二〇十四年十月  デンタ日記
 

十月三十一日 デコレーテッド・プリン 
 かあちゃんがプリンを作った。リンゴローズと生クリームでデコレートしてある。おでんちめのオヤジのお誕生日のお祝い。
 明日はおでんちめのめのオヤジの89歳の誕生日。

十月三十日 八坂公園周回コース 
 午前10時ごろから八坂公園周回コースを1周した。約7キロ走った。(左写真
 さくら坂ヴィバーチェでかあちゃんとランチを楽しむ。私は、マルゲリータをオーダー、ピザを試してみる。ピザ生地はもちもち感たっぷりだがすごく薄い。へりはカリカリに焼けてせんべいのようになってる。薄い生地よりも載ってるチーズの方が多いのではないか。ソースも良いね。
 ヴィバーチェのランチタイムは、ウエルカムドリンク、オードブル盛り合わせ、日替わりスープ、メインでっしゅでコストは1400円。ピザは+100円(他にも+100円メニューあり)
 ジョイフル本田守谷店で草花の苗を買う。うちの花壇を満たす為には40ポッドぐらい必要だ。かあちゃんが背丈や花の色を考慮して花壇をデザインし苗を選んで購入する。私は、アンテークショップで古い木の箱を購入。ロンドンの印刷会社で使われていたものらしい。


十月二十九日 モチーフ 
 昭和20年ごろのある日、干してあった麦を荷馬車に積んで黄昏色に染まる道を家にもどる。馬の手綱を引くのはおでんちめのオヤジだ。この日の印象が深く彼の脳内に残りモチーフになったのだろう。それから69年後、最近おでんちめのオヤジは唐突にこの油絵の製作を始めたようだ。(左写真)
 おでんちめのオヤジは私の伯父で今年夏ごろ体調をくずしてしまった。時々入院することがあるが、今は自宅療養中である。うちでも、経鼻で酸素吸入している。88歳だからかちょっとしたことが体調の変化に大きく反映されるようだ。酸素を吸いながらこの油絵を製作をしてる。すごいな。
 おおかた完成してるように見える。が、おでんちめのオヤジは思い立つと筆を加えるらしい。昨日もどこか書き加えたらしいのだ。なので、現在も製作中なのだろう。彼は、思ったとおりの色が出ないと言い、死ぬまでに完成しないかも知れないと言っている。やはり、彼にはまだ未完成作品なのだろう。この絵は、いいな。

 昼に老健きねぶちさんに訪問歯科診療をした。
 義歯装着の患者さんは、出来るだけ長い時間義歯を装着していてほしい。義歯を上手くっ使いこなす為には義歯を機能させるために使われる顎口腔に関わる筋肉のコントロールが重要である。この筋肉コントロールの反射構築の為には義歯が口腔内に装着されていなければ筋肉反射の構築を望めないだろう。
 しかし、身体機能に障害があったり認知症などの病気があれば、自分自身で装具である義歯の管理をする事が難しくなる。義歯の不潔、破損、紛失のリスクを回避しなければならない。老健きねぶちさんでは義歯管理がご自身では困難な入居者のかたの義歯は預かって管理しているようだ。右側写真(上)は義歯ケースに日中預かりと表記がある。食事前に装着し食事後清掃してこのケースに入れ預かっているようだ。
 ヤフーオークションでサングラスを落札した。未使用品らしい。良い状態のものが約4300円で手に入った。(右側写真)



 

十月二十八日 義歯のマウント 
 旧義歯を用いた咬合圧機能印象をおこなう。(左写真)
 外壁材の見本を壁にあてて検討する。(右写真)



十月二十七日 チョコレートケーキ 
 良い天気。午後はかなり暑くなる。冷房を入れたくなるほどだ。かあちゃんがチョコレートケーキを作ったが、室温が高くてチョコレートが予定どうりかたまらないらしい。
  ばんごはんは、カツ丼。小芋のフライ、味噌汁、ニンジンサラダ、キャベツ、ブロコリーインゲン添え。

十月二十六日 おだやかな日曜日 
 朝から穏やかで良い天気。午前中は、パソコンケースの製作をした。
 昼食後、八坂公園周回コースを一周して約4キロ走った。そのあとかあちゃんと一緒に七重に行く。かあちゃんの実家によって一休み。そのあと私は長須に行く。実家によって帰って来た。合計12キロ走った。




十月二十五日 パソコンケース 
 廃棄されたパソコンケースを寄せ集めて大型のパソコンケースを作っている。
 これまで使っていたパソコンの部品が廃棄される。一昔前の部品では性能が低いとか、消費電力が大きいとか、容積が大きいとか、低性能であるとかの理由でまだまだ使えるが取り替えられて廃棄される。パソコンを自分で保守したりアップグレードしたりしない人は、最新型の小型軽量で高速動作しおまけに静かで消費電力が小さいパソコンに買い換える。だから、古いパソコンは廃棄される。
 陳腐化したパソコン部品をなんとか再利用してほんとに壊れるまで使ってみたい。そこで、この巨大なタワー型のパソコンケースを組み上げることとなった。材料は、かつて私が使っていたパソコンやプリンター、友人知人が廃棄したパソコンなどから鉄板を切り出しトンカチでたたいて整形し穴を開けネジを切り組み上げた。旧式のパソコン部品を新型新規格のマザーボードとCPUで動作させる為には部品の設置スペースを確保しケーブルの取り回しスペースを確保し余裕ある電力量を供給しなければならない。よってケースは容積を大きくし大型化する。
 電源の設置スペースが4基分ある。最大出力300Wぐらいの電源を4基搭載し合計1200W以上の電源を確保する。ハードデスクを12本ぐらいつなげるだろう。旧式の低速低容量ハードデスクもバックアップファイルの保存庫に再利用するつもりだ。


十月二十四日 老健きねぶち 
  今日は金曜日であるが、イレギュラーに老健きねぶちさんに訪問歯科診療をした。水曜日に就学児検診があって訪問できなかったからだ。
 Fさんの義歯修理やSさんの義歯調整などをした。(左写真)
 日没が早くなった。すぐ暗くなってしまう。

十月二十三日 FJクルーザーの点検 
  今日は休診日です。茨城トヨタ水海道店に予約してあり9時30分に入庫して法定の一年点検をしてもらう(左写真)。約60分ほど時間がかかるようだ。点検整備の間にかあちゃんと一緒に約7キロ走る。トヨタ水海道店を出て豊水橋を渡り鬼怒川の堤防の上を川上に走り水海道大橋を渡って帰ってくる。と、約7キロになる。FJの点検整備の時はいつもこのコースを走る。ちょっと雨が降ったがほんの少しだ。点検では特に異常も不具合も無く良好な状態を確認した。エンジンオイルとワイパーブレードの交換とタイヤのローテーションもする。
 久しぶりに洞峰公園周回コースも走った。(右側写真) ちょっと紅葉してる木もある。2周して約3キロ。今日は合計10キロ走ったことになる。昼は、久しぶりに「リネア」でランチ。リネアでランチをしたいがためにわざわざ洞峰公園に来て3キロ走ったということだ。
 かあちゃんは、米と豆のリゾット、私は渡り蟹のトマトソーススパゲテイ。(右側写真)きょうの渡り蟹は、うまい。前回食べた時もうんまかったが、今日はさらにうんまい。すごくうんまい。ワタリガニがうまいんだな。よくよく考えると食材は、すべて生物だ。やはり、生き物だから個体差があるに違いない。うんまいやつとそうでないやつがあるのだろう。食材はみな生き物なんだ。いつも俺たちは生き物を食っている。レタスや米やナスやきゅうり、鯖まぐろ豚や牛、うんまいやつとそうでないやつがある。
 きょうの渡り蟹は、うんまかった。薄いところは外骨格(殻)も味がしみてうんまかったので殻のまま足を食ってしまった。さすがにハサミは殻が硬くて食えないので残したが。これまでで一番うんまい渡り蟹だったかもしれない。
Cucina Italiana Linea
address 茨城県つくば市二の宮3丁目27-2 tel 029-859-8066
open ランチ  11:30~15:00(L.O/14:00) ディナー 18:00~22:00(L.O/21:00)
close 水曜日

十月二十二日 焼き鯖、焼き芋 
  Tさんが、7年以上使っている総義歯をもってやって来た。上下の義歯がゆるくなった。義歯の右下のほうが当たって痛いところがあるようだ。(左側写真) 確かに顎粘膜の形と義歯が合っていないのだが、不具合の原因はそれだけではない。長年使っていたから仕方がないのか、義歯の噛みあわせもずれている。人工歯が磨耗している。上下顎間距離も小さい。即時重合レジンで義歯床(ぎししょう:義歯のベースになる部分)の形を補正、人工歯の磨耗によってできた異常形態を削り落として平面にする。おわりにテッシュコンデショナーを施して義歯の安定を図る。義歯が安定すると顔貌も変わってくる。もちろん新しい義歯を作る必要があるが、まずは現在の義歯を補正修復して噛めるようにする。機能回復が最優先時だ。テストフード(せんべい)を食べたいただいた。上手くかめることを確認して今日は終わり。
 午後は、飯島小学校で就学時検診があり、私は14名の新就学児の歯科検診を実施した。そのあと歯科衛生士の中田が保護者に「6歳臼歯」について講話をした。(左側写真)
 ばんごはんは、ほうとううどん。(右側写真) ほうとうは、山梨県(甲斐国)を中心とした地域で作られる郷土料理。2007年には農林水産省により各地に伝わるふるさとの味の中から決める「農山漁村の郷土料理百選」の中の1つに選ばれている。

十月二十一日 焼き鯖、焼き芋 
  昼に老健きねぶちさんに訪問歯科診療をした。
  ばんごはんは、焼き鯖、焼き芋、カリフラワー胡麻和え、白菜油揚げ塩昆布のサラダ、ごはん、味噌汁。

十月二十日 compliance コンプライアンス 
  compliance を直訳すると法令遵守となりますが、法律や条例を遵守することは現在の日本ではもはや常識です。コンプライアンスなどとわざわざカタカナ語で取り上げる必要もないことです。しかし、あえてカタカナ語「コンプライアンス」が、多くの企業で重要視されて耳目に頻繁に入ってくるのはどうしてでしょうか。コンプライアンスは、法令遵守だけに留まらず、社内規程・マニュアル・企業理念・社会貢献、更にリスク回避等など、具体的な企業活動のなかでその環境の整備までを含んでいる概念だからでしょう。 『公正・適切な企業活動を通じ社会貢献を行なう』 という思想がコンプライアンスの原点です。
 小さな歯科診療所も歯科医師法・医療法・健康保険法・生活保護法・学校保健法・歯科衛生士法・歯科技工士法・伝染病予防法・薬事法・麻薬取締法・所得税法・労働基準法・労働安全衛生法・産業廃棄物処理法・まだまだあると思われる関連法律とそれぞれの法律に関わる施行規則等などさまざまな法律に基づき活動しています。これ等の法律を守るということは最低限のことです。小さな診療所には小さなコンプライアンスが宿ります。
 世界をまたぐ大企業も、坂東市の小さな企業でも、一人親方の個人事業主も、ビジネスに関わらず一人のオトナとしても、世の中で活動するからには、根底に公正・適切な活動を通じて世の中に貢献する(貢献したい)という理念が存在すると思います。それが、コンプライアンスですね。
 さて、あらためて言うまでもありませんが、国会議員とは立法府である国の議会である国会を構成する議員であり有権者によって選出された代表者です。そして最低限守らねばならない世の中のルールを作る人たちですね。おびただしい法律を国会議員が作るのです。公職選挙法・政治資金規正法というのもあるようです。これも最低限守らねばならない法律です。
 国会議員の活動にもコンプライアンスはあるのでしょう。


十月十九日 ハーフ(21キロ)ランニング 
  午前9時から八坂公園周回コースを4周し21キロ走った。久しぶりにハーフ走りました。タイムは150分ぐらいか。ラップ7分30秒/キロメーターぐらいだろ。将門マラソンの旗が並んでいる。(左写真) 将門マラソンが近いので公園内でも外でも練習してる人が多い。今日は岩井陸連のイベント3時間共走会もあった。テニスコートも野球場も使われている。岩井中央公民館で健康診断も実施されていて駐車場がいっぱいだ。
 けっこうあつかったな。汗かいた。体重が61.8キロまで下がった。水を飲むとすぐに63キロに戻るけどね。さすがにハーフを走るとつかれる。昼ごはんは、インスタントラーメン、野菜炒めトッピング。(右側写真) 昼食後に少しまどろみながらDVD「2010年」を観た。
 ばんごはんは、煮豚、煮卵。



十月十八日 フレンチ・プレス・コーヒー もどき 
  フレンチプレス・コーヒーメーカー(左側写真)を使ったコーヒーの入れ方がある。作り方は以下のとおり。左図参照。
①コーヒー豆の量=コーヒープレス350ccなら、コーヒー豆17g
②粉の粗さ=粗挽き
③お湯の温度=湯温は、95℃~100℃ 新鮮な水を沸騰させ、火をとめてから1分ほどおいて使う。ミディアムローストやハイローストの場合は、香りを活かすために100℃のお湯を使用することもある。果実系の香味が出やすくなる。
④蒸らし時間=3~4分 コーヒーの味を出やすくする。
⑤フタを、ゆっくり下げる。カップも温めておく。
 フレンチプレスでは、コーヒーオイルや微粉感なども一緒に抽出し、ペーパーフィルターでは味わえないオイル感のあるコーヒーを入れることが出来ると言われている。

 さて、うちにはフレンチ・プレスがない。そこでコーヒーの空き缶やら紅茶の時に使うストレーナー等を使ってプレスコーヒーのような味わいのコーヒーを入れることを試みた。(左写真)。道具は異なるが、コーヒー豆と湯の接する原理は同じなのでフレンチ・プレス・コーヒーと同じ味わいのコーヒーがいれられる。
 いつもはペーパーフィルターで入れている同じ豆で試してみた。が、味わいはかなり違う。確かにオイルがいっぱい浮いている。甘い感じがする。たまにはフレンチ・プレス・コーヒー良いぞな。

 ばんごはんは、鮭とマッシュポテトのグラタン。(右側写真)



十月十七日 アップル・タルト 
  かあちゃんが、アップル・タルトを焼いた。

十月十六日 North Shore country club 
  午前5時起床。身支度をして朝食を取って表でみんなを待つ。5時30分にやって来た。いつものお誕生会のメンバー9人で、ゴルフに出掛ける。私は、ほぼ2年ぶりである。
  North Shore country club に7時30分ごろ着いた。スタートは8時、3人組の3組だ。曇り空、ときどき晴れ間、風が少し。暑くなく寒くなく眩しくなく微風、ゴルフ日和だ。
  私は、ゴルフは不得意だし、余り上手くなりたいと思わない。正直なところ億劫だ。ゴルフの日が近づくと憂鬱になったりする。それでも、やっぱり、みんなの楽しみに水をさしたりあまりにも迷惑をかけては申し訳ないので、直前に一応練習場にいったりもする。ほんとにホント、ゴルフ場のフロントで受付するまで憂鬱なのだ。しかし、どうだ。気さくな仲間とのプレイは、始まるとたのしい。なぜだろうか。
 一つには、みんなの会話を聞いているのが楽しい。まあ、おおかたはどうでもいいようなことを話してたりするのだが、自分がその会話に加わるわけでもないのだが、なぜかだれかと誰かがやり取りをしてるのを聞くのが楽しいのだ。良く判らんのだが癒されたりする。
 一つには、ゆるくやってもやはりゴルフはスポーツなのだろう。微細な筋肉の緊張が楽しさをもたらすのではないかと推察している。ゴルフ場でゴルフプレイをする場合、普段の日常では要求されないような眼球の動きを強要される。眼球を動かす微小な筋肉の弛緩緊張が脳にダイナミックなアクション映画を見るような爽快感心地よさをもたらすのではないかと推察している。加えて体中の筋肉が普段にない緊張を強いられる。やはり、スポーツなのだ。心地よい疲労感が楽しい感じをもたらすのだろう。まあ、とにかく、出かけるまでは億劫なのだが、終わってみると楽しかった。と、いうことになる。
 こうし毎年1回ではあるが、ゴルフプレイを楽しめるのは、なにより気さくな仲間のおかげだろうと思う。みんなに、楽しい一日を過ごせたことを感謝する。
 下手くそだから、ヘアウエイを横に走る。息が切れる。でも、1回か2回か、出るかでないか。本当のナイスショットがある。今回は16番のショートホールでピン30センチにつくニアピン賞をゲット。これまでで最もピンに近い。12番ホールでドライバーがよく当たった。ドラコンをゲット。これまでの人生で最も良く飛んだドライバーショットだ。240ヤード飛んだ。 おまけに、ブービー賞ゲット。楽しい一日だった。



十月十五日 老健きねぶち 
 昼に老健きねぶちさんに訪問歯科診療に行った。Fさんの新しい義歯が出来上がってきた。装着してみる。(左写真) 人の顔は、歯があるのとないのではまるで別人。見た目の上でも歯は重要なアイテムなんだな。Fさんも鏡を見て思わず微笑む。私も嬉しい。この義歯で、うんまく食べられればなお嬉しいな。
 フードテスト、Fさんにせんべいをちょっと食べてもらう。とてもゆっくりであるが、Fさんはせんべいを噛み潰し唾液とまぜさらに噛んで飲み込んだ。まあ、OKだな。て

十月十四日 リンゴのタルト 
 かあちゃんが、リンゴのタルトを焼いた。

十月十三日 台風カミング 
 午前9時から八坂公園周回コースを一周し約5キロ走った。朝から台風19号の報道が続いている。昼ごろゴルフ練習場に行ったら満員だった。午後は、雨降りになった。
 17時現在高知市付近を北東に進んでいる。14日朝にかけて近畿~東北地方を縦断する見込み。暴風、大雨、高波に厳重に警戒して下さいとのこと。午後6時、診療室の窓の鎧戸を閉めた。たいした被害がなければ良いな。

十月十二日 日曜日のヨドバシカメラアキハバラ 
 久しぶりに八坂公園周回コースを2周してきっちり11キロ走った。(右側写真) まあ、はじめの1キロはウォーミングアップに歩いたのだが。
 午後から秋葉原に出かけた。ひさしぶりに秋葉原歩行者天国を歩く。とりあえず、旧式パソコンの復活のために旧式の中古メモリーPC27001GBを2本約4000円、スマフォ用予備電池 PanasonicQE-PL103 新品1480円、ソフマップで購入する。他のいくつかの店舗で中古パソコンパーツをチェックするが、特に購入意欲をそそるものはない。
 最近、Canonミラーレス一眼デジカメM2にそそられる。機動性があるので持っていると旅の写真撮影に幅が出るのではないかと想定している。その他、興味があるデジカメの性能をヨドバシカメラアキハバラでチェックする。M2は、まだまだだな。私のデジタル一眼レフの主力機はCanonEOS5Dmark2だが、そのアップグレード版5Dmark3を見る。シャッター時の音とブレが極めて少なくなった。連写性能が1.8倍ぐらいになってるか。操作パネルの視認性と操作性が向上してる。ハードウエアとソフトウエアもアップグレードしてる。オートフォーカスのピントあわせスピードが速い。アップグレードが、確実に体感できる。定価もアップグレードしてる。7万円ぐらい上昇してるか。でも、欲しくなっちゃうぐらいの性能差があるな。
 交換レンズも見る。私は、単焦点レンズが好きだ。いままで使ったズームレンズは、ほとんどの場合最短か最長側で使ってる。だったらそのサイズの単焦点レンズを2本持つというのが、これまでの私のやり方だ。旅に出るときは40mm、24mmの2本でまかなう。28-80mmズームレンズを持ってるが、ほとんど旅に持ってでたことがない。50-200mmも持ってるが、200mm側で月を撮影する時以外に使ったことがない。
 100mmのマクロレンズも検討する。マクロレンズでないと撮影できないシーンがある。でも旅に出るときに100mmのマクロレンズを1本追加して持ち出すのは躊躇するな。手荷物が600グラム増える。17-40mmズームレンズは使い勝手が良さそうだ。24-70mmマクロ機能付きズームという1本も興味深い。これ1本で私が旅で出会ほとんどのモチーフをシーンを表現可能だからな。でも、またズームレンズに手をだすのは勇気がいるな。てな、事を考えながらとっかえひっかえ交換レンズを私の5Dmark2に装着して試写した。カメラ売り場で2時間ほどそんな事をして過ごした。
 ヨドバシカメラアキハバラのカメラ売り場では、カメラメーカー各社の出向社員が居てメーカーの試用品が店頭にある。遠慮はいらない。思う存分、現物を自由にさわり試すことが出来る。買う前に絶対にここに行って見て触って嗅いで見て納得して購入を決定したほうが良いよね。買うときは最安値店で購入するのは言うまでもない。ヨドバシカメラもメーカーもカスタマも3者が得な構造がそこにある。
   


十月十一日 Spaghetti with meat sauce 
 昨日の晩御飯。かあちゃんがスパゲテーミートソースをつくった。

十月十日 青色LED 
 午前6時32分から八坂公園周回コースを1周した5キロ走った。
 青色発光ダイオード、今ではそこらじゅうに転がっている。今年度のノーベル物理学賞は、青色発光ダイオード(LED)を開発した名城大学教授の赤崎勇(あかさき・いさむ)氏(85)、名古屋大学教授の天野浩(あまの・ひろし)氏(54)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二(なかむら・しゅうじ)氏(60:米国籍) 3人の受賞が決まった。中村氏は、日亜化学工業時代に窒化ガリウム結晶の量産化に成功したが、後にこの製造法の特許権の個人への帰属の確認および会社への承継の際の対価支払いを求める裁判を起こしている。その顛末はどうなったのだろう。それはともかくノーベル賞受賞はすごいだろう。

 電気製品のコントロールパネル等にLEDが使われている。たしかに21世紀は電気のあるところにLEDがある。私は、廃棄される電気製品からLEDぬきとり再利用する。以下は、そのための私の覚書(一部ウィッキペデア引用)
 発光ダイオード(light emitting diode、LED)は、順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子のことである。それは、私が小学二年生だった1962年にニック・ホロニアックにより発明された。発明当時は赤色のみだった。黄色は、私が大学に入学した1972年にジョージ・クラフォードによって発明された。発光原理はエレクトロルミネセンス (EL) 効果を利用している。また、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)も分類上、LEDに含まれる。
 エレクトロルミネセンス(Electroluminescence:EL)とは主に半導体中において、電界を印加することによって得られるルミネセンスを指す。注入型と真性に区別される。注入型ELは電界によって電子と正孔を注入し、その再結合によって発光をさせるものである。一方真性ELは電界によって加速した電子が何らかの発光中心に衝突し、その発光中心が励起されて発光するものである。なお発光物が有機物か無機物かで区別され、前者は有機EL、後者は無機ELと呼ばれる。
 印加(いんか)とは、電気回路に電源や別の回路から電圧や信号を与える事を意味し、「電圧を印加する」「信号を印加する」という様に使われる。またこの時、印加された電圧、電流はそれぞれ印加電圧、印加電流と呼ばれる。電圧を印加した瞬間に流れる大電流を突入電流(インラッシュ電流)という。電動機や変圧器など、巻線機器ではこうした突入電流を考慮したうえで機器の設計および保護継電器の整定を行う。 電圧を印加する際には感電災害や機器の破損を防止するため、作業員を当該機器から退避させたこと、配線が正確になされていることを確認しなければならない。
 ルミネセンス(luminescence)またはルミネッセンスとは、物質が電磁波の照射や電場の印加、電子の衝突などによってエネルギーを受け取って励起され、低いエネルギー状態の分布数に対する高いエネルギー状態の分布数の比が熱平衡状態のときと比較して大きい状態にされたときに起きる自然放出による発光現象を指す。
 発光ダイオードは、半導体を用いたpn接合と呼ばれる構造で作られている。発光はこの中で電子の持つエネルギーを直接、光エネルギーに変換することで行われ、巨視的には熱や運動の介在を必要としない。電極から半導体に注入された電子と正孔は異なったエネルギー帯(伝導帯と価電子帯)を流れ、pn接合部付近にて禁制帯を越えて再結合する。再結合時に、バンドギャップ(禁制帯幅)にほぼ相当するエネルギーが光として放出される。放出される光の波長は材料のバンドギャップによって決められ、これにより赤外線領域から可視光線領域、紫外線領域まで様々な発光を得られるが、基本的に単一色で自由度は低い。ただし、青色、赤色、緑色(光の三原色)の発光ダイオードを用いることであらゆる色(フルカラー)を表現可能である。また、青色または紫外線を発する発光ダイオードの表面に蛍光塗料を塗布することで、白色や電球色などといった様々な中間色の発光ダイオードも製造されている。
 他の一般的なダイオードと同様に極性を持っており、カソード(陰極)に対しアノード(陽極)に正電圧を加えて使用する。電圧が低い間は電圧を上げても電流が増えず、発光もしない。ある電圧を超えると電圧上昇に対する電流の増え方が急になり、電流量に応じて光を発するようになる。この電圧を「順方向降下電圧 (VF)」というが、一般的なシリコンダイオードと比較すると、発光ダイオードは順方向降下電圧が高い。発光色によって違うが、赤外では1.4V程度。赤色・橙色・黄色・緑色では2.1V程度。白色・青色では3.5V程度。紫外線LEDは最もVFが高く、4.5から6Vが必要である。
 発光時の消費電流は表示灯用途では数mAから50mA程度だが、照明用途のものでは消費電力が数十Wに及ぶ大電力の発光ダイオードも市販されており、最大駆動電流が10Aに迫る製品も存在する。逆方向に電圧を掛けた場合の耐電圧は、通常のシリコンダイオードより遙かに低く、通常はマイナス5V程度である。これを超えると破壊されるため、整流用途には使用できない。
 蛍光灯や白熱灯など他の多くの光源と異なり、不要な紫外線や赤外線を含まない光が簡単に得られる。このため、紫外線に敏感な文化財や芸術作品や、熱照射を嫌う物の照明に用いられる。入力電流変化に対する光出力の応答が早く通信などにも利用されるほか、照明に用いた場合は点灯と同時に最大光量が得られる。なお、紫外線領域に近い紫色LEDでは、紫外線を含む場合がある。
 構造が簡単なため大量生産が可能。価格は赤色LEDで1個5円 - 10円程度と安価。電球と違いフィラメントを使わないため軽量で衝撃に強く長寿命であり、故障の発生する頻度も低い。



十月九日 休診日 
 午前中は、井口塗装さんと外壁塗装の打ち合わせ。(左側写真)
 昼食後、14時14分から久しぶりに八坂公園をランニング。歩いたり走ったり合計4キロぐらいか。フルマラソン疲れが残っている。太ももや膝関節が痛い。
 2年ぶりにゴルフ練習場に行った。
 晩御飯はチキンカツ。(右側写真) 白ワイン付。

十月八日 皆既月食 
 午後の診療の一部を休診にして医療安全会議をする。(右写真) スタッフ全員で、日々の診療業務上のさまざまな事項の情報共有をする。訪問診療、就学時検診などの予定を確認したりする。
 
 皆既月食は、3年ぶりとなるようだ。おまけに夜の早い時間に始まるので見る人が多いかもしれない。月が昇った後全国で観測できるようです。18時14分から満月がしだいに欠け始め(部分食)、19時24分には満月が地球の影の中に完全に入り込む皆既月食の状態となる。満月が赤茶色くおぼろに見える。皆既月食の状態は60分続き、20時24分に皆既月食が終了、部分月食の状態となり、21時34分に部分月食が終了。ニュースでもライブの映像が配信された。うちの窓からも満月が欠けていくのが良く見えた。
 200mmの望遠レンズを使って撮影しました。カメラを固定してファインダー内の被写体の月を追う。拡大された月がファインダー内をどんどん移動して目印を横切る。皆既月食のおぼろな赤茶色の月はシャッタースピードを30秒以下にしないと映らない。でも、被写体が動いてるので上手く撮影できない。
 地球が動いてるのを久しぶりに実感しました。。

十月七日 たか丸くん 
 たか丸くん(左図)は、弘前市のマスコットキャラクターだ。以下彼のプロフィール、

名前 たか丸くん 性別 男の子 生年月日 平成21年11月27日 身長 2メートルくらい 好きな色 白(城) 好きな食べ物 弘前のおいしい食べ物(特に「いがめんち」) 性格 調子に乗りやすい 趣味 市民の安全を守ること 特徴 羽で刀を握っている 目標 弘前の魅力を全国に発信すること

 いわゆる、ユルキャラだな。毎年、弘前・白神アップルマラソンのイベントでたか丸をみかけたが、なぜか今回何処にも現れていない。不思議に思い「たか丸くん公式ウェッブサイト」を見た。ん、なんとたか丸くん、ヨコハマに出張だ。10月5日には、横浜高島屋開店55周年記念のイベント「大ヨコタカ祭」(場所: 神奈川県横浜市西区南幸1丁目6-31 高島屋) で弘前若手リンゴ農家五名とともにリンゴ試食イベントに出ている。弘前には居ないわけだ。タカつながりでよばれたのかな。
 ユルキャラとあなどれない。弘前の街じゅうにたか丸くんがいる。(右上写真はほんの一例) ただただ商業ベースで展開しただけでは受け入れられないのではないだろうか。マスコットとしてまず弘前市民に受け入れられ愛されてはじめてユルキャラとして浸透しメジャーになるんだよね。たか丸くんすごいね。

 坂東市のユルキャラは、なんだっけ。、坂東市のマスコットキャラクターは「将門くん」だった。(左下図 )郷土の英雄「平将門公」の生誕1111年を記念して生まれちゃったんだな。坂東市民みんなの力で、「ひこにゃん」「クマもん」「バリーさん」に負けないくらい、大きく育てましょう。 というわけなんだけど、ここで将門くんは「たか丸くん」「ひこにゃん」「クマもん」「バリーさん」と決定的な違いがあるのをお気づきだろうか。これら人気ユルキャラは、架空のキャラだから市民が愛するマスコットとしてある程度キャラクターをアレンジして、つまり自分なりに思いを織り込んで自分のマスコットとして愛することが出来る。1000人の弘前市民には1000体のたか丸くんが存在する。一方、将門くんは明らかに平将門のキャラクターを背負ってる。胴に紋まで入ってるし、平の将門くんだ。だから市民が自分のマスコットとして想定しにくい。平の将門は、あくまで平の将門だから、キャラクターをアレンジできるアソビがない。と、私は思う。
 まあ、なにはともあれまず坂東市民に受け入れられなくちゃだめだよね。

十月六日 中みそ と ジルチ 
 目覚めると足腰が痛い。あちこち痛くて上手く歩けない。関節をまげてリズミカルに歩けない。ぎこちなくまるでロボットのように歩く。でも、今日は朝からおなかすいてる。いっぱい食うぞ。長男も交えて三人でホテルのビッフェ・スタイルの朝食を楽しんだ。弘前パークホテル13階のレストランは、眺めが良い。 が、台風の影響か今日は山も街も雨にけむっている。
 チェックアウトした後、ホテルに荷物を預けて雨の中を歩く。足腰あちこち痛い。おまけに寒い。
 弘前市立博物館で 特別企画展2 名画の花束 を観る。江戸時代の伝統的な絵画とヨーロッパ絵画はどう違うか。似ているところはどこか。題材や表現の仕方など、美術の知識を楽しみながら学ぶ、大人と子どものための展覧会らしい。併催されていた古文書と物品で検証する「津軽の歴史~藩主たちの時代~」も見る。4日に見た弘前城天守閣内展示とあわせて興味深い。又二(マタニ)で晩御飯用にメンチカツバーガーとサラミドックを買う。
 ちょっとおなかがすいたので、中三(なかさん)デパートのフードコートにある「中(なか)みそ」で「中(ちゅう)」を食べる。 
 弘前市土手町に、「こりゃ、なんだ!」と叫びたくなるような、ひときわ目立つ外観のビルがある。実際に私は、はじめて見たときなんだこりゃと叫んで写真を撮った。「中三」デパートである。明治29年に五所川原市で創業した呉服店から転身した百貨店らしい。その地下一階のフードコートに味噌ラーメン店がある。「中みそ」だ。メニューは、大、中、小だけ。つまり、味噌ラーメン専門店なのでメニューにあるのは盛の量のちがいだけだ。中三デパートのみそラーメンを略して「中みそ」となったらしい。全国的なブームになった札幌味噌ラーメンが、津軽の焼き干しで摂った醤油ベースあっさり味の中華そばに慣れ親しんでいる五所川原市民には、受け入れられなかったことから独自の味噌ラーメンとして「中みそ」に進化したらしい。確かに、ちょっと違うみそ味、ニンニク、しょうがが効いているほんのりあまいスープ。たっぷり載ったキャベツもやし炒めのうまみも重なり、細めの中華麺と絡んでうんまい。私は、普通サイズの中をオーダーした。大でも良かったな。
 私とかあちゃんは、ネイテブツガリアンの間で「中みそ」が人気があると知っていた。前回この中三デパートの地下一階を訪れた時は、「中みそ」店の臭いをかいだだけで帰った。今回、「中みそ」初体験である。(かあちゃんは、ちょっと味見しただけ。左側上段写真)
 cafe zilch ( カフェ・ジルチ:弘前市上瓦ヶ町11-2 space DENEGA内 tel/fax:0172-38-1556 営業時間月曜日・木曜日〜日曜日 11:00-17:00 ラストオーダー 16:00 定休日:火曜日) カフェ・ジルチは、なにかとおしゃれでおいしいくつろぎのスペースだ。(右側写真) かあちゃんは、ランチプレートとリンゴのタルトとコーヒーを、私はリンゴのタルトとフレンチプレスコーヒーをオーダーした。ずいぶんとのんびりしてラストオーダーの4時まで過ごした。
  フレンチプレスは、右写真のなかの円筒状のガラス器具で金属フィルターを使用してコーヒーオイルと微粉を抽出する。グラインドしたコーヒーを入れ、上からお湯を注いで、3~4分待ち蒸らす。最後はゆっくりフレンチプレスのフタを下げる。フレンチプレスでは、ペーパーフィルターでは味わえないコーヒーが作れるようだ。うちにはフレンチプレスがない。ので、ここに来た私はだいたいフレンチプレスをオーダーする。
 新青森駅の待合室で早めの晩御飯をたべる。新幹線改札内にある待合室は眺めが良い。駅1階で調達したカフェオレと弘前で調達したマタニのパンとジルチのチェーリータルトなど。(左下段写真)


 

十月五日 第12回 弘前・白神アップルマラソン 
  スタート3時間前の午前6時に目覚めたが、頭ががんがんしていたい。くらくらして起きられない。調子が悪い。どうやら、低体温症らしい。やはり、弘前の夜は冷える。私は、油断してると、時々低体温症になるのだ。
 レース用ウエアを着て朝食を食べる。が、食欲がない。原因が低体温症とわかれば、解決方法は簡単。体温を上げれば良い。窓際の日差しを背中に浴びて体を温める。まるで、イグアナだな。40分ほどしたら食欲が出てきた。粥やかぼちゃスープなど少し食べられた。でも頭は痛いな。
 8時30ごろゴール地点の観光館追手門広場で荷物を預けて記念写真を撮る。(左側写真最上段左側)
 8時45分ごろスタート地点に移動し記念写真を撮る。(左側写真最上段中側)スタートライン上の黄色いアーチ。(左側写真最上段右側)空は青く、風もない。良い天気だ。
 スタート直後の城西大橋上から岩木山が良く見える。城西大橋は岩木山の絶景ポイントの一つだ。(左側写真二段目左側) コース上の多くの地点から岩木山が良く見える。岩木山が良く見えるところで記念写真撮影。(左側写真2段目右側)
 17キロ地点を過ぎた頃から頭痛も消えてきた。おなかの調子もよくなった。足底も痛くならずにしっかり着地してる。ラップは、7分15秒/キロメーターを前後してる。アップルマラソン沿道応援に岩木山登山囃子の人たちがいた。前夜祭のアトラクションにも出演していた人たちだ。(左側写真三段目左側) リンゴの収穫をしている人たちがいる。台風が近づいているからね。西目屋に近づくと山並みが綺麗になる。(左側写真四段目)
 折り返して対向して来たかあちゃんを撮影する。これまでは走りながら撮影していたのでぶれぶれだ。今回は足を止めてしっかりスマフォをホールドして撮影した。(左側最下段左側)
 ブナの里白神館前の折り返し点を回ったところで記念写真撮影する。(左側写真最下段右側) 折り返し点、つまり標高のコース内最高点を2時間30分で通過する。足も腰も頭もおなかもどこも痛くない。まあ大丈夫そうだ。これから長い長い下りになる。24キロ地点で腹が減る。持ってきたチョココルネを食う。が、最後のチョコがいっぱい入った部分を食おうとして落とした。28キロ地点でブドウ糖ゼリーを飲む。これは、弘前大学医学部付属病院に入ってるローソンで買ったものだ。
 25キロを過ぎたらもう写真を撮る気力が無くなった。なんとか32キロ地点までは頑張った。足の血流を促す為に止まって屈伸を2回する。それ以後は1キロごとの距離表示板の前で止まって屈伸をする。36キロ過ぎると連続して1キロ走れなくなった。その後は、走りと歩きと交互にやる。100数える間歩く。次に200数える間走る。足の血流を促す為に止まって屈伸を2回する。これを繰り返す。最後の6キロ地点がうまく行くと確実に記録が伸びる。足がつってしまうともう走れなくなるからすごく遅くなってしまうのだ。が、足がつりそうな様子はない。だんだん、走れる距離が短くなる。最後の城西大橋はきつい登り坂だが、歩いて登りきった。自己記録更新できそうな時間帯だ。止まって屈伸を2回して、残り700メートルを疾走する。足がつらない限界速度で走る。
 5時間26分38秒でゴールできた。が、自己ベスト5時間26分26秒に12秒足りなかった。でも、タイシタモンダ。自分をホメタイ。今朝の様子じゃ6時間以内での完走が危ぶまれた。調子が悪い時の方が記録が出るのかも知れないな。かあちゃんは4時間30分28秒だからかあちゃんよりも50分も遅いな。
 ゴールして林檎を1個食う。もう一個もらって食う。うんまい。着替えてから抽選会を待つ。抽選は2回行われる。早い時間にゴールした人と後半から最後にゴールした人までだ。遅くゴールした人も抽選に参加できるようになった配慮は嬉しいね。私は、抽選会で、なんか当たってしまった。でっかい箱だ。ケーズ電気の包装なので家電品か。
 会場からの帰り道途中でアイスクリームを食った。うんまいね。足が痛い、腰もいたい、動くのが億劫だよ。ばんごはんは、長男も交えて三人で佐和家で食べた。
 ホテルの部屋に着いたとたん眠くなって寝てしまったようだ。



十月四日 移動日 
 私が中学3年生だった10月頃、受験勉強をしていた自室の窓から田んぼを眺めた。小さい時は毎日のように近所のがきどもとそこに遊びに行ったものだ。ザリガニを捕まえ、鬼ごっこをし、模型飛行機を飛ばし、シジミをとり、雑魚を釣った。思い返すともう何年もそこに立っていないと気づいた。300メートルほど農道を歩いて確かめながらそこまでちいさな旅をした。そこは何も変わっては居なかった。ヒトは、何かを確かめる為に旅をするのだろうか?
 1972年ごろ国鉄が、大々的に「デスカバー・ジャパン」観光キャンペーンを展開していた。日本人がみな「日本のどこか、知らないところへ、遠くに行きたい」そして「日本再発見」をするということか。そして日本国有鉄道は収益があがる。ヒトは、何かを見つけるために旅をするのか。?
 私は、旅好きだが、旅好きになったのは「デスカバー・ジャパン」のせいではない。
 1972年4月、私は歯科大学に入学し写真部に入部した。8月に写真部の合宿が長野県湯田中温泉であった。うちから湯田中温泉まで独りで行った。時刻表を買い、行程を策定し、切符を買い、車窓をながめ、弁当を買い、乗換えて湯田中まで楽しい旅であった。その年は、初めて大学に入り、部活をし、合宿に参加し、なにかと経験することが多かったが、特に初めて独り旅をしたことが印象深い。そして、私は旅好きになった。目的もなく当ても無く旅をすると言うという事もあるかもしれない。旅には、目的地や終着地が必要なのだろうか。
 かあちゃんと私は、午前6時50分ごろ家を出て弘前に移動する。二人で第12回弘前・白神アップルマラソンにエントリーしている。12時に弘前駅に着いた。長男を呼び出して三人でピザを食う。その後気になっていたカフェ「チューブ・・レーン」に行って見る。(左写真) この店名は、なにか自転車に関係有りそうなイメージだ。だが、実は「潰れん」の駄洒落だそうである。
 午後4時過ぎマラソンの受付をする。参加賞は米2キロ。2人分なので4キロある。長男に持ち帰らせた。3人で城公園を散歩する。この時間に天守閣に登るのは初めてだ。天守閣内部と展示物を見た。
 午後5時からの「前夜祭」に参加する。ゲストランナーは藤原新選手です。昨年、お会いしたヒトや今年参加する人たちとしばしお話をする。明日は、頑張るぞ。


十月三日 フィッシュ アンド チップス 
 かあちゃんが、鱈とかぼちゃを唐揚げにした。フィッシアンドチップスだな。ジャガイモじゃなくてかぼちゃだが。
 ビールに良く合ってうんまい。

十月二日 38年目の重合フラスコを締め付ける小工具 
 午前8時、ふと、重合フラスコを締め付ける小工具のことを思い出した。
 それは1976年のこと、38年前のことである。歯学部の学生であった私は、歯科補綴学の技工実習用にさまざまな道具を購入した。おおかた実習材料器具一式としてまとめて購入したのである。加熱重合レジンを用いた義歯等を製作するために重合フラスコを締め付ける工具が必要だ。左の写真は、小型ではあるがその工具の一つである。町工場の職人が、真鍮を鋳型に流込み削りだしネジを切り磨きだしたのであろう。手作り感いっぱいの昭和30年代の代物である。しかし、学生実習で一度も使われなかった。その後、歯科材料の変遷によりこの器具が使われることは無かった。購入後38年間一度も使われないまま棚の奥のすき間に仕舞いこまれていた。
 西津軽郡鰺ヶ沢町本町246−4にある海の駅農産物直売所「あじ・彩・感」で、かあちゃんが鯵ヶ沢産の「鬼胡桃」を買って来た。硬い。やたら硬い。トンカチでたたいても上手く割れない。かあちゃんが、しかたなく「あじ・彩・感」に電話して割り方を問い合わせた。職員が数人対応して親切に幾通りかの方法を教えてくれたらしい。それでも、うまく割れない。
 午前8時、ふと、重合フラスコを締め付ける小工具のことを思い出した。こいつは、胡桃を割る為にうちにあるんだ。38年後、初めて使われた重合フラスコを締め付ける小工具。でも、胡桃を割る為に。

 今日は、常総保健所の所員が2名やって来て医療監視を実施した。全ての医療機関は、5年毎に法に定められたとうり管轄保健所の立ち入り検査を受けなければならない。見方を変えれば、保健所は管轄地域の全ての医療機関を5年おきに立ち入り検査しなければならない。それが医療監視である。午前10時から90分ほど書類のチェック診療設備の実態のチェックなどをおこなった。 うかつにも不備が3点あった。①認定証書の有効期限が切れている。(うっかり、更新を忘れた。)②責任者名の記載もれ(これもうっかり書き忘れた。)③掲示書面の不備(掲示義務があるのを知らなかった) 他の項目は、良好とのことで立入検査が終了した。
 午後4時から宅地南側市道路周辺の除草をする。刈り払い機で作業したが、暗くなったので作業中断。明朝続きをしよう。
 
 



十月一日 しとぎ 
 かあちゃんが、しとぎを作った。米粉にお湯を加えて混ぜる。練る、練る練る。良くまとまらないので電子レンジで加熱してさらに練った。数時間寝かしてから餡を包んで焼いた。







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二〇十四年 十月  デンタ日記  > go to home/待合室
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