二〇十二年 十月  デンタ日記
 十月三十一日 肉 牛ステーキ うさみ亭風 。
 ばんめしは、肉だ。かあちゃんが、牛サイコロステーキ、うさみ亭風を焼いた。うさみ亭のステーキをまねて牛肉を焼いたのである。見た目は似ている。味も食感も似ている。しかし、うさみ亭のステーキには、遠い。近そうで遠いのが、職人の腕なんだな。

 十月三十日 1984年 。
 フォトサルベージ。昔の写真をスキャナーでデジタル化して整理している。左は、診療室2階の居間で飼い猫といっしょに撮った写真だ。テレビやステレオセットがあるから、がたぶん1984年だろう。28年前か。部屋に冷蔵庫はまだないな。まだ、独身で外食していたんだな。猫を抱えている。白黒のぶち猫、オス。名前は、「こじろう」。頭の悪い猫であった。

 十月二十九日 小川軒 「レーズンウイッチ」 。
 ラムレーズンがサンドイッチしてあるのが、名の由来らしい。マルセイバターサンドと同じような菓子だ。うんまいな。

 十月二十八日 シュークリーム と チャイニーズ。
 午前8時ごろ家を出て「クリーン坂東」に参加する。市民が、道路に散乱するゴミを拾い集めて清掃するイベントだ。市民が近所の道路を一回りしてゴミを集めるので2時間もすると小さなゴミまでなくなり気持ちが良い。全坂東市いっせいに行われるイベントだが、人口密度に差があるから地区によって参加人数のバラツキがあり清掃状態に差が出てきてしまうのはいたし方がないな。
 8時30分ごろ、曇り空、雨が降ってきそうだが、かあちゃんと一緒にランニングに出た。国道354号バイパスに出て canon semiconductor equipment キャノンセミコンダクターイクイップメント(半導体製造)の前の交差点まで走り、折り返して水海道大橋方面に向かう。スイーツファクトリーモンテールつくば工場直営店前の交差点を過ぎ県道135号との交差点まで行くと雨が降ってきた。そこで折り返す。沿道に第四日曜日だけ営業する蕎麦屋さんがあった。店内にそばをうってる人影が見えるが、どうやら午前11時半からの営業らしい。まだ、間があるので今日はパス、残念。
 スイーツファクトリーで生クリームとカスタードクリームのコンビネーションシュークリームを2個(単価95円:右側の写真)とミニシュークリーム9個入りを買う。このショップには、時々格安商品が並ぶ。シュークリームがなぜか68円の時もある。今日は980円のスーツセットが目玉商品のようだ。、小ダンボール箱にいっぱいエクレアやシュークリームなどの菓子がつまって980円だった。かなり、魅力的だったが、食べきれない量だったので(私は物理的に食べきれるが、全部食べたらすごいカロリー量だから食べきれない。)あきらめた。通常の三分の一の価格だろう。が、賞味期限は今日までの商品だ。
 店を出てすぐシュークリームを一個食う。雨がいっぱい降ってきた。うちに帰り着く頃にはかなり雨が降ってきてびしょぬれになった。シャワーを使ってから出かける。
 昼飯は、守谷のチャイニーズレストラン「薫風飯店(クンプウハンテン)」に出かける。ご主人は、料理の鉄人陳建一さんのところで修行されていたらしい。かあちゃんは、さんらーたんめん。わたしは、五目そばです。コクノアルうんまいスープと丁寧なつくりの具のからみもさることながら、器や盛りつけの美しさもうまみをましているような気がする。十分にコストに見合う中華料理である。ウィーデーには800円ぐらいのランチメニューがあるようで満席になる賑わいだという。左側の写真は、五目そば。

  そういえば、最近気づいた。キャノンセミコンダクターイクイップメントの敷地内にキャノンの修理品お持ち込み窓口があった。 キヤノンテクニカルセンター 茨城県坂東市馬立1234 7棟3F 電話 0297-35-5000 営業時間9:00~17:30 土・日・祝以外
 これは、修理が発生した時には便利だ。実は、先日、私のキャノンの一眼レフを新幹線乗車中座席の肘掛にぶつけてモニター画面のカバーを割ってしまった。修理に出さなければ。

 

 十月二十七日 豚の角煮、あじたま、だいこん 。
 豚の角煮は、中国の東坡肉(トンポーロー)と言う料理が日本に伝わって変化した物だといわれている。かあちゃんの豚の角煮のレシピはどっからやってきたものか。あちこちのレシピが混合されて経験とカンによって熟成されたものなのか。だいたいは、大根とあじたまが付属する。角煮は、もちろんうんまいんだが、味がしみこんだ大根とたまごもすごい。汁をご飯にかけて食べたい。そんなわけでばんごはんは、豚の角煮。キャベツとトマトのサラダ、もやしの酢の物、味噌汁など。。

 十月二十六日 腕立て伏せ。
 腕立て伏せ10回3セット/日を実施している。
 一眼レフは綺麗な写真が撮れる。コンパクトデジカメでは届かない領域だ。私の一眼レフデジカメは本体だけで850グラムある。300グラムのレンズと組み合わせると1.15キログラムになる。交換レンズも持ち歩いたら2キログラム以上になってしまうな。重い一眼レフの装備を持ち運び振り回すために腕と肩の筋肉が必要だ。
 そこで、腕立て伏せで筋肉トレーニングをしている。まあ、写真を撮るためだけではないが、良い写真を撮るには筋力が必要だよ。
 良い写真をいっぱい撮りたい。私は、基本的にそのシーンを誰かに見せたいのでシャッターを押す。最近、その誰かとは、将来の自分であると気づいた。こんな事をしたんだぜ、こんなものを食ったんだ、こんなとこに行ったんだ。と最後の自分に自慢したい。のだろうな。 左は、
ancient photo salvage をした1988年春の写真。

 十月二十五日 いわい将門ハーフまらそん 。
 いわい将門ハーフマラソンのノボリが大会会場周辺に出た。(左側写真) 
 ランニング練習しているランナーが目立ってきた。日曜日にはコースを試しに走るランナーが多い。私たちも午前中に八坂公園周回コースを3周して約11キロ走る。
 昼食は、といっても午後二時半になってしまったが、...ひさしぶりにログハウスの喫茶パスタレストラン「茶ん歩路」に行く。
私のふぇばりっとは「ホイル焼き」です。シーフードのホワイトソースのパスタです。アルミホイルで包まれた、具材のシーフードとチーズとホワイトソースとパスタがオーブンで焼かれてぐつぐつしてるものがサーブされます。熱くてすぐには食べられません。ホワイトソースにシーフードのうまみが溶け込んでチーズで絡まって絶妙のコンビネーションでうんまい。これは、かあちゃんも真似ができない一品です。(中側写真)
 ばんごはんはビーフカレーです。次男もちょうど帰宅して久しぶりに3人でばんごはんになった。(右側写真)


 十月二十四日 Panasonic LUMIX 「DMC-LX7」 。
 コンパクトデジカメ パナソニック ルミックス LX3 を18日に修理に出した。帰りにヨドバシカメラアキハバラで LX7 を見た。触った。嗅いだ。LX5の一世代を飛ばしてのバージョンアップなので私が使用中のLX3に比べて目を見張る性能アップである。明るいレンズと高速フォーカシング。明るい液晶モニタとムビー機能も性能アップ、すべてがLX3よりも使いやすい。あたりまえか。外装サイズやダイヤル、スイッチなどの位置はほぼ同じだから使いかってはLX3とほとんど同じで良好だ。LX7はいいな。
 一方、Canon EOS M には、期待していたのだが、私にとってのメリットはレンズアダプタを使って手持ちのEFレンズが使えることぐらいで他のことは全てかすんでいる。なにか、中途半端で物足りない。ミラーレス一眼レフはコンなものか。むしろ、じゃまな感じがする。当面、EOS M を買う気にはなれないな。私は、コンパクトデジカメのハイエンドルミックスLX7とキャノンの一眼レフEOS5DⅡの2機種で全領域制覇を目指してみよう。 
 てなわけで、先日価格コムで最安値店で通販でLX7を購入した。購入コストは送料等込みで43862円だ。フィルターアダプターキット DMW-FA1 はアマゾンで購入1891円、同時に Manfrotto POCKET三脚Sブラック 1982円、フィルター ケンコー・トキナー 37mm PRO1D 1427円も購入した。昨日、商品が到着。(左写真)

 十月二十三日 ancient photo salvage 2 。
 かつて撮影したフィルムからプリントした写真が未整理のまま引き出しの奥から出てきた。手作業でスキャナーでスキャンしてデジタル化している。

 左の写真は、1987年の秋に秩父から大滝村を通り中津川林道(現:秩父市道大滝幹線17号線)を越えて峠の向こう側、南佐久郡川上村に抜ける途中のどこかだ。と思うが何処だかわからない。川上村の丸正旅館に泊まったのだが、今も営業しているだろうか。また泊りたい。

 十月二十二日 ancient photo salvage 。
 ふと思い立って昔の写真をデジタル化しようと思った。スキャナで取り込んでファイルに保存する。撮影年月日や撮影場所、撮影動機が不明なものも多数あった。自分で撮ったはずなのだが良く分からない。記憶はいい加減なものだな。
左側写真から
①小学校2年ぐらい?遠足で筑波山。祖父と私。撮影してくれたのはだれだろう。1960年ぐらいだろうか。
③中学3年、2年か? セルフポートレート。たぶん自室で。1966年だろう。
③私と妻と長男と、いっしょに松見公園。1988年だろう。セルフタイマー使用、ブローニュー版。
いづれも撮影月日不明、今後調査して特定しよう。

 十月二十一日 将門ハーフマラソン擬似コース 。
 かあちゃんといっしょに午前9時半ごろ家を出て将門ハーフマラソンの擬似コースを走る。雲ひとつない晴天だ。まぶしい。コンビニで給水。
 利根川の河原では模型飛行機やライトプレーンやモーターパラグライダーが飛んでいた。途中コースからはずれたところで大きな銀杏の木を発見した。西光院の銀杏の木だ。樹齢1000年以上か。(右側写真) 青い空に青いスカイツリーが見える。青い筑波山も見える。田んぼの中の直線コースではコスモスが咲いている。マラソン大会当日は満開になるといいな。(右側写真)

 十月二十日 ベルホーレ 。
 市民音楽ホール「ベルホーレ」、図書館併設。私にとっては、良いロケーションにある良い施設だ。最近は、広い駐車場の斜面をランニングの練習に使っている。坂道ダッシュだ。

 十月十九日 シフォンケーキ カスタードクリーム 。
 先日、かあちゃんがシフォンケーキとカスタードクリームを作った。

 十月十八日  秋葉原 。
 午前8時半から長谷周回コースを1周して約5キロ走った。
 ルミックスLX3の修理の為に秋葉原のサービスポイントに出かけた。コネクタの接触不良が不具合の原因と思っていたが、液晶モニタを基盤ごと交換するらしい。ついでに傷ついた外装部品も交換するらしい。コストは、一律8500円なので全部お願いする事にした。交換部品の在庫がないために数日かかるという。即日修理はかなわなかった。
■名称:LUMIX&Let’s note 修理工房 (パナソニック テクニカルサービス株式会社内)
■受付時間:午前9時から午後5時(即日修理受付)・午後8時(お引取)まで(年末年始・お盆を除く)
■住所:〒101-0021東京都千代田区外神田1-8-1 第三電波ビル1F TEL:03-3251-4616 FAX:03-3257-3865

 秋葉原の裏通りは、怪しいパソコン部品を扱う店が減って「食い物や」が増えた。もう、怪しいパソコン部品はそんなに流通しないし儲からないないのだろうな。ケバブとか、ラーメンとか、アイスクリームとか、そばとか、を扱っていたほうが儲かるに違いない。

 十月十七日  医療安全会議 。
 老健きねぶちさんの訪問歯科診療をした。Sさんの新しい総義歯が出来上がった。装着していただいて適合してることを確認する。テストフード(やわらかめのせんべい)を食べていただいて痛いところがないことをたしかめて診療を終わりにした。きねぶちさんから帰ってきて、
午後の診療の一部を休診にして医療安全会議を実施する。うちでは、医局会などと呼んでいる。今日はスタッフ全員がそろった。先月の業務や業績の報告。その他の伝達事項の通達などを行う。(左写真)

 十月十六日 ちきん! 。
 ばんごはん。

 十月十五日 パソコン・リカバリ 。
 起動しなくなった不具合のあるパソコン。CPUクーラーのつめが破損して不具合が出ていたのだが、部品を交換して昨夜組み上げた。今朝から、診療の合間にWindowsXPをインスツールしている。ハード的にもソフト的にもリカバリだ。

 十月十四日 きむち味噌煮込みうどん 。
 午前10時55分から八坂公園周回コースを約10キロ走った。
ひるめしは、煮込みうどん。

 十月十三日 アップルマラソン 。
 アップルマラソンの写真が、ウェッブ上に掲載された。ゴール直前100メートル」地点の画像だ。他の地点のものはない。早速コピーしてみた。私は、足が上がってないな。走ってるフリをしているが、実は歩いている。かあちゃんは足が上がっているね。約60分の時間差がある。
(左写真)

 十月十二日  。
 今日も、昼に老健きねぶちさんに訪問歯科診療を。Mさんの総義歯の蝋義歯指摘をする。Mさんは義歯を無くしてしまって不自由をしていた。もうすぐ上の総義歯が出来上がる。とても楽しみにしているようだ。続いてHさんの義歯の調整をする。なかなか、潰瘍がなおらない。大胆に床を削ってみた。少しは楽になったようだが、まだ痛いらしい。次週も調整しよう。(左側写真)

 昼に「マタニ」のアップルパイ。をカットして食べる。ばんごはんは、擬製豆腐だ。ブロッコリー、カリフラワー、味噌汁つき。

 十月十一日  。
 昼に老健きねぶちさんに訪問歯科診療をする。午後の日差しがホールの奥まで入り明るい。
 秋にはうんまいものが、いっぱいだ。

 
弘前市親方町のパン屋「マタニ」のアップルパイ。りんごがいっぱい詰まっている。形もシンプルで美しい。(右側写真)
 弘前市新寺町の 「太巻きや」の寿司弁当。稲荷寿司、紫蘇の葉巻き、太巻き寿司、茶巾寿司の折り詰めと太巻きと稲荷の折り詰めがある。ちいさな構えの店で初老のご婦人が一人で切り盛りしているらしい。おはぎや大福などもある。どれもうんまい。常連の客も多いのだろう。午後早くに多くは売切れてしまう。寿司弁当は、正午あとにはなくなってしまうだろうな。弘前に行ったら必ず行く寄るチェックっするスポットがいくつかできた。このふたつは、弘前に行ったら必ず行くおいしいお店だ。(右側写真)

 十月十日 就学時検診 。
 午後1時半から飯島小学校で就学時検診をした。歯科衛生士の中田が、保護者に「6歳臼歯」のことについて講話をした。パワーポイントを使って手際よくわかり易くうまくできたね。(左側写真)
 昼飯は、ドライカレー。ばんめしは、味噌煮込みうどん。おばの家に弔問する。(右写真)

 十月九日 青森県立美術館 。
 午前6時ごろ起床。弘前城公園に散歩に行く。
朝露に濡れる園内は静か。今朝も岩木山が良く見える。
 午前7時半、ホテルの朝食ビッフェで腹いっぱい食べる。今回は弘前国際ホテルに3連泊したのであるが、ここの朝食ビッフェの全品制覇はかなわなかった。和中洋カレー多くの品数があり、スープやカレー味噌汁など日替わりのモノも多い。かあちゃんは、国際ホテルの朝食ビッフェがお気に入りだ。宿泊者は850円で朝食ビッフェを予約できる。かなりコストパフォーマンスの高い朝食である。
 チェックアウトしてから長男の下宿の大家さんにご挨拶に行く。帰り道に弘前市新寺町115の 「太巻きや」によって太巻きとお稲荷さんの弁当、大福餅を購入する。今日の晩御飯に当てるつもりだ。弘前市親方町のパン屋あるいは焼き菓子屋、あるいはその両方の「マタニ」でハンバーグカツバーガーとアップルパイとブドウパンを購入。昨日もここでガトーノアとアンパンとハンバーグカツバーガーを買っている。昨日も今日も昼飯はマタニのハンバーグカツバーガーだ。
 あちこちよりみちして弘前駅にたどり着き奥羽本線で新青森駅まで行く。荷物をスイカ対応コインロッカーにしまいこんで、南口バス乗り場でバスを待つ間にマタニのハンバーグカツバーガーをがぶり。250円だが、おおきい。カレー味のポテトサラダがカツを邪魔しない良いアクセントになっている。大きさの割りに重さも感じずさりとて軽くもない。後味もすっきりだ。マタニに行ったらまた買うだろうな。アンパンは1日経過してるので残念ながら普通のアンパンに成り下がっていた。(左側4段目写真)
 南口の歩道に芽吹いた植物二種。来る冬に耐えても来年の春には引き抜かれてしまうかもな。

 市内周回バス「ねぶたん号」で青森県立美術館に行く。
 奈良美智の個展「君や僕にちょっと似ている」が催されている。「あおもり犬帽子プロジェクト」も観た。この帽子は、天候によって撤去されることもあるらしい。(右写真) 美術館は不思議だ。静寂、対流、光、と影、吐息、足音、美術館員の移動、などなど作品の圧力に加えて、奇妙な緊張がみなぎっている。私はおそらく、作品とともにこの緊張を観に行くのだろう。私の脳内にはこの緊張の後味が残留したまま、しばらくの時をすごすことになる。これが、いいんだな、きっと。
 ねぶたん号に乗って新青森駅まで帰る。帰りは、はやて38号だ。

 十月八日 岩木山 。
 早朝から良い天気。ホテルの窓から見る岩木山の頂上には雲がない。かあちゃんと一緒に弘前城公園に散歩に行く。とても走ることはできない。歩くのも辛い。坂道は登るのもくだるのもつらい。ちょっとの傾斜でもつらい。平地でも辛いのだから、傾斜があったら辛いのはあたりめえ。親方町のパン屋マタニでハンバーグカツバーガーを買う。
 午前8時から長男といっしょに朝食ビッフェを楽しんだ。昨日は、寝過ごした長男であったが、今朝は時間どうりにやってきた。弘前に来ても私たちと長男が一緒にいるのは食事のときだけである。一緒にどこかに行くとか、観光するとかの行事は一切ない。互いに好きなことをして別々に休日をすごしている。が、メシはどちらも一日3回食うことになるので、どうせならメシを一緒に食おうということになる。(右写真)
 午前9時ごろ、駅レンタカーで車を借りた。岩木山8合目駐車場まで行く。リフト終点から頂上を目指す。案内書には頂上まで40分とあるが、筋肉痛があって登るのがつらいのでもっと時間がかかるだろう。リフト終点から少し登るとすぐ下り坂になった。下るのは足腰にもっとつらいことが判明した。山頂までの往復ではさらに時間がかかるだろう。覚悟してとにかく頂上を目指した。辛くてもなんとしても山頂にたどり着きたい。駐車場レストハウスのトイレで並んだ初老のネイテブツガリアンの言うことには、こんな好天は年に数日しかないという。始めは汗をかいたが、高みに近づくにつれ気温が下がりさわやかな風が吹いてきた。最後のガレバが急で辛かったが、山頂まで頑張ったぜ。山頂の鐘と三角点を確認してから岩木山神社奥宮におまいりする。いまごろ、おばの葬儀が執り行われているだろう。心から冥福を祈る。
 一休みして、昼食を摂ったり、あちこちで記念写真を撮ったりする。全方位好天雲ひとつない。津軽半島、北海道、下北半島、八甲田、鳥海山、日本海、すごいパノラマ絶景だ。日没まで居ても飽きないだろうな。でも、最終のリフト運行に間に合うように余裕をもって下山する。下りはやっぱり足の筋肉が痛い。危険、一歩ずつ確実に確かめながら下山する。休みながら、写真を撮りながらおりた。筋肉痛をこらえて、来てよかったな。
 レンタカーを返してから、長男と待ち合わせて、和食の食事処「佐和家」で晩御飯を食べた。イカの一夜ボシうんまい。 

 十月七日 第10回 弘前・白神アップルマラソン 。
 
第10回 弘前・白神アップルマラソンの日だ。スタート3時間前の午前6時に朝食を食べる。
 8時ごろゴール地点で荷物を預けて記念写真を撮る。(左側写真最上段左側)
 8時45分ごろスタート地点に移動し記念写真を撮る。(左側写真最上段右側)
 5キロ地点を過ぎて馬子橋を渡ってからの上り坂。背後に岩木山が良く見えるところで記念写真撮影。(左側写真2段目左側)
 ひたすら西目屋の折り返し点に向かって走っているところで記念写真撮影。(左側写真2段目右側) ブナの里白神館前の折り返し点を回ったところで記念写真撮影。(左側写真3段目右側)  折り返し点、つまり標高のコース内最高点を2時間30分で通過する。足が痛くなったところもあるが、まだ大丈夫だ。これから長い長い下りになる。(左側写真3段目左側)
 25キロ地点から見える山並み。(左側写真4段目左側)
 28キロ地点の給水所。(左側写真5段目左側)
 なんとか30キロ地点までは頑張った。その後は、走りと歩きと交互にやった。最後の6キロ地点がうまく行くと確実に記録が伸びる。足がつってしまうとすごく遅くなってしまうので、足がつりそうになったら止まって約1分間マッサージしてから歩いた。リズミカルに歩けるようになったら走った。だんだんマッサージする間隔が小さくなってきたが、記録更新を目標にがんばった。よく頑張ったよ。
 先行したかあちゃんがゴール入り口付近で待っていた5時間26分26秒でゴールできた。すごい、フルマラソン自己ベストを約30分縮めて更新した。それでもかあちゃんより50分も遅いな。午後2時30分ごろゴールして林檎を1個食う。うんまい。もう一個もらって食う。うんまい。急いでホテルに戻ってシャワーを使ってから午後3時30分からの選手交流会に出る。さすがにレースのあとだから立食ではなく椅子が用意されていた。アトラクションのリンゴ娘(弘前の5人組アイドルグループ?)のショーもそれなりに楽しむことができた。食べ物もうんまい。腹減ってるのを差し引いてもイカの一夜ボシはうまいな。(左側最下段写真)交流会が終わって外に出ると岩木山のシルエットが美しかった。(右上写真)
 レースの為に昨日から我慢していたコーヒーを飲みに行く。国際ホテルの向かい側にTea&Co.に行く。店内はコーヒーの香りで満ちている。きしむ体を椅子に預けてコーヒーにクリームを溶かしてゆっくりと楽しんだ。
 弘前でも花町周辺の居酒屋は遅くまで開いている。が、普通の食事処は割りと早く店じまいする。午後7時になると土手町通りも人がまばらになる。午後8時では人がいない。連休でいつもより観光客が多いのかも知れない。飲食店からあぶれた人たちが携帯電話をせわしなく使い空いてる食事処を探しているようだ。連休で弘前に来たらまず夕食を摂る処を予約して確保しよう。
 その後、午後7時に予約した郷土料理の店で呼び出した長男を混ぜて私的にマラソン打ち上げ会を催した。「いかめんジ」とか「帆立とリンゴのかき揚げ」とか「牛肉棚葉味噌焼き」とか「サラダ」とか「イカの一夜ボシ」とかオーダーしてビールやら日本酒を飲んだ。長男が言うには地酒「田酒」がうまいらしい。イカの一夜ボシはうんまいな。アイスクリームとかあんみつとかすごく甘いものが食いたかった。弘前では居酒屋は遅くまで開いているが、普通の食事処は割りと早く店じまいする。連休でいつもより観光客が多いのかも知れない。飲食店からあぶれた人たちが携帯電話をせわしなく使い空いてる食事処を探しているようだ。連休で弘前に来たらまず夕食を摂る処を予約して確保しよう。
 やった、フルマラソン自己ベストで完走だ。きょうはぐっすりねむれそうだ。

 十月六日 0 km POINT 。
 
かあちゃんといっしょにうちを5時40分に出た。TXを乗り継いで東京駅に行く。東京駅丸の内駅舎復原工事が完成して構内の店舗の営業時間が変わったのか、新しい店舗なのか、連休のせいか、早くから開店してる。スターバックスコーヒー JR東京駅北口店にてアイスカフェモカとホットカフェラテをテイクアウト。旅はいつもスタバのコーヒーを連れて始まる。Tokyo Station platform number 21. The beginning of my journey. 0km POINT(左写真最上段左側) お茶、水、ワイン、弁当を買ってはやぶさ1号に乗る。奥羽本線つがる52号を乗り継いで弘前駅に12時2分に到着する。(左写真2段目写真)駅で長男と待ち合わせた。
 3人で pizzeria DA SASINO (土手町62-1 TEL 0172-33-2139 )で昼食となった。白い釜が店内にあるピザのお店だ。モルタデッラの塩気と嶽きみの甘さのピザ と ハムチーズバジリコトマトソースのピザ それに馬肉のカルパッチョを食べる。ピザにトマトを載せたのはコロンブスらしい。このピザ店はネット上の書き込みで弘前で一番うまいと評判だ。確かにうまい。
 国際ホテルにチェックインしてから観光館に行く。第10回弘前・白神アップルマラソンの受付をしてゼッケンなどをもらう。天候は曇り。連休であるせいか、街の中は人が多いような気がする。マラソンのゼッケンなどが入っているアシックスのビニール袋を抱えた人にあちこちで出会う。一緒に走るのかと思うと知らない人でも声をかけたくなるものだ。弘前城公園を散歩する。マラソンランナーだけではないだろうに公園内も人が多い。人の流れの切れるのを待って城門前で記念写真を撮った。(右写真最上段) 岩木山頂上は雲に隠れている。午後4時過ぎになるとだんだんと公園内は静かになった。曇り空のせいで人がいつもより早くいなくなったのだろうか。
 笹森記念体育館で午後5時から前夜祭が開かれた。出場選手と大会スタッフとゲストの交流会だ。私たちはアップルマラソンに初めて出る。もちろん前夜祭も初めて出るのだ。前夜祭のあるマラソン大会は少ない。せっかくなのでかあちゃんと二人で出てみようということになった。コース情報を得たり弘前の人たちとの交流も期待したのだ。会費は1000円、立食パーテー形式だが、飲み物食べ物十分ある。郷土料理もある。津軽三味線のアトラクションも見ごたえ聞きごたえがあった。おまけに500円の弘前城公園クオカードがお土産についている。
 前夜祭は、「タカマル君」の握手会から始まった。「タカマル君」は弘前市のゆるきゃらだ。子どもたちにはゲストの瀬古利彦さんよりも人気がある。かあちゃんは、瀬古さんが坂東市将門ハーフマラソンのゲストになったときに一度握手をしている。こんどは、瀬古さんにしっかりサインもいただいている。(右側写真) 会場でコースの様子を聞こうと談笑している地元のランナーとスタッフらしき人に声をかけた。ベテランランナーで弘前市議会議員、弘前体育協会役員のお二人だった。
 携帯に叔母の訃報がとどいいた。とても残念だ。2週間前は、まだまだ元気だったのに。冥福を祈る。ホテルに帰って明日にそなえて早く寝ることにした。

 十月五日 坂東市デマンドタクシー 。
 診療が終わってから八坂公園周回コースを歩いた。八坂公園の駐車場内にデマンドタクシーの乗り場がある。このデマンドタクシーを使って私の診療所に通院してくる患者さんもいる。以前から気になっていたのでちょっとネットで検索をしてみた。
 以下坂東市のホームページのデマンドタクシー Q&Aから抜粋。http://www.city.bando.lg.jp/index.php?code=1459。


らくらくタクシー「らくらく」とは?
 利用される方の予約により運行し、自宅から目的地まで移送する乗合タクシーです。利用状況や利用者の皆さんの声をうかがいながら地域に根差した公共交通を目指します。

利用登録について
 平成24年3月1日よりデマンドタクシー利用登録を開始しています。登録された方には登録証をお渡しします。登録後、自動車が入っていけるかどうかなどの現地確認等を行いますので、利用開始までには1週間程度の時間が必要です。お早めにご登録ください。

利用方法
 利用したい日の前日に予約センターへ電話等で予約してください。その際、会員番号・氏名・乗車場所・目的地・希望の便を伝えてください。複数の方による乗り合いでの運行になりますので、お迎え時間、到着時間を指定することはできません。お時間には余裕を持って予約してください。

利用料金(1乗車あたり)
•中学生以上 300円
•小学生以下・障がいのある方は100円
•3歳児未満、介添えの方一人まで無料


 十月四日 八坂公園 。
 午前9時、床屋さんに行く。午前10時から八坂公園周回コースを歩く。靴紐を調整しながらゆっくり走ったり歩いたり。2周した。空が青い。弘前・白神アップルマラソンまであと2日。

 部屋をかたづける。不要な紙がいっぱいある。整理して捨てなくちゃ。 ばんめしは、茄子の煮物ミョウガ添えと味噌風味シェパーズパイ。(右側写真) 

 シェパーズパイ(英: shepherd's pie)は、羊飼いのパイという意味か。マッシュポテトで作るパイ皮とひき肉で作るイギリスのミートパイである。コテージパイ(英: cottage pie)とも言うらしい「コテージ」は、農業従事者の質素な住居のことだそうで、農家のパイという意味かな。この料理はロースト肉の残りものを再利用する手段であったようだ。「シェパーズパイ」という言葉は1870年代まで使われず、それまでは具が牛肉、羊肉のいずれかにかかわらず、コテージパイと言っていたようである。現在は一般的に「シェパーズパイ」では羊肉(マトン、ラム)を使う。これは羊飼い(シェパード)は羊の番をしてるから、牛ではないと推測されるかららしい。
 かあちゃんは、豚のひき肉を使っているのか。味噌を使って和風味になっている。チーズ、ポテト、豚肉、味噌に白ワイン、良くあう。

 十月三日 MINK OIL 。
革製品にはミンクオイル。革が乾燥するとしなやかさが失われひび割れができてしまう。革が割れると元に戻らない。乾燥しない様に革を保護し手入れしなければならない。革のベルト、革製のシステム手帳、バッグなどにミンクオイルを塗り伸ばす。次の日に布でふき取り磨き上げる。

 十月二日 栗 。
秋は、栗。栗は、冷蔵庫で寝かせると甘味が増すらしい。それを圧力鍋で蒸して食べる。今年初めての栗だ。

 十月一日 月曜日 。
今回は、素直に第一回目からアサドラを観た。
ばんごはんは、かつおのたたき。

 

二〇十二年 十月  デンタ日記



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