二〇〇六年 八月  デンタ日記
八月三十一日 綿棒でカウント
 今朝は、八坂公園の木陰の周回コースを10周した。10キロ以上は走ったと思うのだがどうだろう。周回コースでは何周走ったかわからなくなってしまうのでベンチに綿棒を1本づつ置いてカウントする。早朝の八坂公園ではヲオーキングしてる人が多い。

八月三十日 歯科訪問診療
 今朝はちょっと疲れてる。日曜のハーフマラソン練習がこたえているようだ。ジョギングサボっちゃった。明日はがんばろう。
 水曜日は老健きねぶちさんに歯科訪問診療です。今日は初めて診る人が三人です。まずよく話を聞いて義歯のどこに何に不満を感じているか探ります。

八月二十九日 Aちゃんのねこちゃん
  Aちゃんが、猫のぬいぐるみ「ねこちゃん」といっしょに診療室にやってきた。担当のスタッフと治療の練習をした。前回よりもわずかに進展して距離がちじまっただろうか。
 しかし、私とは、微妙な距離を保つAちゃんであった。受け入れるでもなく完全に拒否するでもなくAちゃんの距離のとりかたは絶妙である。この距離が縮まるのはいつのことだろうか。

八月二十八日 無口蓋総義歯
 朝から気温が上がってる。昨日の疲れも出ている。八坂公園の木陰を軽く走ってジョギングはおしまい。
 Kさんの上顎の義歯は無口蓋の総義歯だった。口蓋部を大きくえぐっているのでU字形をしている。舌の動きを妨げず装着感が良い。しかし、安定性に欠けるのが難点だ。Kさんの総義歯は装着感を優先して無口蓋義歯にしたのだが、...。製作後一時は良好だったのだが、3ヶ月経過したら緩くなって食事のときに落ちてしまう。仕方なしに口蓋を付けて修理することになった。はじめから口蓋を付ければ良かったトホホ。

八月二十七日 イチジクと巨峰のパイ
 今朝は曇りで気温はさほど上がっていない。久しぶりにいわい将門ハーフマラソンの擬似コースを走った。ハーフ(21キロ)を走っても足が痛くならなかった。ちょっとランニングフォームを変えたのとチューニング中のランニングシューズがいい感じになったからだろう。シューズをワンサイズ上にして中敷をいれた。靴底や中敷を削って自分で調整している。走ってみて少し削る、繰り返して微調整してきた。いい調子でハーフのレースににも使えそうだ。このシューズのチューニングは終了だな。
 かあちゃんが、イチジクと巨峰のパイを焼いた。もちょっと甘くても良いかな。

八月二十六日 歯石が見えた。
 
 Kさんは、今まで歯ブラシの使い方を教わったことがない。歯石除去などの歯周病治療をしたこともないそうだ。初診の日には下の前歯の周囲歯肉が赤く腫れていました。Kさんにとにかく自己流でいいから今までよりも熱心に歯磨きしてもらいました。今までと違って「歯周病を治す」という意識を持って歯磨きしていただきました。左はそれから一週間後のKさんの前歯の写真です。歯ぐきの腫れが治まって歯に付いている歯石が見えるようになっています。健康意識を持って歯磨きすることには大きな効果があるのです。
 今朝はちょっと雨降り。ジョギングサボっちゃった。土曜日はなぜかうきうき。

八月二十五日 国民健康保険
 会社に勤務している人とその家族は会社の健康保険組合に、公務員の人とその家族は共済会の健康保険に加入している。それ以外の人(たとえば、農業、林業、商業など自営業の人、自営の職人さんなど)は国民健康保険に加入している。..加入しなければならない。元気なときは人を助ける。困ったときは助けてもらう。制度の本質をみんな良く理解してほしいな。
 坂東市国保運営協議会に出席のため午後は一部休診にした。

 写真は、わがやの初代デジカメ、SONY DSC-F1。私のもとで長年活躍したが、さすがに古い。現役を退いて久しい。我が家では使い道がなさそうなのでヤフーオークションに出品することにした。

八月二十四日 特製スポーツドリンクのボトルを盗む男
 木曜日で休診だ。今日も朝から暑そうだな。八坂公園の木陰を16周ジョギングした。周回数を忘れてしまうので綿棒を使ってカウントした。周回コース上のベンチに置いた特製スポーツドリンクのボトルを盗まれた。盗んだ奴は自転車に乗った身長160cmぐらい短髪髭づらの30代の男だ。男の乗った自転車の荷物かごに私のボトルが入っていた。その言動振る舞いからドラックを常習してるかもしれない。ので、盗んだことをとがめなかった。(ベンチにボトルを放置した私に非がないわけでもない。)
 平穏な日常には、常に何らかのリスクが潜んでいる。真昼のまぶしい公園の中も例外ではない。写真は八坂公園内の400メートルトラック。

八月二十三日 三歳児歯科検診
 1時30分から3歳児歯科検診の当番なので岩井保健医療センターに出かけた。猿島町と岩井市が合併してしばらくたつが市民サービスの現場が良く動くにはまだまだすり合わせが必要なのだろう。たとえば、3歳児検診であれば検診の意義に立ち返り3歳児の健康維持増進に必要なことを優先してすり合わせしていくのがスジダヨね。そういえば、私も現場の一人だっけ.。自分の立場も忘れてしまいそうな暑い夏の日。写真は八坂神社拝殿。

八月二十二日 あたらしい義歯
 Mさんの新しい義歯が出来上がった。Mさんにとっては二度めの義歯製作でこれまでよりも早くなじんで使いこなしてくれるでしょう。天候のせいだろうテストフードの塩せんべいが数日で湿気を吸ってしまう。

八月二十一日 ねこちゃん
 Aちゃんは、いつも子猫のぬいぐるみ「ねこちゃん」を連れて診療室にやってくる。治療の練習をしている間もねこちゃんを抱っこしたままだ。治療の練習はなかなか進展しないのだが、あせらずのんびりやっていこう。
 ねこちゃんが待合室の子供用椅子に座っているところを写真に撮った。

八月二十日 ドッジボール大会
 今日は日曜日だ。八坂公園運動場で小学校対抗のドッジボール大会が開催されている。こどもたちも付き添いの父母も楽しそうだ。私は木陰のランニングコースを5周した。 

八月十九日 月下のUFO
 最近、新守谷駅に長男を迎えに行く事が多い。駅前のロータリーに車を止めてボーっと月を眺めていたら、...UFOの編隊が月下に停止している。思わず写真に撮った。
 なんちゃって、...UFOに見えるのは駅前の街灯です。

八月十八日 ブルーべりーのパイ
 いっぱいブルーベリーが手に入った。ばあちゃんが持ってきてくれたらしい。かあちゃんがブルーベリーのパイを焼いている。きれいに焼きあがったパイは、ばあちゃんちに行っちゃった。これはあまった材料で作った半端物らしい。(かあちゃんが、写真にタダシガキをいれといてとか言っている。)

八月十七日 木曜日のタルト
 イチジクとリンゴのカスタードタルトをかあちゃんが焼いた。

八月十六日 もとなが・さだまさ
 元永定正(もとなが・さだまさ)は、1922年に三重県で生まれ、具体美術をはじめモダンアートの世界で国際的に活躍している画家です。 うちの診療室にある面白い絵、みんながかならず 「これはなに?」 と尋ねるおもしろい絵の作者は元永定正氏です。 「いろ・かたち・せん・ことばとあそぶ 元永定正の創作の世界」 練馬区立美術館の特別展を見に行きました。TXと山手線西武線を乗り継いで中村橋まで。
 十数年ぶりで池袋でお茶を飲んだ。ケーキはうまかったのだが、店のあわただしく騒々しい雰囲気には、なじめない。学生の時にはよく来た街なのに、なじめなくなったのは、私が歳をとったせいだろうか。池袋、秋葉原、銀座、それぞれの街にそれぞれの機能とそれぞれの雰囲気がある。それぞれを感じることができるのは私が歳を重ねたせいだろう。

八月十五日 終戦
 小泉さんが靖国神社に参拝した。あの日、二郎(実父)は何を考えたりしてたんだろうと思う。どうでもいいことなのだが、。私が小さいころはそこここに敗戦の匂いがのこっていたものだ。もうどうでもいいことなのだろうか。
 私は、おとといのハーフマラソンがこたえて疲れがでてきた今日は筋肉が硬くなって走れない。一応いつもの五キロコースを歩きながら走る。午後からノートパソコンを物色しにTXに乗って秋葉原に行った。秋葉原といえば「九州じゃんがら」ラーメン。食べて帰ってきた。

八月十四日 トリケラトプスの丘
 朝から暑くなってとても強い日差しの下を走る気にはなれない。八坂公園の木陰を縫うように自分で設定した一周1.3キロのコースを四周した。途中でデジカメの接写レンズを落として紛失したが、同じコースを走っていたかあちゃんに拾われて無事戻ってきた。
 この公園にトリケラトプスやテラノザウルスが居る。こどもっちの遊具なのだが、...それで、この公園の俗称は「いわいの怪獣公園」子供たちに人気の場所だ。

八月十三日 稲穂が揺れている。
 久しぶりにいわい将門ハーフマラソンのコースを走ってみる。田んぼの稲に稲穂が付いている。今年の作柄は良いらしい。「今年はうんまい米が取れそうだ。」と義父が話している。さすがに21キロまったり走ると足と腰が痛くなる。

八月十二日 転ばぬ先のバックアップ。
 私のメインノートパソコンが壊れた。ハードデスクの不具合か?。人には「転ばぬ先のバックアップ!」などと言うのだが、...最近、このノートパソコンのバックアップとっていなかったのでどうしよう。
  もう三年ぐらい使ってるからHDDが壊れたんだよな。HDD交換しようと分解したら、なんとロジックボードの故障だった。完全にお陀仏だ。HDDは生きているからデータは無事だからラッキーなのだが、...ノートパソコンを新調しなければならない。どうしようか。

八月十一日 デジカメというメカ。
 壊れたデジカメの記念写真。購入価格分の働きはしてくれたな。ご苦労であった。壊れたデジカメはヤフーオークションに出品する。部品取りに購入する人がいるからだ。究極のリサイクルになる。そしてまた同じ機種型番の中古品(多分3千円ぐらい)をヤフオクで買って補充するつもりだが、最近のデジカメの高性能ぶりはすごいのでちょっと新機種購入をそそられるが、2万5千円の出費はどうだろうか。それに同じ機種型番ならマニュアルを読まずにすぐ使いこなせる。

八月十日 携帯つきデジカメ?、
 今日は休診日だ。5キロを走ってから、シャワーを浴びる。理容室で散髪しすっきり。帰り道にゴルフ練習場に寄って一汗かいた。シャワーを浴びてのんびり。
 中古で購入したデジカメが左の写真を撮影した直後に壊れた。 デジカメはお手軽だ。気軽に写真を撮影できる。身近になったものだ。だから写真撮影のセンスが光る。美的感性を磨くためにいつもデジカメを携帯しているのだが、いっそのことデジカメに携帯電話機能が付いていたら便利なのにと思う。

八月九日 フレンチで、
 グラニテ、ヴィネグレット、ポワレ、ブランマンジェ、アングレーズソース、ナージュ、フランス料理のメニュウに書かれたフランス語は意味不明でなにもイメージできない。(私は、フランス語を知らないのだから当たり前!。)だからどんなものがサーブされてくるかわからない。それもフレンチのひとつの楽しみなのだが..。(和食の献立表なら何が出てくるかだいたいイメージできる。)わからないことはサーブしてくれる人に聞いてみる。たとえば「この黄色い食材はなに?」丁寧に教えてくれるものだ。
 仏蘭西懐石「ふじもと」のメニューでフランス語の復習をしているせっかく教わったことを忘れてしまいそう。今日は台風が通過中で雨だ。

八月八日 優勝ということ
 昨日、来院した患者のWさんは、TVチャンピョン大工選手権2006で優勝した「篠原工務店」の大工さんだ。TVチャンピョン大工選手権のことはよく知らないが、優勝ということは凄い。チームに腕利きの面々がそろっているのだろう。
 「大工」という仕事は肉体的に大変な仕事だと思う。体力のある人だけが歳をとっても大工を続けているような印象を受ける。腕に覚えのある人は、それだけで年金を持っているようなものだ。元気で仕事ができるうちはいつまでも収入が確保できるわけだから。Wさんも健康に気を使って何時までもその「優勝の腕」を振るってほしい。 まずは歯を大事にしてね。

八月七日 アール・ブリュット
 次男が小学4年のときの保護者会で、彼らがクラスメートを互いに描いた絵を見る機会があった。教室の廊下に掲示してあったのだ。私はT君の力強い作品に感動した。彼の描いたクラスメートの顔は画用紙からはみ出すほどの迫力だった。T君はダウン症だ。
 アール・ブリュットとは「生の芸術」と訳されるフランス語で、画家のジャン・デュビュッフェが1945年に提唱した概念です。美術教育を受けていない人たち(多くの場合、知的障害や精神障害をかかえる人たち。)が抑えることができない自らの内なる感情に突き動かされて製作した作品を言い、見るものに純粋な感動を呼び起こす芸術として、現在も大きな注目を集めている。
 「秋山俊也 日光アール・ブリュット 創造の根源を求めて」 昨日行った日光美術館での特別展だ。日光在住の秋山氏は自閉症にともなう知的障害に認定されている。私は、展示作品の半分を見たころ作者はどんな人と興味をもった。このパンフレット(左写真)を読むまでアール・ブリュットのことも秋山氏のこともまったく知らなかったのです。作品から感情のほとばしりを感じた。

八月六日 第1回 日光杉並木マラソン大会
 今日は、いよいよ日光杉並木マラソンの日です。五時三十分ごろに家を出発しました。昨年は、今市し主催の杉並木マラソンだったが、市町村合併により今年から新日光市の主催となり第1回の大会となった。増田明美さんがゲストで一緒に走る。(写真上段右)
 スタートは八時四五分です。いつものスタート前の記念写真を撮る。(写真上段左) コースは昨年とまったく同じ、高低差80mのコースで折り返し点までは下り、折り返し点からゴールまでは上りです。知ってるコースはレースマネイジメントしやすい。今年は記録を狙った。事前にウォーターローデングカーボンローデングを十分にした。(ここ一年で用語を覚えてますますアスリートっぽくなった。)とにかく折り返し点まではハイペースでとばして帰りはできるだけペースを落とさず帰ってくる予定でレースに臨んだ。給水もしないで時間を節約する。折り返し点(5キロ)まで20分で到達した。下り坂とはいえすごいハイペース、さすがに後半はへばってとくに8キロ地点からは足を前に運ぶのがやっとの状態だった。歩くともう走れなくなってしまうので止まらないように止まらないようになんとかゴールまで踏ん張った。ゴール直後の記念写真(下段左)を撮った。今年は53分40秒で昨年より10分記録を縮めることができた。われながらすごい。今回は、かあちゃんに3分ぐらいの差をつけて勝った。足のトラブルもなくまずまずのレースだったかな。
 一休みしてとにかく風呂へ、国道119号線沿いの日光温泉浴場に行きました。日光市の運営する温泉浴場で400円で入浴できるのです。さっぱりしたところで日光東照宮近くの仏蘭西懐石「ふじもと」で昼食を楽しみました。のんびりとフランス料理を楽しんだらすごく眠くなってしまいましたね。右下の写真は日光美術館で見た小さな草花「アヤメショウマ」。その後日光美術館でまどろみながら一時間ほど過ごし家に帰ってきました。帰りは眠くて眠くて車を運転するのがとてもつらかった。
 早起きして日光杉並木マラソンレースに参加して日光温泉につかる。仏蘭西懐石「ふじもと」でおいしいもの食べてしばし観光して帰る。毎年、恒例の行事になりそうです。
 さあ!次は地元の「いわい将門ハーフマラソン」だ。ちょっとカッコつけたい。

八月五日 土曜日
 朝から暑い。先週訪れたいわき市スパリゾートハワイアンズあたり(左写真)は岩井よりはすずしいんだろうな。
 今日もストレッチだけだ。明日の日光杉並木マラソンに備えている。

八月四日 歯科訪問診 ハートフル広侖さんのUさん
 朝から暑くなっている。 金曜日の午後にはハートフル広侖さんに歯科訪問診療に出かけます。今日は、Tさんの義歯調整です。テッシュコンデショナーという材料を施して義歯と粘膜の安定を図ります。
 Uさんの義歯の調整をしました。Uさんは義歯完成までご自宅に訪問診療していましたが、デイケアーにハートフルさんに来るようになったのでハートフルさんの医務室で義歯の微調整をしています。なぜか、Uさんは、ご自宅にいる時よりもハートフル広侖さんいる時の方が凛々しく見えます。(左写真) やはり人前に出かけることは適度な緊張を伴うものなのでしょう。

八月三日 ひたちなか市に出張
 今日はひたちなか市文化会館で、茨城県歯科医師会学校歯科委員会が主催する学校歯科保健研修会が開催された。委員の集合時間、9時に間に合うように家を7時に出た。そんなわけで今朝はジョギングしていない。研修会も無事に終わり昼食は「ぬりや」勝田店で鰻を食べた。うわさどうりにとってもうまかった。帰りはひたちなかインターチェンジから高速に入る。(左写真)

八月二日 義歯修理
 先週、Fさんの義歯を修理した。二ヶ月前に左下の犬歯が破折してしまい抜歯になってしまったのだ。傷が治ってきたので義歯を修理した。左が修理後、右が修理前の写真だ。

八月一日 黒米
 炊き上がると赤いのだが、...。ポピュラーな白い飯と比べると、味はそれぞれ。変わったものが食べたい我が家の面々である。
 昨日の疲れが残っている。節々痛いしわずかに筋肉痛がある。でも、心地よい不思議。

    二〇〇六年 八月 デンタ日記 go to top 
    オフィッス 「デンタ・デンタリス」 のウエッブサイト
    "Denta・Dentalis" is the website of OFFICE Denta Dentalis at Iwai Bandou City Ibaraki Prefecture Japan.
Tatsuya Kimura release this page. Since Mon 05 Oct 1998. All Rights Reserved.