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1.はじめに |
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「歯科用レントゲンフィルム」
レントゲンフィルムを観るためにビューワーにはってあります。小さいから見えにくいですね。説明を受ける時は遠慮なく近くに寄って見ましょう。 |
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一般の歯科診療所においてもよくレントゲン写真を撮ります。正確な診断、治療方針の決定に不可欠だからです。私は、撮影したレントゲン写真の結果内容知りえたことを患者さんにできるだけ詳しく説明しています。でも、歯科用レントゲンフィルムが小さいこと、患者さんが歯科レントゲンフィルムを見慣れていないことなどさまざまな理由で患者さんが短時間にすべてを理解するのが難しいのではないかと思います。そこで、このページで歯科用レントゲンフィルムを観るコツを解説しようと思います。予備知識を得て見れば、歯科診療室で歯科医が示したあなたのレントゲンフィルムが、また違ったものに見えるかも知れません。
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2.歯科用レントゲン写真の種類 |
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| 歯科レントゲン装置 |
一般の歯科診療所におけるレントゲン撮影は、デンタルレントゲン装置をもちいた口内法です。X線室で、「はい、このフィルムを指で押さえてくださいね。」という経験がある方も多いのではないでしょうか。デンタルとオクルーザルとは、フィルムの大きさの違いで撮影方法は同じです。一方、顔や顎全体を撮影する方法、パノラマとセファロは撮影装置の違いです。おのずとフィルムの大きさその目的も異なります。 |
デンタル (1歯〜4歯ぐらいの範囲を撮影する撮影法で最もポピュラーな写真です。)
- オクルーザル (デンタルより少し大きなフィルムを使って広い範囲を撮影します。)
- パノラマ (口の中にフィルムを入れずに外から顎全体を写します。)
- セファロ (歯科矯正治療規格写真撮影法で診断に使用します。)
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3.あなたのレントゲン写真を観る |
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| 「歯科用レントゲンフィルムの観かた。」 |
小さいから見えにくいですね。指に挟んで明るいところにかざして見ます。フイルムの周囲から観察をはじめ注意深く観て渦を巻くように中心に視点をゆっくり移動しながら観察します。最後に、歯科医が指し示したところを観るようにしましょう。
短時間におこなうのは、結構難しいですよ。この画像で練習してみましょうよ。 |
Intel i387"SX"N80387SX-33のレントゲン写真。指につまんで明かりにかざして見ている。CPUのレントゲン写真を撮った。
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私の診療所ではデンタルレントゲン装置によるX線画像診断を多用しています。と、いうか、現在はデンタルレントゲン装置しかありません。撮影したレントゲンフィルムは、その結果を患者さんにできるだけ詳しく説明しています。
さあ!あなたもレントゲンフィルムを手にとって観て見ましょう。フィルムが小さいので明るいところにかざしてしっかり観てください。手に取れないときは、しっかり焦点が合うところまで近づいて見ましょう。目の悪い方も時間をかければしっかり観ることができるでしょうね。
レントゲン写真をモニターに拡大して見せてくれる歯科医もいます。せっかくのチャンスですからあなたのレントゲン写真を隅々までしっかり見せていただきましょう。(残念ながら私のところには拡大装置がありません。)
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4.抜歯された親知らずと院長の右手の指 |
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「フィルム自動現像機」
レントゲンフィルムは白黒写真フィルムと同じです。撮影後、現像定着水洗処理をします。コレは三行程の処理を自動的にする装置です。だから、ブロウニュー版やライカ版の白黒フィルムも現像することができますよ。 |
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「抜歯された親知らずのレントゲン写真」
エナメル質、象牙質、歯髄の構造が分かる。エナメル質のくぼみは虫歯になっているところです。 |
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レントゲンが、彼の発見したX線を用いて実験室の中で妻の左手のレントゲン写真を世界で初めて撮影したのは1895年12月22日であった。
X線は、体の筋肉、粘膜、皮膚など柔らかい部分を透過し、骨や歯などでは一部が遮断されます。遮断されずに透過したX線がフィルムに到達し感光します。X線の通った道筋でX線が遮断された量によってフィルム上に白黒の濃淡がつくわけです。これがレントゲン写真の原理ですね。フィルム上では、X線が全部透過する何もないところは真っ黒に、X線が全部遮断される金属などは真っ白に写ります。
左の写真は、抜歯した親知らずを持つ私の右手のレントゲン写真です。指の外形や指の骨や関節の様子も分かりますね。歯は骨よりも白く写っています。歯が骨よりもX線を透過しにくいこと、つまり歯が骨よりも緻密で硬いことを示しています。エナメル質は特に白くX線が透過しにくい緻密なカルシウムの結晶構造であることが分かります。 |
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