特の水玉模様になってる。逆光で影響が出てないように思われる。これだけの画像が得られれば撮影レンズとして実用範囲じゃないかな。この特異な水玉模様は、かえって魅力的かもと思えてきた。

 
 
五月十三日 CANON FD 200mm 1:4 S.S.C. 。
 昨日、ニコイチしたキャノンの200mmレンズをソニーのデジカメに装着してフィールドテストにでかけた。撮影しながら歩く。200mm望遠レンズに適した撮影対象を探しながら散歩する。 6キロぐらいあるいたかな。


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五月十二日 ニコイチ 。
 自動車業界においては、車両を修理する際に必要なパーツを他の車両から取り出して修理をすることをニコイチといい修理した車両を「ニコイチ車」と呼ぶらしい。機動戦士ガンダムのプラモデルファンの間では、二個のキットパーツを組み合わせてオリジナルな一体を作ることを「ニコイチ」というらしい。ここまでは、「二個一」ということだろう。
 不動産業界においては、二つの住宅が一つの住宅になることを指し二つの戸建てが一つの建物の中で壁を共有する形で構成されている長屋のことだったり二つの戸建てが中で繋がっている二世帯住宅などがニコイチらしい。この場合は「二戸一」だろうか。
 おもしろいところでは、若者たちの間では二人で一つだと思われるほどに仲が良いということで特に女性の親友同士が二人の関係性をニコイチと表現するらしい。こちらは「二娘一」らしいが、..。男性同士でも男女カップルでも使われることがあるようだ。
 まえおきがながくなった。今日のレンズは、 CANON FD 200mm 1:4 S.S.C.です。このレンズは1973年3月に価格31500円で発売されている。私が大学2年生のときだね。高くて買えなかったな。5群6枚のレンズ構成で、絞り羽根枚数8、最大径67mm長さ133mm質量675gです。真鍮の塊です。頑丈でずっしり重いです。最新のオートフォーカスズームレンズと同じぐらい重いです。
 同じ型番のレンズをこれまでに6本取得しました。取得費用は平均して一本あたり180円ぐらいでした。ほとんどは、程度の差があるが第二レンズ(前から二番め)に曇りがあり撮影レンズとしては使えません。第二レンズはガラス表面ではなくレンズの内部に曇りがあります。おそらく二枚のガラスレンズを樹脂材料で貼り合わせたものでしょう。貼り合わせ材料の樹脂が経年劣化で変色して透明感がなくなってると思われます。もはや写真撮影レンズとしては機能しません。他のレンズを改造するための素材として取得しました。
 昨日、素材として加工しようとした シリアルNo,95250 のこいつは、ホコリを払ってみると第二レンズに曇りがなないんです。曇ってたのは後方のレンズ群でした。そこで同型のレンズからダメージのない部品を取り出して来て差し替えました。それぞれを清掃して組み上げました。2本の交換レンズから前から後までクリアなガラスレンズがそろった1本を作ったわけです。まさしく「ニコイチレンズ」が出来上がりました。手間はかかったが、学生のときはとても買えなかった交換レンズ CANON FD 200mm 1:4 S.S.C. が1っぽんふえた。 残りの5本のレンズたちは、他のレンズ改造の素材になります。
 
 あさごはんは、目玉焼きプレートでした。
 ひるごはんは、野菜スープと焼きそばでした。
 ばんごはんは、餃子と野菜スープでした。



五月十一日 たまご たまご 。
 あさごはんは、オムレツです。ちょっとふんわり度がたりないな。
 ひるごはんは、だし巻きたまごに挑戦。なんか、うまく巻けないな。鮭おにぎりひるごはん。
 ばんごはんは、かあちゃんがつくった餃子でした。


 
 
五月十日 1930年 。
 先日、1930年前後に製造されたと思われる精工舎のシャッター「マグナ」を修理した。オリジナルの後レンズが失われていたのでミノルタズームレンズ(1970年前後に製造)から抽出した後レンズを代用品として組み上げた。これをデジカメで使うために仮組して撮影試験をしてみた。歪が大きいレンズとして使えるな。
 絞り開放で超ぐるぐるボケがでますが、超ソフトフォーカスでメリハリありません。絞り込むとなんとか使えそうです。絞り込んで接近した対象物ではなんとかいい画像が得られそうです。ミャオちゃんのポートレートを撮ってみる。瞳にピント合わせるとそれ以外は全部ソフトフォーカスです。風景写真では、中心部にしかピントが合わないのでまるでおもちゃのカメラのような画像です。それは、まるで創生期の昔のカメラで撮影したような画像てす。まあ、それはそれで面白い。整備してみるか。(左写真)


 猫の洗濯をした。風呂でシャンプーしてドライヤーで乾かした。毛がふさふさモフモフになっていい香りです。
 ひるごはんは、たまご焼きそばでした。
 ばんごはんは、蒸し野菜牛肉赤ワイン煮込みかけです。


 
五月九日 まかない 。
 あさごはんは、蕎麦スープと大根コチジャン炒め、カフェオレ、トーストです。
 ベランダの掃除をした。ついでに鉢植えの剪定をする。
 ひるごはんは、鮭のトルティージャ、トーストです。
 ばんごはんは、まぐろ切り落としヅケ、レタスのざっくりサラダ、ソース焼きそばです。義父と一緒に食べた。

 80mmぐらいの写真撮影レンズはポートレートに適している。リコーの RICOH ANASTIGMAT 1:3.5 f=80mm でミャオちゃんを撮ってみた。(右側写真)


五月八日 あさごはん 。
 あさごはんは、ゆでたまご、レタスのざっくりサラダ、トースト、カフェオレです。



 
 
 
五月七日 化石的精工舎のシャッター 。
 あの時計のセイコーは、かつてカメラのシャッターを製造していた。

Fossil-like shutter of SEIKOUSHA.
 I can read as MAGNA,in the upper part. Iris breakdown. Without detailed information. A part loss of atendant lens. I picked this shutter out from a camera similar to First Camera (ファーストカメラ).

 "Magna" shutter, 1930
 A two-bladed shutter with a structure similar to that of the German-made VARIO. Installed in the "First" series manufactured by Kuribayashi Photo Machine Co., Ltd. (later Petri Camera) and sold through the Minagawa Shokai.

 I do Iris blade re-arrangement. Spring is still alive. The shuter Magna is back. However, the original rear lens is missing. So, I found a substitute (extracting from damaged Minolta's zoom lens)
 It's Just fit. Good focal length. Perfect.Expect shooting.

 1930年前後に製造されたと思われる精工舎のシャッター「マグナ」が復活した。残念ながらオリジナルの後レンズが失われていたので壊れたミノルタのズームレンズ(1970年前後に製造)から抽出した後レンズ群を代用品としてあてがってみたところかなり良い。写真撮影レンズとして使える。前群は1930年代に後群は1970年代に生産されたレンズのコンビネーションの撮影レンズが出来上がった。撮影するのが楽しみです。デジカメで使うにはヘリコイドとマウントアダプタをあてがうことが必要だからお楽しみは先送り。



五月六日 Canon FL135mm f2.5 のレンズ抜き 。
 今日のレンズは、キャノンFL135mmです。昨年5月にヤフオクで落札しましまた。スペックは大口径で明るいレンズですが、さすがに取得費用100円ですからひどいもんで、分解痕跡あり、部品欠品あり、レンズ内カビあり、ゴミ混入あり、です。撮影レンズとしては使えません。こういうものは、レンズ改造素材になります。具体的には、レンズを全部抜きます。絞り装置なども抜き取ります。筒抜けの状態になり外骨格とピント合わせのヘリコイドだけ残します。前方に蛇腹式カメラから外したビンテージなレンズを取り付け、後方にデジカメに装着するためのマウントリングを装着します。化石的レンズをデジカメでかっこよく使うための改造素材として利用するわけです。この作業を私は「レンズ抜き」と言っている。
 あさごはんは、めだまやき、厚揚げ焼き、ピーマンソテー、人参サラダ、ヨーグルト、カフェオレでした。
 ひるごはんは、豚角煮あじたま、味噌汁、ごはんでした。


 

五月五日 まかない 。
 かあちゃんがるすなので一日まかないを担当する。
 あさごはん目玉焼きプレート(ピーマンソテー人参サラダひじき煮物、キウイヨーグルト、トマトスープです。
 ひるごはんは、チキンソテートマトソース、味噌汁、ごはん、です。
 ばんごはんは、たらムニエル甘酢野菜あんかけ、です。
 夜にレンズ清掃作業。


 
 
 
 
 
 
五月四日 今日のレンズ 。
 ステイ・ホーム。今日もうちにいます。レンズでもそうじすっか。
 今日のレンズは、オリンパスの Olympus F.Zuiko Auto-S 38mm f1.8 シリアルNo,137766 です。2月23日にヤフオクで落札したオリンパスペンFというフィルム式ハーフサイズ一眼レフに付属していたものです。私は45年前にペンFを使っていたこともあり懐かしくなって落札しまいました。しかし、カメラ本体はミラーが動きません。カメラとしては使えないので本体は転売してしまいました。1700円で売れたので差し引きこのレンズの取得費用は980円ぐらいですかね。これからデジカメで使います。カメラ本体から外したマウントリングを利用してEOSM3用のマウントアダプタもすでに制作してあります。
 ハーフサイズカメラは本体も小さいのですが交換レンズも小さく軽量です。M3にはちょうどよい大きさですね。外観はきれいに見えます。 でも、レンズ内はカビだらけです。(中列一段目写真)
 レンズを分解し内部まで清掃してきれいにしました。(右列一段目写真)
 レンズ表面の汚れが完全に除去されたわけではありませんが、強くこするとガラス面のコーテイングを傷つけるのでそこそこでやめときます。ここまできれいになれば、ほぼレンズのパフォーマンスを楽しめるのではないかと思います。
 分解を進めていきますが、ガラス面には保護シールを貼っておきます。 私は、3M製 スコッチ表面保護用テープ #331 50mm×32m(アマゾンで1740円)を使ってます。(左列二段目写真)
 分解ステップごとに写真撮影します。部品の向きやバネの位置を記録し組み立てるときの参考にするためです。(中列二段目写真)
 ピント調整機構のヘリコイドを分解するときはより詳細に記録します。もとどうり組み上げないとピントが合わなくなってしまうかだです。(左列三段目写真) 
 最深部のレンズ群が出てきました。二枚のレンズが組み合わさっていますが内面には汚れなくゴミの侵入もないのでこれ以上分解せず表面だけの清掃にとどめました。(中列三段目写真) 
 分解した部品を並べて記念撮影。(四段目写真)
 絞り羽がねっとり動くのでいずれは徹底的に分解して本格的に超音波洗浄しなければならないかもしれませんが、今回はレンズを評価できる程度にきれいにするだけにとどめます。(五段目写真)
 レンズ面を無水アルコールで清掃して後に組み立てました。写真撮影に実用できる程度にそこそこきれいになっています。(六段目写真)
 清掃前(一段目中列)と分解清掃後(一段目右列)の写真でその差がわかりますよね。
 M3に搭載してフィールドテストします。(右列二段目写真)
 しばらく使ってみて使い勝手がいいレンズなら、気に入ったなら今度は徹底的な分解清掃を試みます。(右列三段目写真)


 ステイ・ホーム。レンズみがきの楽しみ。

 ひるごはんは焼きそばです。(右列四段目写真)
 ばんごはんは、真鯛のポアレです。(右列五段目写真)

五月三日 まかない 。
 あさごはんは、豆腐チリソース、レタス、トースト、カフェオレです。
 ひるごはんは、かあちゃんがつくったチキンロール。
 ばんごはんは、野菜炒めです。


 
 
 
五月二日 薬剤散布 。
 ステイ・ホーム
 家のまわりのバラの木にアブラムシ発生してる。かなり多くなってきているので「マラソン」を散布する。ついでに除草剤も散布する。
 農薬というのは農業用薬剤で耕作地に使えるものを指すらしい。除草剤にも耕作地用と駐車場工場用地などの非耕作地に用いるものある。私の
場合農業はしていないが、耕作地用の除草剤を使う。土壌中の細菌で分解されるので残留度合いが少ないように思う。極力低濃度で使用するようにしている。
 かつて私もそうだったが、除草剤の使用をやたらに嫌う人がいる。が、手間をかけて除草できる若い人材があるおうちは良いが、腰の痛い年寄ばっかりで広大な宅地をもつお家はすぐにくさぼうぼうになっちまうよ。医薬品に限らず「薬」は正しい知識と技術をもって正しく安全に使う。これが良いね。
 昼ごはんは、鮭トルティージャ、野菜粥、サラダです。
 ばんごはんは、かあちゃんの実家で義父といっしょにたべた。


 

 
 
 
五月一日  洗車をした  。
 天気が良いのでZ4を洗った。ワックスをかけた。ピカピカになった。
 かあちゃんの実家の長屋門の前できれいになったZ4の念撮影した。昨日整備したレンズ Olympus F.Zuiko 32mm f1.9 をEOSM3に装着して使ってみた。いいね。
 




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