My PC9801 BA2 story.
Once upon a time, there was a personal computers, NEC PC9801 series for the general Japanese. It was easier to speak Japanese than othere.
I have been using this series for over 10 years. This time I will revive PC9801.
Latest update : 20210912
   老後の楽しみに保管していたNECのPC98シリーズが4台ある。たしか2000年ごろだと記憶してるが、4台とも保管前に整備してOSをインスツールして稼働状態を確認して保管した。それから一度も通電していない。2021年3月にチェックしてみると4台中2台はOSが立ち上がった。残り2台は起動しない。起動チェック音もしない。BIOSもたちあがらない。この2台は、稼働部品を抽出して残りは廃棄だね。
 起動した2台は、マザーボードの形状からPC9801BA2とPC9801BA2である。どちらも筐体の一部がなくなっていたりCD-ROMドライブに不具合があったりする。この2台を整備することにした。手持ちのNECのPCB98シリーズはこの2台だけになってしまった。今後も稼働状態で保存したい。動態保存だな。なんか蒸気機関車みたいだな。
  PC9801BA2
 PC9801BAⅡの筐体をフルタワーに!A story of a fusion of my PC9801BA2 and a fossil PC / AT type full tower housing.

  PC9801シリーズのの筐体は、横向きでデスクの上に置いてその上にブラウン管式のモニターを載っけて使うことを想定している。シリーズ最後にタワー型がリリースされるまでこのスタイルだった。この筐体は拡張性がない。HDD、CD-ROM、FDDを1基づつ入れたらもういっぱいだ。そもそもPC98シリーズにおいては周辺機器は内蔵するのではなく外付けするのが基本だったからだろう。そこで、このBA2整備するついでにBA2をフルタワー型パソコンに改造してしまう。

 左側左列画像 : PC98シリーズのマザーボード、形状からPC9801BA2と特定する。
 左側右列画像 : 載っていたCPUは、電圧レギュレータを挟んでインテル486DX4100Mhzです。このマザーボードのソケットではペンテアムオーバードライブは載らない。

 このフルタワーパソコン筐体は1999年頃に秋葉原のジャンクショップで5.25インチFDDと電源付きで100円で購入したもの。当時は、マザーボードも小型化されて内蔵するハードディスクの容量も大きくなり、多機能デバイスが多くなって内蔵するストレージの数も少なくてすむようになったからだろうミドルタワーやミニタワーに人気が移った。フルタワーは大きなごみだったのかもしれない。高さは58cmで重い。改造してATX規格のマザーボードを入れて使っていた。ケース外蓋と樹脂製フロントマスクがあったがすでに廃棄されてる。
 これに、PC9801BA2のマザーボードの取り付けネジ穴位置にタップでネジを切って組み込もうと考えていたが、2個の筐体を並べて思案しているとPC98の筐体がフルタワーよりちょと小さい。5インチベイと干渉するところを切り取ればスッポリ入る寸法だ。そこで、BA2の筐体をフルタワーにまるごとねじ込むことにした。

 左側左列画像 : フルタワーの筐体、アクセスできる5インテベイ6基ある。
 左側右列画像 : PC9801BA2の筐体を入れてみた。3.5インチのハードディスクマウンタをとりあえず2箇所作る。

  PC9801BA2の筐体が、フルタワーの筐体と干渉する部位を切り取って仮組してみる。電源の位置がマザーボード上から別の位置になったのでコネクタにアクセスしやすく今後のメインテナンス上も便利そうだ。しかし、電源ケーブルを延長しなければならなくなった。

 左側左列画像 : 干渉部位を切断除去してフルタワーの筐体にPC9801BA2の筐体がスッポリ入るようにした。電源の位置が大幅に変わったので電源ケーブルを延長する改造をおこなった。
 左側右列画像 : PC9801BA2のマザーボード上IDE40ピンコネクタにIDE→CFカード変換アダプタを刺して使ってみる。専用電源ケーブルを自作した。

 PC9801BA2のCバスにSCSI拡張ボードを組み込んでいる。このSCSIボードには内部コネクタがあるのでケーブルを筐体内を取り回すことにする。
 

 左側左列画像 : 搭載するデバイスを選んで仮組した状態で接続してそれぞれを動作チェックする。
 左側右列画像 : メモリースロットが2基あるが、1つ目は上限4MBでそれ以上のメモリを刺しても認識しない。2つ目のスロットには制限がないようだ。

 フロッピーデスクドライブの位置も大幅に変わったのでケーブルの長さが足りなくなった。延長して改造した。キャデー式のCD-ROMドライブなんて使い勝手が悪いからトレー式に入れ替えたもんだ。壊れてないもんだからはずしたまま保管してたんだね。3基とも生きていた。なんか、懐かしくってあえて不便なそれを使おうとしている。

 左側左列画像 : FDDケーブルを自作する。
 左側右列画像 : 3.5インチFDD1基を搭載予定。

 筐体改造の結果としてフロントからアクセスできる5インチベイが6基、隠れた3.5インチのHDDマウンタを3基を有するフルタワーパソコンになる。拡張性は十分だ。PC98のオリジナル電源に加えて250W程度のAT電源を補助電源として連動するようにした。多数のデバイスを搭載しても電力をまかなえるだろう。
 基幹部品を仮に組み込んでみる。デバイスの使い勝手を配慮した搭載位置やケーブルの取り回しメインテナンス時の空間の確保や冷却などを検討する。
 配線や金属片などによる短絡をチェックして、仮組状態で起動してみる。うごきますね。


 PC9801BA2専用フルタワー筐体 The full tower housing for my PC9801BA2 that I made by myself.
 
 PC9801BA2のメモリースロット 
 
PC9801BA2のIDEポート NEC PC9801BA2 IDE port, like a labyrinth ,
 PC9801BA2のマザーボード上右側に3基のコネクタが並んでいる。シルク印刷 P10 がフロッピーディスクのポート、P14、P15 がIDEポートです。このIDEを普通のIDEと考えてそれぞれにマスタースレーブのデバイスを計4個のデバイスを繋いだら動かない。どれも認識しないかもしれない。 このIDEポートはNECの独自規格のコントローラで擬似的にIDEデバイスを認識できるようにしたものらしい。

P14(仮にセカンダリーポートと呼ぶ)
P15(仮にプライマリーポートと呼ぶ) 

プライマリーポートには、HDDをつなぐ。ジャンパーピンでマスターとスレーブに設定した2本のHDDが認識される。セカンダリーポートに同じ様にHDDをつないでもマスターに設定した1だけが認識される。
セカンダリーポートには、CD-ROMドライブを繋ぐ。必ずジャンパーピンをマスターに設定してつなぐ。スレーブ設定のCD-ROMドライブは認識されない。

上記の方法で最大3基のIDEデバイスが接続できる。他の配置では、システムリカバリ時にもドライブレターの並び順等でトラブルになるだろう。

 
PC9801BA2のSCSIボード SCSI expansion board for NEC PC9801BA2 on C bus.
  PC98シリーズは、Cバスといわれる拡張バススロットがそなわる。ISAでもなくE-ISAでもなくVLでもなくPCIでもなく独自の規格だからこれらに互換性もないし形状も異なる。今となってはすべてがレトロなPC98シリーズだから今持ってる部品が安定して機能すれば良い。遅くてもかまわない安定して動いてほしいね。
 ということで、このXa10のCバスにささっていたSCSI拡張ボードを検証する。しまい込む前はしっかりうごいていたんだが、..。
 
 
 
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