二〇〇七年 十一月  デンタ日記   >home/待合室
十一月三十日 レジン床義歯。
 Rさんの上下顎総義歯が、蝋義歯(歯肉部分を蝋で形作ったもの)段階まで出来上がった。硬質レジン人工歯(樹脂製の人工歯)が組み込んである。口の粘膜に当たる部分を義歯の床(しょう)という。この床がレジン(樹脂)でできていればレジン床(れじんしょう)と呼んでいる。義歯をレジンで作るとすべて健康保険の給付対象になる。Rさんの義歯もすべて保険でできる。
 Rさんの蝋義歯を試しに装着していただいた。見た目もかみ合わせも良好なので仕上げをして次回装着予定だ。
 今朝は、八坂公園を5.01キロ走った。
 

十一月二十九日 陶材焼付け前装金属冠。
 I さんの左上犬歯のメタルボンド(陶材焼付け前装金属冠の俗称)が出来上がりました。意図的に色むらを付けて自然な歯に見えるように工夫してあります。色形そして透明感のある仕上がりです。自然の歯にとても近い感じできれいに出来上がりました。写真は、模型上で製作作業が終わった時のものです。歯茎にも調和した形のメタルボンドを作るためにピンク色の樹脂材料で歯茎の形態も模型にしてあります。メタルボンドは健康保険の給付対象外なので自費診療になります。 今日は、休診日だが、関根剛先生の矯正治療相談会があった。 今朝は、八坂公園を7.01キロ走った。

十一月二十八日 金属支台。
  今朝は、八坂公園を5.63キロ走った。
 左下第一大臼歯に金属支台を作る。
 今日の昼は、三歳児検診のため岩井医療センターに1時半から3時まで出張する。今日の対象者は47名ぐらいで全員来場したので大変だった。

十一月二十七日 老健きねぶちさん。
 今朝は、八坂公園を5.08キロ走った。
 今日は、老健きねぶちさんに訪問診療だ。Gさんの義歯がなかなか合わない。

十一月二十六日 車椅子。
 今朝は、八坂公園を7.31キロ走った。
 昼休みにハートフル広侖さんに訪問診療。患者さんの状態に対応したいろいろなタイプの車椅子がある。

十一月二十五日 日曜日。
 今朝ランニングに出かけるため玄関をでると沈む月が目に入った。 八坂公園を9.57キロ走った。久しぶりに10キロ走った。10キロ以上走らなければマラソンの練習にはならない。

十一月二十四日 タイヤキの三ツ星。
 将門ハーフマラソン以後ランニングを休止していた。まだ、ちょっと腰が痛いのだが、今朝からランニング再開し八坂公園を4.5キロ走った。背筋の筋トレもやっている。
 かあちゃんが、四谷の「わかば」のタイヤキを買って来た。19日に「ミシュランガイド」東京版が発表されたが、「わかば」のタイヤキは三ツ星だろう。

十一月二十三日 坂東市健康祭り。
 坂東市岩井中央公民館で「健康祭り」が催された。歯科医師会でも検診や相談を実施した。私も午前中に歯科医師会のコーナーに詰めていたのだが、来場者が多くて、一時間しゃべりっぱなしで少し声がかれてしまった。

十一月二十二日 Mさんの総義歯。
 木曜日だが、診療した。
 10月16日から診療を開始したMさんの新しい総義歯が出来上がった。(左側写真)。初診のときにMさんが使用していた義歯(右側写真)くらべ大きく厚く作ってあるが、Mさんの口の中にすっぽり収まり安定して機能するようになっている。装着していただき試しに塩せんべいを食べていただいた。良好である。装着後の顔の形もMさんの満足行くものであった。私もほっとする。

十一月二十一日 ランニングシューズの交換。
 このランニングシューズで1500キロぐらい走っただろうか。靴底がかなり磨り減って弾力もなくなってきたので同じモデルの新品に乗り換えた。左右の靴底がほぼ同じ形に磨り減っている。セミオーダーした中敷の効果が出ている。新しいシューズも同じモデルなのでオーダーした中敷はそのまま使用できる。
 靴底以外はいたんでいないし軽くて履き心地がいいので良く清掃して診療中に履く靴にした。

十一月二十日 駐車場から玄関へ。
 久しぶりに来院された患者さんが、駐車場の様子が変わっていることに驚く。

十一月十九日 三ツ星。
 格付け本と言われている「ミシュランガイド」東京版が発表された。三ツ星、二つ星、一つ星、ミュシュランガイドに掲載されている、掲載されていない。世のンレストラには、5つのランクがあるらしい。 ミシュランのランク付けは、あくまでフランス人のためなのかな。 私は、私の三ツ星を探したい。
 かあちゃんが、アップルパイを焼いている。目標は近江屋洋菓子店のアップルパイだそうだ。17日の写真参照。 見た目はカナリ似ている。

十一月十八日 庭を耕す。
 今日は次男が水海道中学校で英検を受ける。車で送迎した。待ってる時間に6キロほど走った。久しぶりにランニングをしたが、ちょっとつらい。体の中の走るシステムをはじめから再構築しないとだめだな。地道にがんばろう。
 かあちゃんが、庭の小菜園を小型テーラーで耕す。初めてテーラーを扱たのでエンジン始動やクラッチ操作に手こずっている。 が、10分も格闘したら手馴れてきた。苦労してもさすがにマンノで耕すよりも早いだろう。

十一月十七日 近江屋洋菓子店のアップルパイ。
 神田淡路町にある近江屋洋菓子店のアップルパイ。パイ生地にリンゴがびっしり詰まっている。リンゴの味と食感が生きている。昔(昭和30年代に)食べたことがあるような素朴な味だが、なんかうまい。かあちゃんはこんなアップルパイを焼きたいらしい。このアップルパイが目標だそうだ。

十一月十六日 ちりとてちん。
 庭に並べたレンガの目地に蒔いた芝の種が芽吹いて芝が伸びてきた。西洋芝だというがどんな芝だい?。何か種を蒔く。芽が出て伸びる。楽しいものだな。
 生きていたら何かをする。心地の良いこと心地の悪いこと、何かをする。何もしないでは生きられない。なくことわらうこと何かをしねけりゃいきられない。なにかをしたことが何かの種になっているのか、後から何かがやってくる。いいことわるいこと、自分が蒔いた種だろう。
 ちりとてちん。
 毎朝、一回笑って、一回泣かされる。この作品、なかなかやるじゃん。NHK。

十一月十五日 Celeronのダウングレード。
 パソコンの基幹部品は、マザーボード、CPU、メモリー、ハードデスク、ビデオカード、などだ。故障してパソコンが起動しなくなるとすっきり気持ちよく故障なのだが、...起動するが、時々リセットが掛かる、..ハングアップして動作が止まってしまう、...動くが時に不具合がでるような、..そこそこ動いてしまう故障は厄介だ。部品の故障なのか、ソフトウエアの不良なのか特定できないからだ。私は検査機器やテストプログラムを持っていない。試行錯誤して経験とカンで故障箇所を特定するのでとても時間が掛かる。この時間のかかる故障箇所の検証も楽しみの一つなのだが、...。
 今日も挙動不審のパソコンを修理する。マザーボードの不良と診断され、かなり古いマザーボードと入れ替える。その結果今までのインテル社製のCPUセレロン800Mhz(左写真)が動かないので533Mhzのセレロンにダウングレードする。パソコンの動作速度は遅くなるが安定動作が第一で、私にストレスがたまらない。

十一月十四日 Compaq PROLINA 4/33s。
 Compaq社製のパソコンPROLINA 4/33sを捨てた。CPUにIntel486SXを搭載していて動作周波数33mhzで動いている。壊れていないのだが、さすがに今となっては使い道がない。でも、やっぱりもったいないのでマザーボードは保存することにした。電源ユニット、CPU、メモリー、ハードデスク、サウンドカード、モデムなど壊れていない部品を保存する。結局、壊れているフロッピーデスクドライブと外枠ケースのみを捨てることにした。外枠にジャンパーピンの設定表が貼ってあるのでデジカメで撮影して記録した。(写真)。
 本当は、もう使い道がないパソコンも全てとっておきたいのだが、うちにはそのスペースがない。

十一月十三日 火曜日は老健きねぶち。
 今日は老健きねぶちさんに訪問診療だ。Gさんの義歯の調整をする。

十一月十二日  エナメル質の透明感。
 歯の表層のエナメル質は水分がほとんど含まれず98%が無機質の結晶構造だ。光が透過しやすい構造なので前歯の先端では透明感が強く透けて見える。
 左の写真は硬質レジン前装冠、自然の歯に似せて歯の先端を透明感を強くして作ってある。

 そういえば昨日、いわい将門まらそんでじゃんけんを勝ち抜いてホノルルマラソンに招待されたのは、親戚のヒデキ君だった。(右写真:招待ランナーのチバチャンと一緒に)

十一月十一日 悲しいレース。
 今日は、いわい将門ハーフマラソンの日だ。午前7時半会場に行って受付を済ませていったん自宅に戻り暖かい部屋でストレッチング。9時半に会場に戻りスタートまでの待ち時間をウォーミングアップで軽くランニング。恒例のスタート前記念写真。(上段左写真)スタート地点に陣取る「平らの小次郎将門」。(上段右写真)スタートから激しい雨が降り出しました。スタートから300mで自宅前を通過します。自宅診療所前で次男が撮影してくれました。余裕で笑顔です。(中断写真)ゲストランナーの「チバチャン」としばし一緒に走る。チバチャンはメインストリートを通過しただけでメイン会場に戻ったようだ。(下段左写真)ホノルルマラソン招待の抽選会。(下段右写真)ハーフ完走者でじゃんけんに勝ち残るとホノルルマラソンに招待される。残念ながら私は今年もじゃんけんに負けた。
 これまでのレースで最悪のコンデションでスタートした。雨降りなのもさることながら10月17日に腰を痛めてから今日まで走ってない。腰はまだ少し痛い。一昨日あたりから風邪を引いたらしく昨日はすごい頭痛だった。抗生剤と鎮痛剤を服用していた。昨日まで出場をためらっていたのだが、昨夜に出ることに決めた。制限時間内に完走することを目標に出場を決めた。10キロまでは、これまでどうり走ることができたが、それ以後はペースがどんどん落ちて体が冷えてきた。腰は大丈夫だが、足が動かない。足がどんどん冷たくなってすごく悲しい。こんな悲しい思いをするのは久しぶりだ。こんな悲しいのになぜ走るのだろう。たぶん、そこにゴールがあるからに違いない。ゴールの無いレースは、とても悲しくてエントリーできないだろうな。だから人生にもやっぱりゴールがある。人生のゴールって、...やっぱり死ぬことだろう。「武士道とは死ぬことと見つけたり。」てなことを言った人が居たが、..今日は、同意できる。てなことを考えながら、ゴールを目指す。17キロ地点を過ぎたら足が冷え切って感覚が麻痺してきた。ちょっとやばい。時々とまってマッサージするけど効果はないよ。私は、走ってるつもりなのに前方で歩いている人に追いつけない。これまた悲しかったね。19キロ地点で残り時間が19分ぐらいしかない。これから下り坂だ。でも足が動かない。悲しかった。目標は2時間27分だったか、終わってみると3分早くゴールできた。私は偉い

十一月十日 パソコン一台。
 故障したパソコンから正確に動作する部品を寄せ集めてパソコンを一台組み上げる。今日も一台完成した。屋根裏に無数にあるパソコン部品の動作確認をしながら、ついでにパソコンを組み上げている。動作しないパソコン部品を思い切って捨てるためだ。マゾムが、ただのゴミになる。

十一月九日 総義歯模型の咬合器装着。
 総義歯を作るための上下の顎の模型だ。咬みあわせをシュミレートする咬合器という装置に装着する。

十一月八日 BIOS。
 ベーシクインプトオアウトプットシステムを略してBIOSというのだが、パソコンの構成部品の動作環境を整えて機能させる基本的なシステムだ。どのパソコンにも必ず組み込んである。そのBIOSをアップデートした。最新のものに入れ替えるのだが、最新といっても99年8月3日だ。うちでは化石のようなパソコンがごろごろ転がっていておおかた現役だ。

十一月七日 医療安全会議。
 午後の診療を一部休診にして医療安全会議を行った。

十一月六日 将門煎餅。
 毎週火曜日は、老健きねぶちさんに訪問診療だ。Gさんの総義歯の微調整をしている。いつもは、柔らかい塩煎餅をテストフードにしているのだが、うっかり在庫切れなので老健きねぶちさんでちょっとお煎餅を拝借したのだが、さすがに将門煎餅は硬すぎて総義歯ではうまく噛めないようだ。
 将門煎餅は、うまい。でもちょっと硬すぎて、総義歯のテストフードとしては不向きだな。

十一月五日 ススキのゆれる日。
 かあちゃんが、駐車場の隅に植えたススキが揺れている。ユーカリの木もずいぶんそだった。

十一月四日 もったいない、パソコン一台。
 このパソコンは、常総市の田んぼのなかの道端に捨て置かれていたものだ。他の家電品といっしょに不法投棄されていた。もったいないので回収しておいた。驚くことに故障個所はなかった。ハードデスクも生きていて物理フォーマットをした様子も無い。データは消去してあるが、その気になれば復活もできるだろう。でもその風体から中学生のおもちゃだった様子なので復活できるであろうデータには興味ない。中学生が貼り付けたであろうアニメキャラのシールをはがし樹脂製のフロントパネルを剥ぎ取りサンドペーパーで磨き上げて再塗装した。インテル810というチップセットが搭載されていてCPUセレロン400Mhz、メモリー64MB、ハードデスク8GB、発売当時としては中程度の性能のパソコンだ。内部も部品を全部はずして清掃し動作確認しながら組み上げてWindows98をインスツールした。そこそこのスピードで動く。音が静かなので音楽専用パソコンにでもしようかな。パソコンを見るともったいなくて捨て置けない。

十一月三日 マゾムと文化の日。
 今日は、次男の学校のスポーツデーなのでイベントを見学に行った。(左側写真)
 ところで、マゾムを知っているだろうか。マゾム(Mathom)とは、J.R.R.トールキンが書いた「指輪物語」に出てくる架空の種族であるホビットの習慣として、溜め込まれた「捨てるに捨てられないガラクタ」を指して用いられた言葉である。映画では出てこないが、原作にはホビットの風習が克明に描かれている。
 うちの屋根裏は、マゾムでいっぱいになっている。(右側写真)ほとんどはパソコン関連品だが、重みで天井が抜けそうなのでいいかげんに整理して捨てなければ...。捨てるとそれらはマゾムでなくなるのか?。
 文化の日、そんなことを考えながら屋根裏に上がる。今日は母の命日、「いつまでもこどもみたいなことをしてるんじゃないよ。」といってるだろう。

 

十一月二日 金属床(きんぞくしょう)義歯。
 義歯の粘膜に当たる部分を義歯床(ぎししょう)という。この床がレジン(樹脂)でできていればレジン床(れじんしょう:写真B)、金属でできていれば金属床(きんぞくしょう:写真A)と呼んでいるのだが、金属で床を作ることで薄くできるし熱が伝わりやすいので食事が心地良いといわれている。Uさんの上顎の金属床義歯が完成した。(左側写真) レービンブレード人工歯が組み込んである。義歯に名前が入ってる。
 かあちゃんが、チョコレートとりんごの菓子を焼いた。(右写真)

十一月一日 整形外科。
 今朝は、先々週の腰激痛の後遺症か?、まだ腰が痛いので状況を専門医に診てもらうために整形外科を受診する。レントゲン画像では、骨の損傷はみあたらないらしい。椎間板が加齢的に少し変化が見られるらしい。今いたいのは骨盤にまとわりつく筋肉の痛みのようだ。先生のご説明に良くうなずける。なんとなくそう感じていたとおりのご説明だったからだ。自分の体の状況は、自分が一番良く感じることができる。しかし、専門医の裏づけを取っておくことも重要でさらなる安心を得られる。
 子どもの頃から体が硬いのでストレッチングはおっくうだった。しかし、体が硬いと椎間板に負荷が掛かるらしい。これまでもストレッチングが重要だと感じていたが、そのとうりだった。ランニング練習、走る前の十分なストレッチングが重要だな。
 さて、先月分のレセプト(診療報酬明細書の作成)もしなくちゃ。

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