二〇〇九年 十月  デンタ日記
 
 十月三十一日 スイートポテト。
 かあちゃんが、スイートポテトを作った。1.6キロの巨大なサツマイモから作った。

 十月三十日 ハートフル広侖
 坂東市小山にある特別養護老人ホーム「ハートフル広侖」さんに訪問歯科診療をした。Sさんの総義歯が出来上がった。新しい総義歯は、すっきりとしていて気持ちが良い。Sさんも心地よさそうだ。良く適合して安定している。強く噛んでも、噛みしめても痛いところはなさそうだ。試しにおせんべいを食べてみる。心地よい音とともにせんべいが砕ける。良い感じだな。(左写真) 
 歯科診療においては、居宅や施設に訪問して治療できることが限られている。さらに、私は訪問歯科治療専用の機材を持っていないので訪問先では、むし歯の治療(削ったり詰めたり)はできないのだ。しかし義歯の治療は、義歯を調整したり修理したり、新しく義歯を製作することも、手持ちのありあわせの機材を使って訪問先でも、ほぼ診療室と同じことができる。義歯の不具合で困っているが、歯科診療室に通うことが難しい場合は、気軽に相談していただきたい。
 かあちゃんが、実家の畑から巨大なサツマイモを掘ってきた。1.6キロある。(右写真) 実家の畑のピーマンも巨大だ。

 十月二十九日 季節性インフルエンザ・ワクチンの予防接種。
 木曜日で休診だ。季節性インフルエンザ・ワクチンの予防接種をしようと天王前クリニックに行った。しかし、私が予防と思っていた「季節性インフルエンザ・ワクチンには、感染予防効果がない。」どうやら、重症化を予防する効果が微かにあるらしいのだが。だから、季節性インフルエンザ・ワクチンの製造量がいつもの70%の今年は、重症化が本当に命取りになる65歳以上の人だけに接種する方針の内科医もいるようだ。ワクチンを接種していると症状がやんわり出てタミフルを使うタイミングを逃してしまう可能性もある。先生のデータを交えた説明に、私は季節性インフルエンザ・ワクチンの予防接種をしなくてもよいその有効性が極めて低いと思えた。結局、接種を受けずに帰ってきたのだが、...。十分な説明をしてくださった先生に感謝いたします。季節性インフルエンザ・ワクチンの有効性について再度学習してみることにします。
 漢字が、書けない。...いつも変換してるだけで、漢字を書くことがめっきり減ったが、これほどまでに書けなくなっているかと驚いた。問診表に漢字で書き込めないのだ。驚いて怖くなった。このままでは、住所と名前しか書けなくなってしまう。かあちゃんの名前も漢字で書けなくなっちゃうかも...。

。。

 十月二十八日 就学時検診。
 飯島小学校の校舎右端に天体望遠鏡のドームが見える。(左上写真) ドームの下の階は半円形の視聴覚室になっている。校舎の中央部は広場になっていて二階まで吹き抜けだ。屋根が透明なのでとても明るい。(左下写真) 
 今日は、飯島小学校で就学時検診があった。私は、坂東市の嘱託歯科医師をしている。21名の就学予定児の歯科検診を保護者同伴で行った。検診結果も含めて子どもの口腔内の状況と注意すべき事項をその場で保護者に説明する。特に6歳臼歯の仕上げは磨きは重要なのでそれぞれの保護者に6歳臼歯の位置を確認していただき仕上げ歯磨きをお願いした。(右側上写真)
 歯科衛生士の和田が、保護者を対象に「6歳臼歯について」講話をした。彼女はパワーポイントでスライドを組み立てて使用した。内容は昨年と同じであるが年々上手になって講話もまずまずだな。養護教諭の話では、毎年のこうした活動が浸透して保護者の虫歯予防の意識があがっているという。本当なら嬉しい。

 十月二十七日 ドーナツ。
 かあちゃんがドーナツを揚げた。午後は暑くなった。25度以上になった。フェーン現象かな。?。

 十月二十六日 木根淵病院に訪問歯科診療。
 昼休みに木根淵病院に訪問歯科診療にうかがう。ベッドサイドで義歯を修理する。うまく噛めるかテストフードを食べていただいてうまくまめることを確認して終わりにする。今日は雨が降って寒い。病室も暗い。

 十月二十五日 日大松戸歯学部。
 今朝8時過ぎに家を出てTXとJRを乗り継いで松戸まで行った。日大松戸歯学部で学園祭とオープンキャンパスが催されている。かあちゃんと次男と一緒に、体験講義「MRIによる画像診断について」を受講する。そして校内と付属病院を見学する。時々、同病院に患者さんを紹介することがある。大きな病院を内側から観るのはひさしぶりだ。多くのパソコンが繋がっている。 私が前回訪れたのは1972年のことだ。付属病院は平成7年に新しくなったようできれいで明るい。設備も充実している。
 小雨が降るような曇り空で、学園祭の人出は今ひとつなのかな、それともいつもと同じなの。
 昼食は、久しぶりに三人そろって守谷「そうざえもん」のランチを楽しむことにした。店に入る前に、多分、私は肉で、かあちゃんは魚、次男はパスタの料理をオーダーするだろうと予想した。そのとおりになった。ここのパンも美味しい。手のひらに載る小さなパンであるが、四個食っちゃった。5個食べる時もある。デザートは紅茶のムースとアイスクリーム。
 「そうざえもん」の庭で3羽のムクドリが地面に降り立ってのんびり餌をさがしている。(左写真)

 十月二十四日 こども劇場の菓子。
 かあちゃんが、夜になってから菓子を焼いている。かあちゃんは、子どもたちがすっかり大きくなった今も岩井こども劇場の会員だ。子どもたちと劇を観にいくこともない。でも、かあちゃんはこども劇場に行く。おそらく、そこに魔女が居るからだろう。その魔女(ヤマダサン)から電話があったようだ。明日、岩井こども劇場の総会がある。...そこで菓子がいるらしいのだ。そこで、今夜急遽、菓子を焼くことになったのだろう。
 余分な部分を、つまみ食う。(左写真)

 十月二十三日 坂東市小山「ハートフル広侖」。
 昼休みに坂東市にある特別養護老人ホーム「ハートフル広侖」さんに訪問歯科診療をした。Sさんの総義歯の試適をする。

 十月二十二日 オーダーインソール 。
 今朝は、かあちゃんといっしょに八坂公園周回コースを3周した。約7.5キロ走った。
 11時頃に家を出て守谷からTX、秋葉原から山手線を乗り継いで目黒に行く。昨年12月に目黒駅近くのマンションでT-PLANの細川 登喜治氏にランニングシューズのインソール(中敷)を製作していただいた。それから8ヶ月、900キロ以上走っているのでチェックとメインテナンスのために再び細川氏を訪ねた。 氏は、まず、ランニング練習の様子やら何を目標としているかをたずねる。さらに私の歩き方を観察し筋肉の発達具合や問題点を分析してインソールを調整する。前回訪ねた時よりも筋力がついて足低筋膜が発達しているようだ。細川氏からインソールの調整をしながら、日常の練習方法やフルマラソンの練習方法のアドバイスを受けた。調整は全て手作業だ。インソールの裏に小さなパッドを貼り付けていく。(左側下写真) 製作したインソールが思惑どうり機能しているか、私の歩行を観察して分析する。製作中、マンションの窓から曇り空を背景に東京タワーが見えた。(左側上写真)今回はインソールの新製作ではなく調整なのでパッドを数個貼りなおす。一回の貼りなおしで調整が終わった。仕上げをしてから、20メートルぐらい試走行してし効果を確認し調整が終わった。2足分のインソールを調整していただいて約3時間、材料費と専用靴紐5組を含めてコストは9000円だ。調整された中敷を履いて帰った。心地よい。
 健康を管理しアンチエイジングに勤めることは、時間を預けているようなものだ。65歳までにフルマラソンを走りきれるようになりたい。そして75歳までは年に一回はフルマラソンのレースにエントリーしたいと思っている。だから中敷をつくりにこれからも目黒に出かけるだろう。

 秋葉原で昼食と夕食を一緒に摂った。じゃんがらラーメンを食べる。全ての具が入った「全部入り」に替え玉を加えてコストは1050円。 ソフマップで中古のDVDを4タイトル購入した。コストは2000円だ。そういえば今日10月22日はWindows7の発売日だ。半ば衝動的にWindows7アルチメットエデションアップグレード版を買ってしまった。コストは、27100円だ。秋葉原の夜は、メイド嬢のビラ配りとともに静かに深くなる。

 十月二十一日 Chiffon Cake 2 。
 今朝は八坂公園周回コースを2周し約5キロ走った。
 かあちゃんが、またシフォンケーキを焼いた。チョコレートシフォンケーキだ。

 十月二十日 Chiffon Cake 。
 今朝は八坂公園周回コースを2周した。昨日よりは楽に走れたな。でも2周以上は走れない。
 かあちゃんが、久しぶりにシフォンケーキを焼いた。
 昼は、老健きねぶちさんに訪問診療した。

 十月十九日 新型インフルエンザのワクチン。
 今朝は八坂公園周回コースを2周した。約5キロ、膝関節や大腿四頭筋の腱、あちこち筋肉痛で走るのが辛い。痛みをこらえて走っていると3キロ過ぎたあたりから痛みが薄らいで楽になってくる。5キロで精一杯だ。
 新型インフルエンザワクチンQ&A(平成21年10月2日時点)が厚生労働省のウェッブページに掲載されています。同ページによると、今回の新型インフルエンザワクチンの接種は、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすことと、こうした患者が集中発生して医療機関が混乱することを防ぐことを目的としている。歯科医療従事者は優先順位に入っていない。また、今回の新型インフルエンザのワクチン接種に伴い、予防接種を受けた人に健康被害が発生した場合の救済については、現行の予防接種法に基づく季節性インフルエンザの定期接種に関する措置を踏まえて必要な救済措置を講じることができるよう検討を行い、速やかに立法措置を講じることができるよう準備を進めているらしい。つまり、ワクチンによる事故はどう補償するか今のところ明確ではないのかな。
 昨日、ジョイフル本田守谷店に行った。金属部品を買ってきた。

 十月十八日 KOBELCO クローラクレーン マスターテック7050。
 無限軌道のついた戦車が発明されたのは第一次世界大戦の時である。小中学生の時は戦車のプラモデルを山のように作った。戦車は、私の好きなジャンルであったのだ。戦車の無限軌道は、非日常的でありかつメカニカルである。起動輪、転輪、誘導輪を囲む帯状の無限軌道があり起動輪でそれを動かして不整地での移動を可能にしている。
 今では、土木工事機械や農業機械でゴム製の無限軌道はよく見かける。が、これほど大きな金属製の無限軌道をまじかで見るのははじめてだ。(左写真) 神戸製鋼クローラクレーンマスターテック7050が、将門ハーフマラソン擬似コースの土手の上にでんと置いてある。重量約60トン、田んぼの排水路改修工事をしているらしい。今日は日曜だから工事も休みか。?
 戦車のプラモデルの記憶の断片が彼方より引きずり出される。思わず写真を撮った。無限軌道をキャタピラーの日本語と思っているかもしれないが、一般によく用いられる「キャタピラー」は米国キャタピラー社 (Caterpillar Inc.) の登録商標である。キャタピラー三菱はキャタピラー社と関連があるのね。クローラー(Crawler)、トラックベルト(Trackbelt)などと複数の呼び名がある。日本では、無限軌道と呼ばれ、軍事用語では、履帯(りたい)と呼ばれるらしい。道路交通法施行規則等ではカタピラというらしい。神戸製鋼は、クローラと呼んでいるわけね。
 かあちゃんと将門ハーフマラソン擬似コースを走った。9時18分にスタートした。前半とばしすぎて後半へたった。途中で給水二回約400ccほど。21.13キロを2時間12分で走った。走行後体重が1.6キロ減っている。走行中に水が2キロ抜けた。。

 十月十七日 メタルボンド。
 今朝は、7時17分から八坂公園周回コースを4周して9.54キロ走った。
 Kさんの左上第二小臼歯のメタルボンド(陶材焼付け前装金属裏装鋳造冠の俗称)が出来上がりました。意図的に色むらを付けて自然な歯に見えるように工夫してあります。色形そして透明感のある仕上がりです。自然の歯にとても近い感じできれいに出来上がりました。写真は、上下逆さになってます。歯ぐきにも調和した形のメタルボンドを作るためにピンク色の樹脂材料で歯ぐきの形態も模型にしてあります。メタルボンドは健康保険の給付対象外なので自費診療になります。
 夜は古河に出かける。歯科医師会の役員会があった。

 十月十六日 パイ。
  今朝は、7時12分から八坂公園周回コースを4周して9.45キロ走った。
 かあちゃんが、バニラシュガーのパイを焼いた。

 十月十五日 カツ丼。
 今朝は、八坂公園周回コースを2周して約5キロ走った。
 昼休みに木根淵病院に訪問診療をした。病室にHさんを訪ねた。使用中の総義歯にテッシュコンデショナーを施す。義歯が安定してくるはずだ。同じ病室の隣の患者さんは I さんだった。十数年前に作った入れ歯を見てくれという。具合が良くていまでも使っているという。私が作った金属床総義歯だった。
 
 夕食は、カツ丼だ。私は、カツ丼が大好きだ。

 十月十四日 医療安全会議。
 みょうに疲れている。一昨日は21キロ、昨日も10キロ走ったからか。朝、7時まで目覚めなかった。ランニング休み。
 昼に老健きねぶちさんに訪問診療をする。その後、午後の診療の一部を休診にして医療安全会議を実施する。今日はスタッフ全員がそろった。スタッフ全員での協議と情報共有は重要だ。

 十月十三日 塩。
  今朝は八坂公園周回コースを4周した。約9.5キロ走った。昨日のハーフがこたえて筋肉痛だ。筋肉痛をこらえて走っているとだんだん気持ちよくなってくるから不思議さ。体重は、60.8キログラムまで下がった。走った後は、喉が渇く。そんなに汗をかいていると思えなくても体表から水分が蒸発しているのだ。体重が下がったのは、やせたからではないのだ。水が抜けたからさ、水分補給と電解質を補給しなければならない。 写真は、食卓の上に置いてある塩の壷。オーストラリア産の自然塩、うんまい塩が入っている。
 今日は昼休みに老健きねぶちさんに訪問歯科診療をした。。

 十月十二日 菓子。
  私が5歳だった1959年ごろの駄菓子屋にはせんべいやかりんとうがおおきなガラス瓶に入って並んでいた。なんとも甘い良いにおいのする森永マリービスケットがやはりガラス瓶に入ってばら売りされていて、2枚で5円だった。その頃、砂糖は入手しにくい高価なものだったのかもしれない。お祝い事の贈答品に砂糖が良く用いられていた。その後、菓子製造も機械化して菓子の種類と生産量は飛躍的に増えた。入手しにくい砂糖の代用品だった人工甘味料の使用を避けて全部砂糖を使うようになり砂糖の消費量が爆発的に増えた。虫歯罹患率も爆発的に上昇した。

 1959年ごろは、菓子製造販売は和菓子店、洋菓子店、煎餅店等でそれぞれの職人が手作りして小売りするといった形態であった。近年は工場で生産された包装済みの菓子が小売店で販売されるという形態が主流である。菓子のなかでも手間のかかる物、素材にこだわった物、流通の困難な物などは専門菓子店が製造する事が多く高品質高嗜好性で高価だ。工業成品としての菓子は均一で量と種類が豊富で安価である。前者、後者とも「菓子」と一つにくくられるが、人がそれぞれに求める意義や意味は違うのではないだろうか。どちらの菓子も社会にとって有用であり棲み分けが定着されていると思われる。

 昨日、もみじ市で購入してきた菓子、見た目はなんの変哲もない、が素材にこだわり、手間を掛け、パッケージでも楽しませてくれる。人の手でひねり出された菓子を眺めながら食いながら菓子を考察してみた。
 
 今朝は8時から八坂公園周回コースを21キロ走った。久しぶりのハーフ、疲れたぜ。そして、ちょっと草取り。その後、洗車。

 十月十一日 青空の下の人工の物。
 。。。もみじ市はよく、「大人の文化祭」と言われます。学生の頃とは違って、みんながひとつの教室に集まって文化祭の準備をするわけにはいかないけれど、でもね、心はいつも同じ教室にいるのです。。。。もみじ市実行委員会事務局ホームページから抜粋。

 連休初日、和泉多摩川駅近くの多摩川河川敷で催された「もみじ市」にかあちゃんと行った。TXと小田急線等を乗り継いで11時ごろに会場に着いたかな。日差しがまぶしい、かわらで凧揚げをする人、野球の試合をしてる人、散歩ジョギングをしてるひと、休日の都会の河原はいつもにぎやかで華やかなのだろうか。
 腹が減ったので食べ物屋の列に並ぶ。風もなく暑い、列に並んでいるだけなのに汗ばんできた。成城・城田工房「自家製ソーセージ・もみじちゃん」(右写真上段左側:いつもはぐるぐるちゃんという商品名だそうだ。) cafe & gallery furacoco「大豆バーガー屋」(右写真上段右側:大豆コロッケのバーガー、野田市にある。) アンリロ「料理ノ宝石店」(ベジタリアンのフレンチ:右写真下段)などを手に入れた。焼き菓子の店の列に並んでいくつか手に入れた。会場で手に入れた千葉県香取郡神崎町の蔵元寺田本家の「醍醐のしずく」(昔ながらの製法のどぶろくらしい。)をちびちび飲みながら列にならんでいたらすっかり酔ってしまった。
 最近は、なにかと「手作り」という言葉が軽く行きかう。会場に並んでいたものは、食べ物もそうでない物も人の手によってひねり出された物だ。自然というものは、人の意図や手が入らずにあるがままにあるということだろう。だが、人が手で作った物にはそこに作り手の意図や思惑そして技が集約されている。人の手がひねり出した物は人工の物だ。人工の物が人の手で研ぎ澄まされるとそこに芸術が見え隠れしてくる。

 十月十日 歯根破折。
 今朝は八坂公園周回コースを約7キロ走った。膝関節に負荷がかかる。大腿四頭筋の腱に負荷がかかる。
 「前歯のレジン前装金属冠が支台ごと脱離した。」 被せてあった人工の歯が歯根に差し込んであった土台ごととれてしまったのだ。歯根を良く観ると破折線(ヒビが入った線:左写真丸の部分)が見える。痛みがないのでそのまま再装着したが、完全に破折する可能性が大きい。歯根破折はよくあるトラブルだ。
 木根淵病院の入院患者Iさんの義歯にトラブル、訪問診療することになった。下顎の総義歯にテッシュコンデショナーを入れる。

 十月九日 アンパン。
 今朝は八坂公園周回コースを約9キロ走った。久しぶりでかなりゆっくりのペースで走った。
 天然酵母のパン屋さん「ミッシュ」の店主のふじもっちゃんは、かあちゃんのおともだちだ。この「ミッシュ」のアンパンは、かなりうまい。いままで経験したアンパンのなかでは一番だろう。焼き上がってから6時間以内に食べていることもその美味しさに加勢してるかもしれない。とにかくうんまい。アンパンといえばふじもっちゃんのアンパンだな。このアンパンのあんは、あん専門店のなんとかというあん屋さんのあんらしい。さすがに職人ふじもっちゃん、自分のパン生地とぴったり相性の良いあんを詰め込んでいる。相乗効果でうまさが上昇している。腹が減った胃粘膜にうまさが染み渡るぜ。

 昼休みに坂東市小山にある特別養護老人ホーム「ハートフル広侖」さんへ訪問歯科診療に行く。

 十月八日 台風18号。
 木曜日なので休診。台風18号がやってきた。明け方からかなり強く雨が降っていた。雨も風も強くなってきた午前8時ごろ診療室の雨戸を閉めた。午後になると雲が途切れ雨がやんだ。晴れ間も見える。午後4時、相変わらず風は強いが、東の空には雲がなくなった。(左写真)各地で大きな被害が出たようだ。うちは一部で雨漏りが確認されたが、ここでは被害というほどのものはない。

 十月七日 メーロー 。
 日本では、台風を発生順に番号をつけて呼んでいる。台風18号がやってくる。
 アジア11カ国と2地域そしてアメリカ合衆国で作る台風委員会というものがあるらしい。そこで台風に名前をつけるらしいのだが、18号は「メーロー」というらしく、マレーシア語でJasmineのことだそうだ。ハリケーンには女性の名前がつくそうだが、台風は花の名前なのか。?気象庁も台風を番号でなくアジア名でよんでみたらどうかな。
 雲が厚く時々雨が降っているが、風もなく静かな一日だった。嵐の前の静けさか。
 昼休みにグループホーム「なかよし」さんに訪問歯科診療に出かけた。入居されている方の総義歯の調整をした。

 十月六日 ベイキング 。
 昼休みに老健きねぶちさんに訪問歯科診療に出かけた。四人の患者さんの義歯の調整をした。
 かあちゃんがパンを焼いている。アップルパイを焼いている。雨でランニングに出かけないとそのぶん時間ができる。そこで菓子を焼くことになったらしい。

 十月五日 月曜の訪問診療 。
 昼休みに木根淵病院に訪問歯科診療に出かけた。入院中のHさんの総義歯を補修する。
 左写真は、診療室にあるレントゲン撮影装置のコントローラー。右写真は、首都高速から見る都市の明かり。文明は静かに時を重ねて。

 十月四日 COLLATERAL 。
 頭が痛い。おとといから頭が痛い。まだ痛い。加速度がかかると前頭葉あたりが痛い。日曜の朝なのになにもやる気が起きない。仕方がないから9月分のレセプト(診療報酬明細書)の印刷だけはしておこう。診療室に行ってパソコンに仕掛けた。プリンタが自動的に印刷している。時々、神を補給、いや紙を補給してやる。
 鎮痛剤は使わずにいた。うちでごろごろ、DVDを観る。COLLATERAL(巻き添え)先日秋葉原で480円で購入したものだ。ロサンゼルスが臭う、かなり完成度が高い映像だ。ブレードランナーと似てる臭い。ロサンゼルスはそういう街なのかな。行ったことないけど、...。

 十月三日 器。
 まだゴルフの時に使ったところの筋肉痛がある。今日もランニング休み。肉体は精神の器だ。精神は肉体を美しく見せるか。
 器は重要である。中にある物の価値を高める。写真は先日笠間で購入した皿(10月1日写真参照)にデパートの食品売り場で購入した押し寿司を盛ったところだ。寿司が、樹脂製のパックのまま出てきたのとはちょっと違うだろう。器が、ただテーブルにあるのとも違う。中にある物が器の価値を高めたりもする。
 器は重要である。この作家の作品はクセがあるのでギャラリーの中にあっても目を引く。好きだ。ついつい購入してしまうので、結果的にうちに何点かの作品が収集された。しかし、デザイン的におもしろく目を引くのだが、食器としては使いにくいものもある。購入時に慎重に選ぶのだが、使ってみなけりゃわからないこともあるな。だから、食器としては使われずオブジェに成り下がったものもある。食器は、使い勝手が重要だな。

 十月二日 治療の練習。
 小児治療導入プログラムを実施中のKくん、4歳だがなかなか用心深い。他の診療所で治療経験がありその時に不快な思いをしているのだろう。K君のようなケースでは、我々はなかなか信用してもらえない。あせらずじっくり治療導入プログラムを重ねていく。
 あちこち軽く筋肉痛、関節も痛い。ちょっと熱がある。ゴルフ熱か。?今日はランニング休み。

 十月一日 かさまフォレストゴルフクラブ。


 木曜日で休診だ。とても早起き。朝5時45分にうちを出る。常磐高速道路を北に走る。ウイークデイの朝は混むのかい。?滑空するとまではいかない微妙な車間距離で安全運転。予定どうり7時10分に「かさまフォレストゴルフクラブ」に着いた。ナビゲーションシステムがこうちくらっぽいいやがって!細い道を遠回りしてしまった。ナビゲーションシステムを頼らなければ、たぶん15分早く着いたな。でも、インコース 7時40分スタートには余裕で間に合って三十球練習することができた。朝早いのはマイッタが、中学の同級生7人でゴルフを楽しんだ。コスト11,500円+α(昼食,キャディ付き) 18ホール140以上たたく私はこの仲間以外とは一緒にプレイできない。気さくな仲間たちに感謝。!
 笠間に行ったら、やっぱり「ギャラリー門」に寄る。(右写真) 皿を一枚買っちゃった。
 つくば市に戻ってスタバでカフェモカを楽しみながらノートパソコンで原稿を書いたり、住所録の整理をする。このノートパソコンのバッテリー駆動時間は長くて良い、実用的だ使える。これにして良かった。
 食品売り場で夕食を調達して、土浦で次男を回収して帰宅するつもりだったが、彼は体調不良でバスで早く帰ったと連絡が入った。今日はみんなそろって夕食になる。 もう十月!、のはじめの一日が終わる。


二〇〇九年 十月  デンタ日記


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