二〇〇六年 七月  デンタ日記
七月三十一日 実戦ゴルフ
 サラブレットカントリークラブでゴルフ。九時半スタート。スコアーはきかないで。今年は、ゼクシオのアイアンセットを購入し、ドライバーもテーラーメイドで新しくして、まめに練習場に通い、そこそこショットが安定したと思っていたのだが、甘かったな...。ゴルフ練習場のシュミレーションとコースでの実戦は、まるで別のもののようだ。練習場での練習は無駄でななかったが、今のところ役に立たない。やはりゴルフは実戦だ。コースでスコアメイキングできなければ面白くない。これからはスコアメイキングを意識して練習しなければ..。実戦経験も増やすように努力しよう。
 自衛隊をイラクに派遣したのは実戦経験を得るためなのだろうか。参加した隊員は銃口意識(銃口を何処に向けるか)が変化したという。

 スパリゾートハワイアンズの隣の旅館に泊まって昨夜は宴会だった。宴会飯は腹持ちが悪い。今朝は、五時半ごろ腹が減って目が覚める。旅館の周囲を適当に7キロほど走った。ウォーキングしてるネイテブ人と多数すれ違った。みんな健康のために早朝散歩してるようだ。腹が減ってるので開店したばかりのコンビニでおにぎり購入。究極の四輪駆動ウニモグ(右側写真)と遭遇、実車をはじめてみた。涼しい山間の道を軽く走ったが、汗だくになった。温泉につかってから朝食、みんなとゴルフ場に向かう。

七月三十日 エッシャーの不思議世界
 ひょんなことから、いわき市立美術館(左写真)で「エッシャーの不思議世界」特別展をみた。だれでもどこかで見たことがあるだろう「だまし絵」その作者がオランダを代表する版画家エッシャーだ。Maurits Cornelis Escher 1898-1972。 一人の作者の版画をこれほど大量にいっぺんに観るのははじめてだった。木口木版、板目木版、インクが紙に染み込んだ線、版画の質感が目に染み込む。エッシャーの不思議な世界。 地方の美術館は静かだ。約三時間ほどのんびりと鑑賞できた。
 中学の同級生8人とゴルフをするために福島に来ている。昼食に寄ったいわき市の蟹ピラフレストラン「メヒコ」で「エッシャーの不思議世界」のポスターを見た。

七月二十九日 紫蘇の葉
 今日はスタッフが2人だけになってしまいました。
 庭に生えている紫蘇の葉を患者さんが摘んで帰った。食べるのだろう。うちでは庭に除草剤や殺虫剤を使ってないので食べても安心安全です。私も毎日庭の紫蘇を食べています。

七月二十八日 ハートフル広侖さんに歯科訪問診療
 金曜日の午後にはハートフル広侖さんに歯科訪問診療に出かけます。今日は、Tさん体調がすぐれないのでお休みです。Uさんの義歯の調整をしました。Uさんは先々週までお宅に訪問診療していましたが、デイケアーにハートフルさんに来るようになったのでハートフルさんの医務室で義歯の微調整をしています。テストフードにチョコレートを食べていただきました。が、板チョコが義歯にとっては難しいたべものだと気づきました。はじめは硬く崩れにくい。少し砕けて溶けると粘着性が出て義歯にまとわりつく。(左写真)テストフードにはやわらかいせんべいのようなものが良いですね。

七月二十七日 バイクに乗って
  朝から気温が上がっています。久しぶりにハーフ(21キロ)走るつもりで出かけたのですが、10キロ走ったあたりでくじけてしまいました。気温が28度ぐらいになってたでしょう。一度歩いてしまうと走る気力が失せてしまいその先はなかなか走れないものです。ランニングシューズの調整をしながら20分休んでから3キロを走って帰ってきました。
 午後は久しぶりにバイク(原動機付自転車)に乗って30キロぐらいを一回り、たまに乗らないと乗り方を忘れてしまうからです。左の写真は利根川の河川敷です。先日の増水であちこちゴミが目立ちましたが、視界をさえぎるものがなく野鳥が飛び交い風が心地よくなかなか気持ちが良いところです。右の写真は下総利根大橋から下流方向です。

七月二十六日 午後休診
 朝からすごくいい天気になりましたね。水曜日ですが、午後は水戸出張のため診療を休みました。

七月二十五日 おまんま!
 おまんま。まんまは米を炊いたご飯のことだろうか。転じて食事の意味もあると思うが、。太古から日本では米の生産が生活の基盤だったのだろう。すべては稲作から始まる。米は母なる大地からの乳のようなものか。Ho! mamma!。

七月二十四日 月曜日の朝に突然のネットワークのトラブル
 月曜の朝突然に仕事用ファイルサーバーがネットワークに繋がらない。何でだああよ!トラブルはいつも突然にやってくる。そして、パニックに陥るところだが、サーバーは起動するので診療データにはアクセスできる。サーバーをスタンドアローンで使って午前中をしのいだ。受付とファイルサーバーの間をスタッフみんなが行ったりきたりだったが...。
 午前中に診療しながら考えた。冷静に考え記憶の綾を手繰る。と、金曜日にサーバーのネットワーク関係の設定を変更したのだ。サーバーが再起動された月曜日の朝にその設定が有効になったのだ。原因がわかれば復旧はいとも簡単だ。やはり冷静に考える時間があればパニックに陥らないのだろう。
 私が始めてパソコンを購入したのは20年前だが、当時はこれほど安く早く安全なコンピュータを複数台ネットワークでつないで使うなんて想像もできなかったな。
 Fさんの前歯は、約30年前に先端が折れたので金属冠をかぶせたのです。当時は他にうまい方法がなかったのですね。(左側写真)金属冠を外して光重合レジン(合成樹脂)で修復しました。(右側写真)。ここ30年の間に高分子化学が発展し歯科治療用のさまざまな樹脂材料が開発され改良されました。今では光を当てると固まり歯に接着する歯と同じ色でとても使い易く安全な歯科材料となりました。歯の破折の治療も使う材料でだいぶ印象が変わりますね。新しい材料や治療器具の出現は歯の治療方法はもちろん治療方針もかわってくるのです。私が、まだ歯科学生だったころ(30年前)に世にでたレジン(合成樹脂)材料ですが、当時はとっても使いづらい材料でした。こんなに良い材料になるとは想像もできませんでした。

七月二十三日 蓮の花
 日曜日です。晴れたり曇ったりの天気です。昨日21キロ走ったので今日はさすがに足腰が痛い2キロ走ってジョギング終わりにしました。2キロ走っただけでも心拍数があがり血が回り汗が出て気持ち良いのです。晴れ間が見えたので八坂公園に散歩に出かけました。蓮の花がきれいです。
 水道ポンプの防水工事をしたり、壊れたパソコンを修理したりして半日が過ぎました。子供たちは塾通いで夕食に家族がみんなそろうことが少なくなりました。今夜はめずらしく長男とかあちゃんと私の三人で食事に出かけました。

七月二十二日 有給休暇
 土曜日ですが、スタッフがそろって有給休暇をとってくれたので私も休みです。おかげさまでのんびりしています。
 5キロは足だけで走れます。10キロ走るには腰を入れないと走れません。ハーフは全身で走るつもりでなければ完走できません。久しぶりに将門ハーフマラソンのコースを走りました。21キロ完走しましたが、超ゆっくりのペースで二時間以上かかりました。やっぱり足が痛くなってしまいます。ランニングシューズを調整すれば何とかなるのかな。この足の痛み。16キロ地点で記念写真を撮った。いつもこのへんから足が痛くなってしまう。

七月二十一日 五十年後
 こんなに長く日記のようなものを書き続けたのは生まれて初めてだ。ほぼ毎日、シャッターを押しつまらん写真を撮り続けているのも生まれて初めてだ。文と写真の内容は、他者にはつまらない物だろう。そして、自分自身にとっても、とてもつまらない物なのだ。しかし、つまらない文と写真をある期間をとおして診るとその時の自分の体調や心調が見えてくる。日記というのは、そもそも自分を分析する資料なのかもしれない。淡々とありのままに記述しシャッターを押すのがいい。50年後にこれを見て読む自分を思いながらせっせとつまらない写真を撮り文を書こう。五十年後はまだ百三歳だ。
 昨日、水戸からの帰り常磐高速道路上り線を走行中に左手遠くに明るく輝く建造物が見えた。方角から推察するとTX守谷駅舎(左写真)ではないかと思うのだが、どうだんべ。

七月二十日 ちょっと晴れ間
 毎朝雨でここ三日間ランニングしていない。さて今朝は曇りだが、雨は落ちていないので久しぶりに走りに出た。ハーフ(21キロ)ぐらくぃ走りたいが、今日はしなくちゃいけないことがたくさんあるので時間がない。一時間ぐらい走って帰ってきた。12キロぐらい走っただろうか。
 家の周りの雑草が伸びてかなり目立つ。今日は何としても刈り払わなければならない。少し雨が降っているがやってしまう。八坂公園の人工池を散歩する。蓮の花が綺麗だ。蓮の蕾の上に黄色い蜘蛛が居た。(左写真)初めて見た。尻に人面が見える。な何という蜘蛛なんだい。ついでにザリガニを数匹捕獲して帰る。水槽で鑑賞のために飼育するのだ。ザリガニの脱皮はとても興味深い。あなたはザリガニの脱皮を見たことがあるか。(ここに、ザリガニの脱皮ムービーあり。)
 午後からは茨城県歯科医師会学校歯科委員会の会合で水戸に出張だ。雲の切れ間から少し陽射が見える。水戸からの帰りかあちゃんんと待ち合わせて守谷で夕食をとる。塾帰りの長男を新守谷駅まで回収に行って今日ももうすぐ終わりだ。一日はあっという間に終わってしまう。

七月十九日 雨の水曜日
 あさから雨です。某企業の健康保険組合では、昼休みの歯磨き率をあげるために9万人の全社員(組合員)に歯磨きセット(ブラシ。コップ、歯磨き剤)を無償配布した。費用は9千万円掛かったが、歯磨き率が15%上昇し歯磨き実施による予防効果で一億9千万円の歯科医療費が少なくなったという。 健康被害を回避することは稼ぎと同じだということを認識すべきだよね。そういえば、母もよく「寝るのも稼ぎのうちだ。」とよく言っていたものだ。
 写真は、Fちゃんの治療の練習をしているところです。はじめにスタッフ一人が治療器具で遊ぶように練習しますが、治療をしているわけではありません。。今日は二回目なので、初回よりもずいぶん診療器具に慣れてきました。(左写真) おかあさんが傍で励ましていますね。Fちゃんとおかあさんはしっかりと手を繋いでいます。たいせつな事ですね。最後に私とちょっと遊んで終わりにしました。(右側写真)練習段階では治療をするわけではありませんから私は「添え物」のような存在です。

七月十八日 雨の火曜日
 あさから雨です。西日本では連日の大雨で大変そうです。
 Uさんのお宅に訪問診療です。新しい義歯ができあがりました。治療をするときはいつも写真のように食事をするときと同じ姿勢で行います。テストフードを食べていただきました。痛いところはなさそうですね。ご本人も前の義歯よりよい感じだし慣れたら大丈夫だろうとおっしゃっていました。慣れるまでは一回に口に含む食べ物の量をこれまでの半分ぐらいにしていただきたいです。新しい義歯をうまく使いこなしていただきたいですね。

七月十七日 雨のうみのひ
 あさから雨です。この雨じゃ今日は走れないな。10時ごろからかあちゃんと銀座に出かけた。いつのまにか西銀座デパートの角の交差点にアートのような壁が出現。この壁は建設中のビル工事現場を囲う塀の一部です。さすが銀座です。

七月十六日 日曜日
 ひまわりには青い夏の空がにあうのだが、今日は曇り空で時折小雨が降る。でも、すごく蒸し暑くて湿度が高いだろう。蒸し暑いと汗が蒸発しないから体温が上がる。夜も熟睡できないので体力を消耗しているのだろうか、12キロ走るのが精一杯だった。今日は、久しぶりに21キロ走ってみようと思ってたのに...。

七月十五日 土曜日のすごい暑さ と 金冠の再利用。
 朝からすごく暑いですね。午前七時半を過ぎるともう気温は27度ぐらいになっていて日差しも強くいつもの五キロをランニングして帰ってくると、もう汗だくになってます。昼にはものすごい暑さで真夏日になりました。どこかでは38度ぐらいになったそうです。
 Aさんの新しい総義歯が出来上がりました。右上犬歯と側切歯に金冠が入っていますが、Aさんが以前に使っていた義歯から取り外して再利用しました。カラットの高い金を使ってあるので磨き上げれば新品と同じ輝きです。義歯に埋め込む装飾用の金冠は再利用できますよ。捨てないでね。

七月十四日 金曜日の雷雨
 金曜日の午後にはハートフル広侖さんに歯科訪問診療に出かけます。今日は、Tさんの下顎義歯の修理です。とりあえずこの義歯を修理して食事ができるようにしなければなりません。修理後にテッシュコンデショナーを施して義歯の安定を図ります。なんとかテストフードをたべられるようにして診療を終わりにしました。
 訪問診療から戻るころ空が曇ってきて遠くの空に稲妻が見えます。まもなくすごい雨になりました。

七月十三日 泣きたいくらい悲しい
 蒸し暑い今日のような日は、これから10キロ走ろうとするとぞっとする。21キロなんあてとんでもないさ今日は10キロで止めておこう。たまんねえな、苦しくて。もう1キロも走ったら汗だくでたまんねえな。走っているときは、なきたいくらい、悲しいほどつらい時もあるのにまた次の日は走りたくなってしまうのはなぜだろうか。
 10キロ以上走ると自分が良くわかる。体が落ち込んでいるときは、足腰に痛みが出る。気持ちが落ち込んでいるときは、走る気がおきない。なんだかんだ言い訳を見つけて(どこも痛くないのに)走るのを止めようとする。今日は、体が落ち込んでいるようだ。どこも痛くはならなかったが、筋肉が硬くなって早く動かないのだ。とってもゆっくりのペースで10キロ走った。
 気持ちも体も落ち込んでいるときがある。何もしないで休んでしまうとますます落ち込んでしまう。そんなときは走る距離を短くしてとにかく毎日走る。ストレッチを日に何回も十分にする。すると、そのうち気持ちも体も回復するのさ。とにかく体を動かして血を回す。そのうちなんmんとかなるものさ。
 なぜか最近義歯の症例が多い。5台ある咬合器が全部稼動している。

七月十二日 歯科訪問診療 老健きねぶち
 老健きねぶちさんに入居しているYさんの新しい総義歯が出来上がった。口元の印象がすごく変わった。Yさんも私もうれしい。約5分間強くかみ締めていただいたが特に痛くなるようなところはなかった。テストフード(ジェリー菓子)を食べていただいて噛めることを確認し今日の診療を終わりにした。Yさんの義歯は比較的易しいケースだった。でも、まだ数回は微調整をしなければならない。
 午後はスタッフ会議をした。みな率直な意見を提供してくれて会議は活発だ。頼もしい。すごく蒸し暑い日が続いて大変だけどがんばってくれ。

七月十一日 歯科訪問診療 Uさん
 Uさんのお宅で蝋義歯の試適をおこなった。唇とあわせてみるとかみ合わせの面が斜めにずれているように見える。でも顔とあわせてみるとずれていないのです。Uさんの口元の印象がよくなりましたね。来週には新しい義歯が完成します。

七月十日 オーダーメイドスポーツマウスガード
 コンタクトスポーツ(体が触れ合う激しいスポーツ)のプレーヤーはオーダーメイドスポーツマウスガードを是非使ってほしい。思わぬ口の周囲の怪我を防ぐことができる。前歯が折れたり抜けてしまったら大変だ。マウスガードを紹介した本(左写真)を購入し待合室の本棚においてある。参考にしていただきたい。

七月九日 月夜
 新守谷駅前のロータリーで撮影した写真の街燈の右横に写っている明るい丸は月だ。月がやけに明るい、蒸し暑いのに上空の空気は澄んでいるのだろうか。

七月八日 歯石
 約12年ぶりにF君が来院した。成人して仕事もしているのでFさんですね。Fさんは歯が丈夫で歯並びも良い。永久歯が生えそろってからの学校歯科検診ではいつも「虫歯なし」だったらしい。上手に歯磨きできなくても虫歯にならない得な体質である。しかし、Fさんは、下の前歯についた「歯石」が気になって来院したのだ。大量に付着してしまった歯石を除去して的確な歯ブラシの使い方、口腔衛生管理の方法を身につければ数週間後には輝く歯と歯ぐきに戻ることになるでしょう。
 往々にして虫歯になりにくい得な体質の人は、歯医者に来る回数が少ないので的確な歯ブラシの使い方を教わる機会がない。口腔衛生管理の具体的な方法を身につける機会がない。歯石を取る機会がない。そして、歯周病年齢に達してひどい状態に進行した手遅れの歯周病になってからやっと気づいて歯医者に来る。でも、もう手遅れなので多くの歯を失うのである。Fさんは、歯周病年齢に達する前に、自分自身で異常に気づいて来院したのだ。とてもうれしい。
 心当たりのある人、歯石がいっぱいついている人、すぐ歯医者に行こう。
 あのミサイル7発の合計金額は72億円だそうだ。何かの資料をもとに誰かが計算したらしい。すごい金額だね。
 

七月七日 たなばたの水漏れ
 今日は七夕だ。若者たちは恋をしなければいけないので大変だね。遠距離恋愛ともなれば、さらに大変なことだろう。そして、配偶者をゲットしなくちゃいけないことを考えると身の毛のよだつような大変さだ。なんてことを考えながらいつもの五キロを走った。
 仕事始めに診療室にいってみるとたなばただっていうのに技工室の床が水浸しじゃないかい。どっから水漏れてんのか? 流しの下に潜って見るとフレキシブルパイプが腐食して裂けてる。(写真) とりあえず診療終わるまで止水して、診療後にヨークタウンのホーマックで部品を購入して交換した。
 曇り空で天の川も見えない。胸が張り裂けそうな恋をすることたあもうなさそうだな。さびしいような安心感。

七月六日 木曜には同峰公園で
 今朝は曇り空、雨が降りそうだ。つくば市の同峰公園には一周1.5キロのランニングコースがある。つくばに出かけたついでにこのランニングコースを3周と少し走った。クッション性の高い路面なので走りやすく滑りにくいので路面がぬれていても安心だ。 
 コースに変な鳥が居たよ。(写真)何という鳥だい?いったいこいつは。

七月五日 ミサイル7発!
 今朝はミサイルが発射された。ミサイルは一発いくらなんだろう。7000万円ぐらいかな。二段式の射程の長いやつは一億円以上するんじゃないかな。誰かあのミサイルの価格を知ってますか? 常識では、価格に見合うだけの効果があるので実施することになったのでしょうね。でも私の常識が役に立たない事象なのかもしれません。 スペースシャトルの打ち上げも成功したのだがこちらは影が薄いですね。 どちらにも大きな影響を受けずに私の歯科訪問診療は実施されます。
 今日は、老健きねぶちさんに入居中のYさんのロウ義歯試適です。人工の歯を蝋で作ったベースに並べたものを蝋義歯といいます。これを患者さんの口に装着して具合を試します。大丈夫そうなら蝋の部分を樹脂材料レジンに置き換えて仕上げをします。
 ミサイル7発のお金で上下一組の総義歯が8000組ぐらいできるかな。?

七月四日 咬合器というシュミレーター 
 咬合器は、顎の動きを再現するシュミレーターのことだ。精度の高い物は、思わず「ナンダイこれ!」と言ってしまうほどの凄い機械だが、もっとも簡単なものは「ただの蝶番じゃないの。」といいたくなるような代物だ。とにかく少しでも顎の動きをシュミレートしていれば咬合器と呼ぶのだが、私はその中間よりちょっと下ぐらいの物を使っている。顎関節などの動きを平均的な日本人の数値に合わせた物だ。これで作った義歯でも患者さんに使ってもらいながら微調整することで噛める義歯を作ることができる。
 今日は、訪問診療しているUさんの治療が、新しい義歯を作るための模型を咬合器に装着するところまですすんだ。(上段左写真)いよいよ新しい義歯を作る工程に入ったのだ。旧義歯の上下のかみ合わせの位置はとことんずれている。(上段右写真)これじゃうまく噛めないよね。模型にすると上下顎の粘膜の形が立体的に全容を把握できるので義歯を作る難易度がわかる。Uさんの口は総義歯を作るのには難しい形だ。(下段写真)上顎、下顎とも歯医者が「泣きたくなるようなやな形」をしている。できれば避けて通りたい症例だな。

七月三日 モチベーション
 今朝は5キロ走った。天候のせいもあり「毎日5キロ走るお約束」が破られてしまうことが多い。毎日走らないと走る体が失せてしまう。そればかりか走らないと何tなく焦燥感を抱くのだ。積み上げてきたものが崩れ去る恐怖からだろうか。天候や体調のこともお約束破りの要素だが、「走る気分が整わない」ということでジョギングをサボってしまう日も多い。モチベーションを常にあげていくことは難しい。すべて自己管理するわけだからさらに難しい。モチベーションを下げるのも上げるのも自分自身なのだから。
 Sさんの右上小臼歯にメタルボンド(陶材焼付け前装金属冠の俗称)が入りました。(左写真) 金属表面に陶器と同じ材質が約1200度の高温で焼き付けてあります。自然歯の色調そして透明感のある仕上がりで自然の歯にとても近い感じできれいに出来上がりました。歯茎にも調和した形の前装金属冠を作るためにピンク色の樹脂材料で歯茎の形態も模型にしてあります。

七月二日 レセプト
 診療報酬請求明細書を作ることをレセプトをするというのだが、朝からレセプトをしている。あさから時々雨の降る天気だが、午後からは晴れ間もありとても蒸し暑くなった。夕方5キロほど走った。気温はだいぶ下がっているのだろうが走るとかなり熱くなる。汗がいっぱい出て気持ちいい。
 先週、うちの北側道路のノリが崩れてきたので市役所の道路管理課に伝えて補修してもらった。(写真)

七月一日 土曜日の朝は土砂降り
 朝は、土砂降りの雨だったのでジョギングをはしょった。でも昼から晴れてきましたね。今日も暑いです。
 先日、Sさんの左下第一小臼歯の歯根が割れてしまった。歯根が破折し割れてしまったら多くの場合抜歯せざるをえない。残念なことである。上下大臼歯がほとんどなくなってしまった患者さんが、小臼歯でも何とか噛むことができるので義歯を作らずに、あるいは作ったが使わずに放置している場合がある。すると残された小臼歯に多大な咀嚼力がかかって破折してしまうことがある。

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