特別擁護老人ホーム「ハートフル広侖」における訪問歯科診療
特別養護老人ホーム「ハートフル広侖」における訪問歯科診療   歯科医師 木村達哉    >home/待合室

 岩井市小山にある特別養護老人ホーム「ハートフル広侖」さんの看護室をお借りして入居者の方やデイケアに訪れる方の歯科診療をおこなっています。
 この看護室にはオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)や酸素吸入の設備があります。しかし歯科の診療器具はありませんので必要なものは事前に滅菌したものを準備して持参します。
 最も多いのは義歯の修理です。患者さんの身体運動の状況が許せば義歯の新製作もおこないます。
 左の画像はアルジネート印象を移送のために湿箱に入れているところです。「ハートフル広侖」さんと木村歯科医院の距離は車で8分ぐらいなので印象を採得した場合は湿箱に入れて移送して診療室で石膏模型を制作します。


抜歯をした後に義歯修理をしてさらに新しい義歯を製作した方の例

 下顎前歯を抜歯したので義歯を修理しています。
修理した義歯を用いて新しく作る義歯の印象(型を採ること。)をしています。
 完成した新しい義歯です。
 患者さんに新しい義歯を装着したところです。
 新しくした義歯に適応するのは身体が健常な方でもとても難しく努力のいることです。特別擁護老人ホームなどに入居者されている方やデイケアに訪れる方の多くは健常な方に比べて義歯に適応するまで時間がかかります。義歯の不具合をうまく表現できなかったりご自分で義歯の清掃や管理が難しい方もいらっしゃるので特別な配慮が必要です。
 総義歯の場合は診療室で診療する時と同じクオリテーで義歯を製作することが可能です。
 でも義歯を装着してからのリハビリや調整がとても大変ですね。
 特別養護老人ホームなどに入居されている方、病院に入院されている方、またご自宅で療養中の方、歯科医院に通院することが困難でお困りの場合にはかかりつけの歯科医院に訪問診療の相談をしてみましょう。 ひごろからかかりつけ歯科医院で定期検診を受けておくことも大切なことですね。

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