NEC9800シリーズ 
  初めて買ったNECのパソコンPC8800は25万円もしたのだが、業務に使えるようなしろものではなく、いや業務に使えるようなソフトがなかった。今思うと、 ワクワクして面白くパソコンがどんなものか知ることはできたがそれ以上のことはなかったように思える。高価なおもちゃだった。na!
 PC9800VMだったよね。本格的に業務に使えたのは。ワープロソフトで依頼された原稿をかいたり、配布文書を作成したり、年賀状を作ったり、住所録を作ったりした。会計ソフト初代「弥生」、これ8万円もしたが、二台の五インチフロッピーデスクドライブを駆使して会計処理も行った。このVMが歴代パソコンの中で最も長い間業務を担って来た。
 こんなこともやっていた。1998年にアップした記事が残っていた。今、振り返って見ると我がしたことながら、笑っちゃうし恥ずかしいな。PC98シリーズには内部にハードディスクを増設したりする拡張性がない。そもそも周辺機器は、外付けで機能拡張するのがあたりまえだった。パソコンケースも2万円と高価だったのでケースを自作した。というよりヤグラを組んで部品を固定しただけの幼稚なものである。以下、当時(Wed, 17 Jun 1998)の記事そのまま掲載する。



月着陸船 NEC 9801VX

こんなもの作ってどうする?

 プラットホーム (うちのみんなには月着陸船と呼ばせている。) フロントマスクは確かにNEC9801VXのものである。しかしその本体はL字鉄支柱により組まれたプラットホームである。4個の車輪により移動がたやすく、メインテナンスしやすいよう設計されている。5インチFDDが見えるがベゼルだけのダミーである。本来ファイルサーバー用ケースとして設計されたが現在M/Bは入っていない。巨大なSCSI機器のプラットホームになっている。ベビーATサイズのM/BとSCSIのHDDが7本はいる。まだまだ余裕がある。オープンエアーで放熱に問題がない。
 アポロ月着陸船に搭載されていたコンピュータのスペックは9801VXあたりとおなじっだったそうだが。

次のパーツが配置されている。

  • シンクタップ=画面左側に見える。PC本体と周辺機器の電源を連動させるためのパーツ
  • 8ポートハブ=画面後ろに見える。LANを組むためのパーツ。10baseTのケーブルがここに集まってくる。
  • 電源(1)=画面左前に見える。普通のPC/AT電源である。M/Bにも供給できる。
  • 電源(2)=周辺機器用の電源。写真では見えないが電源(1)の横にある。VXの取り外し品である。
  • CD-ROMドライブ=フロントマスク5インチベイ下段に見える。SCSI接続。2倍速。
  • HDD=5インチベイ上段のFDDはダミーである。その中にSCSIのHDD240MBがある。
  • 大型ファン=後方右側に大型クーリングファンが見える。100v駆動である。
  • HDD=クーリングファンの下にSCSIのHDD用ベイが3本用意されている。


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